以前のエントリーで紹介した「バイリンガルー2方向イマージョン教育」(日本語と英語)を行う学校が、ミシガン州リボニア市でチャーター・スクール、Japanese American School of South Eastern Michigan (JASSEM) として、この9月からスタートする事が決定した。
既に連邦政府と州からの出資も決定しており、日本の教育団体からの援助も貰えるそうだ。「バイリンガルー2方向イマージョン教育」を研究している Eastern Michigan 大学の協力も決定しており、一クラス25人に先生が一人なのだが、20人を超える場合は、教育学部の大学院の生徒がアシスタントで入ってくれる話なども進んでいるとの事だった。
先ずは、キンダーガーデン(幼稚園の年長)のみのスタートで、この一期生を頂点として、小学校、中学校まで位の学校を目指しているとの事だ。9月入学の募集は2クラス50名で、イマージョン教育としてバランスが良い50:50から75:25の日本語と英語(もしくは英語と日本語)ネイティブの割合を想定している。但し、チャーター・スクールという事で、偏ったとしても差別する事は出来ず、募集が50名を超えた場合は抽選になるそうだ。どの様な構成になる見通しを聴いてみたが、全く予想出来ないとの事であった。
現在、下の娘が現地校のキンダーを終え、9月からは小学校一年生になるのであるが、11月生まれ(ミシガンは、1月から12月が学年の区切り)なので、ダブらしてこの学校に入れようかと、今年一月の講演会を聴いた時から妻と相談していた。
7月1日の学校説明会に出席したのだが、出席者は、基本的には日本人(駐在と永住)と国際結婚の人々しか出席しておらず、所謂純粋アメリカ人はいなかった。国際結婚の方のなかには家庭の言語が英語になっていると言うコメントをされた方もいたのだが、日本語の子供ばかりになるのではないかと思ったりした。
出席者も少なく(20組位)、50名集まるのかも心配になった。その上、駐在の方の子供が多くなると、帰国等でクラスが小さくなる事も考えられ、小学校低学年までは途中入学を許せたとしても、学年が上がるに連れ難しくなってくると思われる。教育方針は良くてもクラスサイズが小さくなり過ぎて、妙に特殊な環境になるのではないかという懸念もある。
先ずは、キンダーのみ2クラスなので、校長先生などもおらず、先生以外には事務の方が一人だけとの事であった。校舎は、ひまわり幼稚園という私立の日本語幼稚園が入っている建物を共用する事になる。この幼稚園の経営者が、Japanese American School of South Eastern Michigan (JASSEM) の理事の一人(現実には設立の旗ふり役)なので、有る程度、学校としての呈をなすのではないかと思っている。
説明会の最後に、理事の一人である日本滞在経験もあり現在日本語の家庭教師などもしている女性が、自分自身のチャーター・スクール設立(イマージョン教育ではなく、普通の)の経験談をしてくれた。キンダーから開始だという事もあり、少人数で校舎などにも恵まれてなくて、自分を含め他の親御さんも心配であったそうだが、8年経った今では、入学待ちが出るくらい評判の高い学校になっているそうだ。新しい試みでもあるので、心配は分かるが、皆で素晴らしい学校にしていきましょうと力強く結んでいた。
応募は来週から開始との事なので、早急に結論を出す必要があるのだが、現時点では消極的である。理由は次の通り。
1)ダブらせる事への疑問
2)上の娘(現地校では9月から 5th Grade、補習校では4年生)をみていると、それなりにバイリンガルになっているので、わざわざ未知数の学校に入れる必要があるのか、又、現在姉妹で同じ学校に行っているので、別の学校に行かせる事で混乱するのではないかという心配
3)本当に一期生なので、理念とは別に、運営が安定しないのではないかと言う疑問、伝統的な学校の骨組みが経験出来ない事、上下関係を経験出来ないという事
