犬の散歩

見たこと、聞いたこと、感じたこと、思ったこと

犬の親戚のような人たちが集まった

2017-03-07 08:13:29 | 日記

 3月7日(火)の朝の散歩について

 

 7時25分に犬の散歩に出掛ける。今日は火曜日。

 

 山陰本線を跨ぐアーチ状の橋を渡るコースを歩く。晴れ。

 

 8時に帰着。

 

 

 

 

 

 昨夕の散歩について

 

 4時15分前に犬の散歩に出掛ける。横浜の親戚がリードを持ってくれた。

 

 上天気である。

 

 ハクモクレンの白い蕾がその先端を見せ始めた。他の所の3,4本の木についても同様だ。これから一気に花を咲かせるのだ。ハクモクレンは以前も記したが蕾の時が一番安心して見ておれる。花が開いたらすぐにあちこちが茶色になって落花するのみである。

 

 公園もグラウンドも子供たちが懸命に遊んでいた。特にグラウンドは高校の卒業生だろうか、毎日毎日、サッカーや野球をして遊んでいる。

 

 海岸まで行って戻る。

海は白波が押し寄せていた。そればかりだったらいつか陸地は海洋となり海洋は陸地となるだろう。が、波が打ち寄せているのを見ると必ず引き返す波もあることが分かる。その2つがぶつかっている所がある。変化はあるが、結局、変化はないのだ。

 

 ・・・

 午前11時から家で法事があった。

 だから来客があった訳であるが、犬はそれ程、吠えなかった。私は来客の着用している衣服の色が自分の毛の色と同じなのを見て取って、これは皆、自分の親戚だと思ったのではないかと思った。事実、自分が他家の葬儀や法事に行く時に喪服を着て犬の前に出ると犬は神妙な目つきで私を見詰める。あんたは本当は自分の親戚だったのだろうかというような視線である。

 

 法事の最中、犬はじっとしていた。法事の意味が分かっているかのように。が、犬は2度吠えた。1度は遅れてきた人の車が駐車場に入ってきた時。2度目は郵便配達が来た時。

 

 法事が終わり会食となった。

 犬はこんなに多くの人が集まっているのは珍しいので大喜びだった。犬は集まった数が多い程、嬉しいようだ。

 集まった人たちも犬の大人しさ素直さ優しさ可愛さに感動していた。それは必ず犬に伝わっていると思った。犬は随分満足して誰に向けても愛想を振りまきテーブルの下の客の足元でお座りをし、伏せの姿勢を取り、そして丸まった。

 この犬は動物らしいにおいがしないと言う人がいた。 どんな犬もどんな猫も微かであれ強くであれ動物のにおいがするのにこの犬はにおいがしない。いや、毛に鼻を付けて嗅ぐと貝汁のにおいがする時があると私が言うとみんな笑った。

 毎日、洗ってあげているんじゃろうと言うので、これまで2,3回しか洗ったことがないというとみんな驚いていた。ただ、雨の日でも散歩に行くので犬は全身がずぶ濡れになり家に帰ってバスタオルで全身を拭いてやって乾かすのでそれが洗うことになっているかも知れないと言うと更に驚いたり笑ったりした。

 

 お弁当の内容が余り香りを発しないものだったせいか、或いは犬は余り知らない人に遠慮したのか、特に媚びたり食べ物をねだったりせがんだりしなかった。

 

  ふと、気が付くともう3時間半以上も時間が経っていた。犬についての話が多かったが、その他にも近況や共通の知人についての消息など話が途切れることがなかった。

 そろそろ犬の散歩の時刻ということで散会となった。

 ・・・

 

 高架道路の下を通った時にリードを引っ張り続けている犬を見て、ここでリードを手放すと犬は思う方向に駆け出すだろうかと横浜の親戚に尋ねると、犬は我々から離れないだろうと言った。

 それは実証的に正しいことを私は述べた。実際、そういう状況に陥ったことがあるのだ。そして犬は親戚の答えたように自分の行きたい所に行かずに辺りをうろうろしていたのだ。

 

 4時15分に帰着。