JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

走行モービル用スピーカーの落下防止ステーの製作&取り付け

2024年05月15日 13時55分11秒 | シャック構築

現モービル@シエンタは、フロントガラスとダッシュボードの間にある空間が狭くて、高さ方向の余裕が少ない。その代わり、ハンドルのシャフト周りとメーターパネルの間にスペースがあったため、外部スピーカー2個(左側@144/430MHzモービル機用、右側@HF機用)の取り付け位置を後者とした。

当初、ダッシュボード上に設置できると見込んでいたため、DIAMOND_P1010をセールなどのタイミングで先行購入していたことが仇となり、少々強引に姿勢は20°ほどお辞儀させた格好になってしまい、これを粗面用の超強力両面テープで貼り付けていたものの、GW中の暑さに耐えきれず2個中1個が剥がれ落ちてしまった。

このテープ、個人的に比較的容易に入手可能な選択肢の中では最強だと思っているため、「このテープで堪えきれないとなると、現ポジションで現スピーカーをテープのみで固定することは無理だな。」との結論に至った。そこで「何かプランBは無いか?」と思って内装パネルを調べてみると合わせ目があることを見つけ、薄いものであれば間に突っ込めることが分かった。

これを踏まえ、「であれば、先日のFTM-500DSで使った曲げ板を使って、“落下防止ステー”を作ろう。」というプランが浮かんだ。基本的にはテープの粘着だけど、その効果が薄れた時にォローしてくれる形状をイメージする。



必要な材料寸法を決めるため、剥がれ落ちていない方のスピーカーや周囲をザックリ測定したところ、展開長さが100mmあれば足りそうだと見込む。また、ステーの幅は30mm程度あればOKであることも確認できた。これを踏まえてホームセンターで物色した結果、t0.8×25×100の曲げ板を見つけ、2枚購入した。



次に、合わせ目の深さを適当に2か所ザックリ測定してみる。結果、50mm以上あることが分かり、引っ掛け部はFTM-500DSセパレートパネルで製作した曲げ板と同じ長さに曲げても成立しそうと見込む。



引っ掛け部を曲げた後、他の曲げ位置を左側のスピーカーで確認。位置を把握した後に曲げ線が斜めにならないように、半製品の姿勢(直角)をキープするように確認&調整しながら板金加工する。



当初、右側スピーカー用も同じ形状で曲げ線の位置や長さに多少の差がある類似形状になると見込んでいたけど、お試しの結果スッポ抜けしやすい状態だったので、僅かだけど力の伝達位置の移動と、抜け止め用両面テープを張るための範囲を確保する形状を追加した。その影響として、スピーカー引っ掛かり部の長さが短くなったけど材料寸法に余裕があるため、影響はほぼ無い。



それぞれに完成したステーを取り付ける。基本的にはスピーカーに直貼りのテープがメインだが、真夏晴天など高温時にステーで堪えてもらいたい。もしも今夏これでNGだった場合は、改めてプランCを検討しようと思う。


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