4)クラス規模、構成が始まるまで分からない事
退学や途中編入など細かい疑問もあるので、募集が交付された時点で問い合わせてみて最終結論を出すつもりである。
既に連邦政府と州からの出資も決定しており、日本の教育団体からの援助も貰えるそうだ。「バイリンガルー2方向イマージョン教育」を研究している Eastern Michigan 大学の協力も決定しており、一クラス25人に先生が一人なのだが、20人を超える場合は、教育学部の大学院の生徒がアシスタントで入ってくれる話なども進んでいるとの事だった。
先ずは、キンダーガーデン(幼稚園の年長)のみのスタートで、この一期生を頂点として、小学校、中学校まで位の学校を目指しているとの事だ。9月入学の募集は2クラス50名で、イマージョン教育としてバランスが良い50:50から75:25の日本語と英語(もしくは英語と日本語)ネイティブの割合を想定している。但し、チャーター・スクールという事で、偏ったとしても差別する事は出来ず、募集が50名を超えた場合は抽選になるそうだ。どの様な構成になる見通しを聴いてみたが、全く予想出来ないとの事であった。
現在、下の娘が現地校のキンダーを終え、9月からは小学校一年生になるのであるが、11月生まれ(ミシガンは、1月から12月が学年の区切り)なので、ダブらしてこの学校に入れようかと、今年一月の講演会を聴いた時から妻と相談していた。
7月1日の学校説明会に出席したのだが、出席者は、基本的には日本人(駐在と永住)と国際結婚の人々しか出席しておらず、所謂純粋アメリカ人はいなかった。国際結婚の方のなかには家庭の言語が英語になっていると言うコメントをされた方もいたのだが、日本語の子供ばかりになるのではないかと思ったりした。
出席者も少なく(20組位)、50名集まるのかも心配になった。その上、駐在の方の子供が多くなると、帰国等でクラスが小さくなる事も考えられ、小学校低学年までは途中入学を許せたとしても、学年が上がるに連れ難しくなってくると思われる。教育方針は良くてもクラスサイズが小さくなり過ぎて、妙に特殊な環境になるのではないかという懸念もある。
先ずは、キンダーのみ2クラスなので、校長先生などもおらず、先生以外には事務の方が一人だけとの事であった。校舎は、ひまわり幼稚園という私立の日本語幼稚園が入っている建物を共用する事になる。この幼稚園の経営者が、Japanese American School of South Eastern Michigan (JASSEM) の理事の一人(現実には設立の旗ふり役)なので、有る程度、学校としての呈をなすのではないかと思っている。
説明会の最後に、理事の一人である日本滞在経験もあり現在日本語の家庭教師などもしている女性が、自分自身のチャーター・スクール設立(イマージョン教育ではなく、普通の)の経験談をしてくれた。キンダーから開始だという事もあり、少人数で校舎などにも恵まれてなくて、自分を含め他の親御さんも心配であったそうだが、8年経った今では、入学待ちが出るくらい評判の高い学校になっているそうだ。新しい試みでもあるので、心配は分かるが、皆で素晴らしい学校にしていきましょうと力強く結んでいた。
応募は来週から開始との事なので、早急に結論を出す必要があるのだが、現時点では消極的である。理由は次の通り。
1)ダブらせる事への疑問
2)上の娘(現地校では9月から 5th Grade、補習校では4年生)をみていると、それなりにバイリンガルになっているので、わざわざ未知数の学校に入れる必要があるのか、又、現在姉妹で同じ学校に行っているので、別の学校に行かせる事で混乱するのではないかという心配
3)本当に一期生なので、理念とは別に、運営が安定しないのではないかと言う疑問、伝統的な学校の骨組みが経験出来ない事、上下関係を経験出来ないという事
4)クラス規模、構成が始まるまで分からない事
退学や途中編入など細かい疑問もあるので、募集が交付された時点で問い合わせてみて最終結論を出すつもりである。