今日の大地大学。
物理の話だ。
目の前に、リンゴがあるとしよう。
明らかに、「物体」であると思うだろう。
しかし、ず~っと、拡大していくと、
リンゴも物質でなくなる・・・
正確には、「微粒子の集まり」・・・・と言うことになるんだ。
だが、この微粒子が変なヤツなんだよな。
どこが変かと言うと・・・
- 微粒子は、波のように、行動する
- 微粒子は、自由に生まれたり消えたりする
・・・という現象だ。
1の「微粒子は、波のように、行動する」・・・
これを発見したのが、フランスの物理学者ド・ブロイだ。
いわゆる「物質波」の発見で、これはド・ブロイの関係式として、高校時代に習ったよな。
波の特徴は、「高いところ(山)」と「低いところ(谷)」があることだ。
海の波を思い出せばいい。
「山」と「となりの山」を結んだ距離を「波長」と言う。
これが、あとで重要になることなんで、覚えといて欲しいんだ。
さて・・・
2の「微粒子は、真空から、自由に消えたり、生まれたりしている」
・・・・これを言い出したのが、ディラックという物理学者で、
今では、この考えは、広く認められているぞ。
ところで、微粒子に関して不思議なことがある。
それは、原子は、電子と原子核から構成されているのは、わかるよな。
そんでもって、電子は、核の周りを回っている。
ところで不思議なのは、「電子と原子核の距離が、ちゃ~んと、決まっていること」だ。
その事実を発見したのが、デンマーク人のニールス・ボーアだ。
そして理由を説明したのが、先ほどのド・ブロイだ。
それは「定常波形式」ということになる。
どういうこと?
池の波を思い出して欲しい。
池に、石を投げると、波動ができるよな。
しかし、その波動はだんだん消えてゆく。
なぜか?
消える理由は、摩擦とか、いろいろあるけど、
主な原因は、他の波とぶつかって、波自体が、弱められるからだ。
つまり、二つの波の、山と谷が一緒になると、プラスマイナス=ゼロになってしまうわけだ。
ところが、どっこい、池の鯉!
電子の軌道がある位置にあるときに限って、
電子の波長と、電子の軌道(円周のようなもの)が、「整数倍」の関係になるんだ。
このときは、「山と山」「谷と谷」が、一致して、波は、ず~っと消えないわけなんだ。
これが定常波というもので、
その位置(=原子核からの距離)に、電子は存在するってわけだ。
実は電子ばかりではない。
あらゆる波動は、定常波として、存在すれば、
消えることはない!ってわけだ!
・・・そして、この世のすべては、物ばかりでなく、現象も、最終的に「波」である以上、
「定常波形式」こそが、「存在の根源的形式」ということになる。
これは、記憶の保持にも、応用できる。
世の中のすべてものの根源形式が波である以上、記憶も波だ。
で、記憶を保持する方法は、「何度も繰り返し、覚えること」、これしかない。
つまり、この作用によって、ひとつの記憶が定常波を作っている・・・ということになるんだな。
それが記憶が保持される・・・ということなんだな。
実は、こういう説明をしたのは、人類史上、ヒット大地が初めてなんだ。
他の理論は矛盾やナゾだらけだけど、ヒット大地のフラクタル関係空間理論は、
すべてを、何の矛盾もナゾもなく、さらりと説明できるんだよな。
東大でも、ケンブリッジでも、ハーバードでも、教えていないぞ!
そんでもって、ヒット大地のブログは、ここでは終わらない!
実は悩みや苦しみの解決にも、これは応用できるんだ。
人は悩むとき、ある「悪い定常波」の支配下にあるわけだ。
その悪い定常波のことを思うとき、
俺たちは、「もうダメだ」と思いがちだ。
なぜなら、「いかにも、ずっ~と、存在しているように見えるからだ」
しかし、ちょっと待て!
その悪い定常波の山を打ち消す、別の定常波をぶつけてやれば、
「悪い定常波=悩み」は、消すことができるわけだ!
だろ?
そして広い宇宙には、無数の種類の定常波が存在する以上、
「悩み」を消す定常波は、必ず存在するはずなんだ。
とすれば、世の中の問題はすべて、「解決できないものはない!」ということになる。
つまり・・・・
宇宙を、無数の「定常波」の集まり・・・と考えれば、
常に、悩みの解決手段は、必ずあるわけで、
君たちも、気持ちが楽になるだろう。
そして実は、神様こそが、「あらゆる定常波の集合体」と考えればいいわけだ。
神=全能・・・とは、そういう意味だぜ。
ただし、人間、何かに執着しているうちは、
悪い定常波をしっかり守っている状態であり、
物事の解決は出来ないよな。
執着を捨て、
すべてを失ってこそ、浮かぶ瀬もある・・・わけだ。
ほら、素っ裸になれば、必ず、海面に浮くだろ?
それと同じさ。
じゃあ、神と出会うためには、どうしたらいいか?
簡単さ!
世の中の弱者・貧者を救うことだ。
なぜなら、弱者・貧者が存在するからこそ、成功者がいるわけだ。
777というラッキーな数字が存在するためには、
776や778が存在しないといけない。
いや、あらゆる数字があるからこそ、777も存在するわけだ。
つまり弱者・貧者を救い、神と出会い、
あらゆる定常波と仲良くなり、
あらゆる悩みを打ち消して欲しい!
そして最後に生まれる言葉・・・・
それは、「DOTIS=今が一番」・・・という叫びなんだ。
フラクタル関係空間理論を知れば、
いつもいつも、「DOTIS=今が一番」と叫ぶことができるんだよ!