♪大地一人のスカイツリー暮色♪

有料版/運命鑑定
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(再掲)馬と愛情

2024-05-15 06:23:49 | 日記

以下の文は、2014年の大地一人のブログの再掲です

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先日、

大地一人、競馬に関して、

読者からの質問に答えた。

 

「競走馬は、かわいそうではないか?」

という質問だ。

 

そして大地一人は、答えた。

「総合的に見ると、そうでないと思う」と。

 

大地一人の知っている限り、

日本の競走馬の世話をする厩務員には、

一般論で言えば、愛情があると思う。

 

ホクトベガの厩務員だった藤井浩は、

ホクトベガを「お姉ちゃん」と呼んで、

愛情を持って接していた。

 

そして、その愛情に応えるように、

ホクトベガは16勝を上げ、

8億8812万6000円を稼いだ。

 

ホクトベガは藤井浩が大好きだったと思う。

 

ノースフライトの厩務員石倉幹子は、

京都大学を卒業後、

馬が好きで、厩務員となった。

 

ノースフライトも、

石倉幹子の愛情に応えるように、

11戦8勝、

4億4658万5000円を稼いだ。

 

馬が好きだから、

京都大学を卒業して厩務員となったわけだ。

 

名馬オグリキャップが走った理由は、

子供のころ、あまり丈夫ではなく、

そのとき世話をしてくれた人間に

深い信頼と愛情を感じる体験をしたからだと聞いたことがある。

 

馬は人間の愛情に応えるんだと思う。

 

上記した例は名馬ばかりであるが、

大地一人の好きだった「ビンゴハナコ」というメス馬も、

厩務員が大好きで、

いつも厩務員を求めて、鳴いていたという。

 

彼女は21戦6勝の成績だった。

 

昔、テレビで見た「天羽牧場」という

小さな家族経営の牧場は、

いかにも馬に愛情を持って育てていた。

 

天羽牧場からは多くの名馬が誕生している。

 

昔、茂木為二郎調教師(カブラヤオーを調教)の口癖は、

「馬が第一だよ」であった。

 

この考えは、

藤沢和雄厩舎や引退した岡部幸雄ジョッキーにも、

受け継がれた。

 

この「馬中心主義」または「馬優先主義」の精神で、

岡部は、2,943勝を上げている。

 

藤沢和雄は、リーディングを12回も取っている。

 

しかし無理使いはしないんで、

ダービーはいまだ取っていない。

 

1000勝し、ダービーを二度取った

松山康久調教師も、馬の成長を第一に考える調教師だ。

原則として、無理な使い方はしない主義だ。

 

今は、こういう調教師が非常に多い。

 

また一流ジョッキーに聞いてみると、

たいていは、「馬の気持ちに任せた騎乗法が一番だ」という。

 

とくに長距離ではそうなる。

 

確かに、馬は経済動物・・・という見方も、

一面では正しい。

 

しかし日本の競馬関係者に関する限り、

馬の気持ちを、できるだけ考えていると思うし、

これから、もっともっと馬中心主義・・・で、やっていってほしいと思う。

 

長い眼で見れば、結果的に、

そういうジョッキーや調教師には、

いいことがあるように思っている。


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