YS Journal アメリカからの雑感

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6 コメント

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節電もよいもの (Drなかがわ)
2011-03-20 22:17:57
節電中の町は、薄暗いと言っても、バンコクほどではない。どこかヨーロッパの町の風情だ。これまでのこうこうとした明るさの方が不自然だったのではと思うほどに、駅構内の液晶表示板がまぶしく見える。なによりほどよい暗さは、家族にとても恋人同士にとっても良い距離を生み出す。今夜は家族で夕食に出かけたが、何となくその距離感の近さが心地よかった。
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Unknown (ysJournal)
2011-03-21 00:04:56
Drなかがわ様
節電中の東京とその近郊の想像が上手く出来ませんが、都会の生活はやはり無理を強いる所が多いのかもしれませんね。
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計画停電が社会活動を変えた! (Drなかがわ)
2011-03-23 16:27:34
2002年から急速に広まった電子カルテシステム。3年前に基幹病院の80%が電子化ペーパーレスを実現させました。しかし、医療機関の閉鎖性から、2006年には実施が計画されていたオンライン化を全く実現できていませんでした。
東北被災地の地方自治体の一部では戸籍の問題が議論されていますが、医療情報も当該地区ではおそらくそのすべてが失われたものと思います。
医療機関自前のサーバー室はどこも総じて1FかBFに設置されていましたから、復旧は相当に困難だと思います。
復旧と伴に生じた新しいハードル、計画停電も医療の現場にさまざまな問題を投げかけています。非常用電源で機能するのは救急・手術に該当するものだけです。またその切替には30-60秒のラグが生じます。
当然、緊急手術以外は控える傾向になりますし、患者自身の行動も右にならえで、外来数、手術数ともに大きな影響が出ています。物流の障害、患者行動の変化(心配で普段なら14日処方の人が60日処方を希望など)で患者数減少だけでなく医薬品在庫に影響が出始めました。
そしてなによりとどめは、若手の医師です。
電子システムになれた彼らは、システムが止まると「ヒト」まで止まってしまうのです。なぜなら彼らは紙カルテを経験したことがないからです。画面の中から治療や検査のセットを選ぶことに馴れ、体重あたりの薬剤料を計算しないでもよい、次回検査時期を画面が教えてくれる。会計も自動計算。の世界でなれた彼らは有事には患者同様に止まります。
かくして計画停電中は外来診療は実際に停電されるかどうかにかかわらず休診となる事態に陥ったのです。
オール電化した人たちの消費電力が原発二基分という試算が今朝ほどアナウンスされていました。
温暖化対策=エコ=原発というステレオタイプに踊らされて、より大きな環境破壊のリスクの片棒を担いでいたことを反省する必要があるようです。
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日本的 (ysJournal)
2011-03-23 18:31:10
Drなかがわ様
地震、雷、火事、親父(これは今回は津波と原発)、危機とは自然災害である事を忘れていた感じですね。

私達は、自然が恵んでくれたつかの間(それでも何十年単位ですけど)の安定した時間で、まれに見る進化を遂げた事を忘れておりました。

コンピューターかとデータ管理、特にサーバーの話は、日本的ですね。

国民背番号制にずっと賛成なのですが、日本ではセキュリティーとかプライバシーとか、本質的に関係無い問題で頓挫しているのをいつも不思議にみておりました。

土壌汚染とか深刻になっているようですので、心配です。
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被災地から (Drなかがわ)
2011-03-23 20:49:50
仙台在住者のFBのコメントから、
暗くなったら眠り、早起きして交代で炊きだしを行い、1週間ぶりの風呂に歓喜するそういう様を知ることができました。寒さをしのぐために身を寄せ合う(ニホンザルの群れみたいですが)その中から新しいネットワークが生まれているようです。
豊かさはいつも手段を目的化させ、人の心を蝕んでいきます。豊かさの頂点(バブル)をはじけてもなお反省せずこの20年を引きずってきた我々に、神がバベルの塔よろしく東北に鉄槌を振り下ろした。もはや関東でそれをしても誰も目覚めようもないから東北を選んだそんな風にエホバの方なら思うのかなと。
備えよ常に。3つの誓い。やっぱりこれですね。
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ヨブ記 (ysJournal)
2011-03-24 09:15:30
Drなかがわ様
因果応報の考え方は、聖書では基本的に否定されています。(但し、聖書の中の神は荒々しい)

ヨブ記を読み返し、不条理(悪い事だけではなく、良い事も)について、考え直してます。
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