特に注釈の必要がない相場だ。昨日の予想どおりで特に問題はないだろう。軽い押し目もあり得るが利食い的なものであり、適宜買いで対処すればいいはずだ。ドル円、クロス円、ドルストレート(豪ドル・ユーロドル・ポンドドル)など。
高値からの安値の戻り幅で言うと、実は豪ドル円はすでに50パーセントを越えて来ている。それに対してポンド円はまだ38パーセントにも達していない。ユーロ円はその中間である。ということで伸びしろとしては欧州通貨がまさっているが、ポンドが伸びていないのはそれなりの理由もあるのでやや躊躇されるところだ。だだ、P&Fでもポンドの今後の伸びにはすさまじいものがあるはずであり、ファンダメンタルを重視するか、テクニカルを重視するかで視点は異なってくる。自分はポンドは慎重を期してメインではトレードしないが、することを否定するほどでもないと考えている。180円を超える価格も夢ではない。それに賭けるかどうかはおまかせしたい。
金が上下どちらに行くかとまどっているようだ。リスクが極めて軽減されたため、安全資産としての金は下降、しかし、商品としての金は上昇で、迷いがある。しかしながら、結果は上を目指すだろう。基盤のドルの不安感が抜けないはずだからだ。しばらく様子をみたいが大きな下降は、まずはないだろう。
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大変素人の質問なのですが、この度の金融危機で1年前に比べて円は対米ドル、ユーロ、ポンド、豪ドル、スイスフラン、カナダドル、人民元すべての通貨に対して10~20%程度円高になっています。
すなわち最強の通貨のようですが、IMF等の経済見通しの予測では2009、2010と日本が最低の予測となっています。
短期ならわかりますが、中長期において為替が経済見通しと全く逆な理由がよく理解できません。
やまは教授のご意見宜しくお願い致します。
別エントリーに書いてみました。ご趣旨にお答えしているかどうかちょっとわかりませんが、とりあえず御返事までに。
ありがとうございました。