(mixiに書いたものの転載です。)
お盆休みなんでちょっとテクニカルの勉強でもしようかと思って、フロストが書いたエリオット波動の概論を買ってみました。この本はまとまった著作を残さなかったエリオット理論の神髄を捉えたものとしてスタンダードとされているものです。
読んでビックリ。
前に書いた、相場がフィボナッチ数になる理由、相場のスパイラル原理とともに数学的基礎によって詳細に記述してありました。自分の直感が正しくてホッとしましたが、日本語のエリオット波動の説明書って、この一番重要な原理の部分全部省略してあるんですね。^^;
日本の社会科学・人文科学によくあるんですが、うわっつらだけ導入して、その原理をまったく理解せず応用しようとする、ヨコタテ学問の通弊なんですよね。
ま、この本、誰か翻訳すべきものですな。FXの世界は重要な本が翻訳されていないものが多すぎです。まだまだこれからって感じ。
ということで、英語OKの方は、このエリオット波動論の原典とも言うべき本をお読みになることを強くお薦めします。
サイクルとフィボナッチ、その他日本語で読めない情報が満載です。
というか、今まで知らずにフィボナッチとか言っていた自分を恥じます。
追記 東洋経済新報社から訳本が1990年に出版されていました。
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貴殿が訳するんですよ! ウッハウハじゃないですか。
それで得た印税でドーン! FXでレバレッジ利かせて、ドル円ドーン! ドーンドーンドドドーーーン!
ですわよ。
これは大マジで。
なお、日本が上っ面だけ導入する典型的例として、成果主義とかも記憶に新しいところですね。
完全に日本の土壌から消えた! と思ったら、そもそもアメリカなどでもさほどのものではなかったみたいです。
コンサルとかに騙されたわけですな、きっと(笑)。
でもマジにやってみたい気がするくらいの名著ですね、これは。
やっぱり、英語圏の人はいろいろと有利ですよ。これは何の仕事をしていてもそう思いますね。文献の質量ともに日本語とは格段の差があります。
英語ねぇ…本気で勉強しなおしてみようかしら。
興味はあるのです、興味は。
3年後を目指してがんばります。笑