昨日（2013年6月8日）、
第5回のAKB総選挙があった。
前回４位で速報１位の指原莉乃（２０）が、
１５万５７０票を獲得し、初のセンター獲りを果たした。
これは予想外と思う人は多いし、
指原自身もビックリしていた。
また本命で、今回2位の大島優子も、
「今回は、喜劇的だった」
と言って、面白がっていた。
このAKB総選挙、実は、非難も多い。
なぜなら、投票できるのは、
CDを買った者か、ファンクラブ会員だけだからだ。
営利主義の最たるもの！・・・という非難だ。
でも、俺は、支持する。
正直、指原が勝とうが大島が勝とうが、結果はどうでもいいが、
そのプロセスから、学ぶべきこと大きいと思っている。
「国民一人ひとりが、小さな犠牲を払って、政治家や文化人を育てる」
という精神だ。
日本社会の大きな欠点は、
「ほとんどは、上の者任せ」というところだ。
役人も、会社員も、
結局が、上司に、眼が行ってるから、
なかなか社会全体が良くならない。
政治家も、大金のくれる者の便宜をはかることになる。
御用政治家の誕生だ。
民主党が失敗したのは、
「民主」と言いながら、
国会議員は、選挙民からの献金で、
当選したわけではないからだ。
彼らが当然できたのは、
ある種、国民の熱気のようなもの・・・あるいは、
一部金持ち有力議員（鳩山・小沢）のバックアップや、
大口献金者が、彼らを支えたからだ。
逆に、アメリカのオバマは、初の大統領選で、
ネットの一口10ドルの献金を中心に、約640億を集めた。
（90%が小口献金）
640億円だ！その90%が小口献金だ！
となると、オバマが、「国民のために働こう！」
と思うのは当然だ！
だろ？
つまり、オバマを大統領にしたのは、
「日本的な国民の熱気」ではなく、
一口10ドルの献金を多くの国民が拠出し、640億に達したからだ。
これ、AKB総選挙に似てると思うんだ。
CDの値段は1600円・・・・それで選挙に参加する！
個人が、ちょっとだけ犠牲を払う！
その個人の小さな犠牲がAKBを育てているわけで、
AKBも「CDを買ってくれたファンを大切にしよう」と思うわけだ。
ところが、オバマをマネした、自民党の衆院議員・福田峰之（４４）は、
１カ月間で集まったのは、たった９８０円だったという。
これじゃ、アカンよな。
これじゃ、自民党が、「大企業」に顔を向くのは当然だし、
国会議員が、自分の仕事を手伝ってくれる官僚を大切にするのも当然だ。
だろ？
もうひとつ。
AKB総選挙から学ぶことがある。
「どんな人物が選ばれるか？」
ということだ。
前田敦子、大島優子、指原莉乃・・・と見てみると、
美人系は、一人もいない！（失礼！）
前田は、ダウンタウンの浜田に似ているし、
大島は、海老一染太郎に似ている。
指原は、おぎやはぎの小木は
「AKB総選挙の上位は、美人でない子が多い。
指原なんてやばい方だよ、これ。マジでマジで」
と言っている。
でも、上位に来る子は、明るい！
大島も指原も、めちゃ明るい！
そこがいい！
そういう女の子が、トップに選ばれるんだってこと！
そういう女の子を、男も求めているんだってこと！
・・・そういうことが、総選挙で、如実にわかると思うんだ。
これは大変いいことだって思うんだ。
いくら美人でも、暗い子は、かわいそうになるし、
見ているのも、つらいからな。
・・・・というわけで、
AKB総選挙、非難を承知の上で、俺は、強く支持したい！
国民一人ひとりが、
ちょっとだけ犠牲を払って、
政治家や文化人を育てる文化ができれば、
日本国民は大いに幸福になれると思うんだ。
だってよぉ、
政治家も文化人も、
国民のことを第一に思った活動をすると思うからだ。
だろ？
俺だって、いつも国民第一、人間平等なんて言ってるが、ある日、
「ヒット大地さん、3000万、上げるから、ウチの会社の広告マンになって」
なんて言われると、
「ハイ、わかりました」ってことになるかもしれないぞ。
だって、カスミを食って、生きていけないからね。
幸か不幸か、そういう会社はないけどな、ハハハハ。
国民が、1000円ずつ出すこと！
自分たちの政治家を育てること！
これが、結局は、日本国民の幸福につながるんだってこと、
AKBの総選挙でわかると思うんだ。
だからAKB総選挙を強く支持するってわけさ！
口先で、「AKBの熱烈なファンです」って言うのと、
実際にCDを買うファンの差は、すごく大きいって思うぜ。
今日は九州・四国は、雨がちだが、
それ以外は、晴れのところが多いようだ。
今日もDOTIS！
明るく、行こうぜ！
な！