YS Journal アメリカからの雑感

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最小パット数賞

2010-07-11 18:52:24 | ゴルフ
昨日はシカゴ会の7月月例会。今年第一回目の5月前半大会で優勝したものの、5月後半は幹事業務でペースが分からず自滅で、先月は欠席であった。先週末は独立記念日だったので一応家族サービスでゴルフはなし、いろんな意味で久しぶりという感じであった。

スコアは、44+38=82とまあまあ。順位賞には絡まなかったのであるが、30パットで、最小パット数賞を今回の優勝者の方と同点受賞した。実は、金曜日に注文していた Tall Face Putter が届き、ぶっつけ本番のデビューだっただけに、うれしい様な、ホッとした様な感覚がある。今回のコースは The Orchards。今年プレーしたコースでは、一番早いグリーンであったので尚更である。

肝心の Tall Face Putter であるが、まだ違和感が残るものの、悪くない。届くと同時にカーペットの上で練習したのだが、最初の何球かは、インパクトの瞬間にファイス開いてしまう感覚があり、打感も頼りない感じであった。ヘッドの軽さとセンターシャフトではないことの影響だと思い、フェイスの上で、ボールを弾ませてスイートスポットを探っていたところ、幅方向の真ん中ではなく、ややネック寄りにあることが分かった。マジックマーカーでその位置にボッチを付けてみた。(下の写真では光ってポッチは見えないのだが、このボール位置でアドレスしている)



ぐっとシャフトに近づいてきてセンターシャフトではない違和感は少なくなった。オフセットには慣れないが、随分と良くなった。スイングウエイトは計ってないのだが、非常に軽くレッドテープを貼る前の Taylormade Rossa Monza Corza と同じ感じなので、レッドテープを買ってきて改造する予定である。

新しいパター入手で、ラウンド前(ラウンド後はもっと確信を持って)には、なぜ、フェイスの厚みが必要なのかを説明しまくっていたので、面目躍如であった。パターの仕上がりはちょっと安物ぽくって、デザイン的にも金属部分が薄いので、「板金加工品」との酷評も頂いたが、当たっているだけに反論出来ない。



ところが、私が十年以上の歳月を経て会得した貴重な認知を、今回同じ組で回ったお二人は、何の考えも無く軽々と超越されていた。

一人は、青木功の様なパッティングスタイルで、ブレードパターのネック側をグリーンに置く様にアドレスし、パットの先を浮かすことで、フェイスの厚みが無くても自然にスイートスポットを高くしていた。ライ角は全然あっていないのであるが、青木功だって、このパッティングスタイルとパンチパーマで、世界中で活躍したので「あり」であろう。(アメリカのゴルフ解説者が、青木のパターを ill-fitted と表現していたのを聞いた事がある)

もう一人は、こちらは完全に、長さ、ライ角とも ill-fitted なのだが、なんとトウ側をグリーン付けて、ネック側を浮かすという青木とは逆のスタイルで、同じ効果をもたらしていた。(こっちの正当性については?)

肝心のプレーの方であるが、出だしでいきなりトリプルとずっこけたのだが、パーが12個あり、ショットがピリッとしない割りには、ショートゲームに支えられてスコアがまとまった。ドライバーがスライス気味なのだが、当り自体は悪くないので大怪我が無かった。バーディパットが5回あるのだが、短いのも入らず結局なし。

後半の38は、パーが8個、ダブルが1つなのだが、ダブルはティショットを右にプッシュして林にいれてロスト、打ち直してのダブルなので、気分的にはパー。前半の8番、9番もパーだったので、11連続パーをとった様な気分だった。来週に繋がりそうだ。

USGA ハンディも0.1下がって8.6。ボチボチ炸裂しても良さそうなのだが。