tomatoびより

思いつくままに書いたtomatoのだらだら日記です。

ミステリー2本

2022年05月01日 14時44分59秒 | サマータイムレンダ
先日の朝日新聞で、論説委員のかたが、「私たちはみな『平家』 負けた後をどう生きるか」というタイトルで、アニメの「平家物語」を引き合いに出しての文章が載っていました。

「いまだかつて見たことのない、実に斬新な平家物語に仕上がっている」と、内容だけでなく、その画風も褒めて「淡く、繊細な色使いがとにかく美しい」と書かれていました。

このかたが書いているとおり、好評でしたよね。

アニメの中で琵琶の音が流れるのが、とても新鮮に感じました。

いい作品でしたよね。

もっと早い時間に再放送されることを願っています。


少し前に「時光代理人」という中国のアニメを見ましたが、今は、「サマータイムレンダ」という作品を見ています。

幼なじみの少女の死で、2年ぶりに故郷の島に帰った少年が体験するさまざまな不思議な出来事。

そして、幼なじみの少女は実は他殺なのではないかという疑惑。

ここまで書いただけでドキドキしますが、放送を見ると、もっとドキドキしたり、びっくりしたりする内容です。

「時光代理人」では、トキが写真の中の人物になって過去の世界に入り込むことができたのですが、「サマータイムレンダ」の慎平は、体はそのままで、自分の意識だけが未来や過去に移動するということでしょうか。

「時光代理人」とは、また違った面白さがあります。

1話も2話も、最後のシーンに「えっ!」となりましたが、「時光代理人」と同じですね。

全25話の放送なので、9月まで続き、最後まで描いて完結させるそうです。

これから話がどのように展開していくのか、先が全く読めないので楽しみですね。

内容も素晴らしいのですが、映像がとても綺麗です。

和歌山県の島がモデルになっているそうですが、きっと美しいところなんだろうなと思います。

行ってみたくなるほど、映像が美しいです。

実写化も決まっているそうですが、今後訪れる人が増えることでしょう。




そしてもう1本、「オッドタクシー」も面白いです。

こちらは昨年放送されたものですが、4月から再放送が始まったので、見ています。

平凡なタクシー運転手の日々が描かれているのですが、女子高校生の失踪事件の話が何度も出てきます。

そして、乗車してくる客との対話などから、しだいに事件の真相に近づいていくといった内容でしょうか。

登場人物がすべて動物の姿というのがどうなのかなと思っていましたが、見てみると、あまり気にならないから不思議です。

初めのほうから容疑者が出てきているし、警官もなんか怪しいし、タクシー運転手の小戸川も変だし、友達や看護師さんは危ないことに巻き込まれないのかなとか、どうなっているのか、さっぱり先が読めないところが面白いですね。

映画化もされていて、現在「オッドタクシー・イン・ザ・ウッズ」が公開されています。

結末まで描かれているのかどうかわかりませんが、映画も面白そうですね。