北朝鮮リスクは相変わらずだが、それ以上か同等にトランプのドル安誘導は大きな影響があると思われる。いろいろな政策が行き詰まりを見せているなか、対外強攻策とドル安という手法で乗り切ろうとしているとすれば、FRBの考えはもちろんあるにせよ、今後、金利が上がるスピードは遅くなるはずだ。
ここは、トランプ相場を牽引した金利先高=ドル高の見込みは少少引っ込めて、もう数年はさらに金利低下という見込みを採用していくべきなのかもしれない。テクニカル的にはドル円の更なる下げ、ゴールドの更なる上げを見て、判断していきたいと思うが、かなりその可能性が高くなってきたかもしれない。
トランプは、中東で、MOABの投下に踏み切った。MOABはバンカーバスターと並んで地下施設の破壊に適したものであり、北朝鮮への圧力の一環と見て間違いないだろう。明日15日から25日までの10日の間は1日として目が離せない状況であることは間違いない。ポジション管理には十分に気をつけたい。特にドル円ロングの場合、ストップが効かない速さでの下落があり得るので、ポジション量自体にも注意していただきたい。海外での説では、米国の北朝鮮攻撃があった瞬間にドル円100円割れとなると言われている。
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ユーロドル上方向に期待したいのですがねえ。
そうですね。イースターの週末週初めになりますし、軽くしておくのも一案ですね。本格的動きはイースター明けからでしょう。