ゆるゆる自然食Life

純喫茶・自然派カフェ・無添加食材等を綴っています。国内生産者さんを応援したく家ごはんは可能な範囲で国産食材を☆

路地裏の古民家カフェ*カフェつむぐり(浅草)

2016年11月16日 | 上野・浅草・合羽橋

2022年追記:こちらは2020年に賃貸契約満了に基づき閉店されています。
もう一度行ってみたかったけど残念です。
閉店の事情や店主の思いはコチラ→閉店と御礼と|つむぐり|note
以下は訪問時の記事です。


今月初め、朝から1日出掛けられる休みが出来たので、
同僚と浅草近辺喫茶店めぐりへ!

浅草は埼玉・三郷に住む姉と時々ランチなど出掛けていますが、まだまだ未訪問の気になる喫茶店がいっぱい。
一度、思いっきり自分の行きたい店だけをめぐってみたかった。

同行の同僚とは南千住に宿題のカフェがあったので(一度行ったが定休日だった)、南千住~浅草~合羽橋と歩いて5ヶ所めぐりました。
※アップは都合により順不同です。

まずはここ1年くらい気になっていた古民家カフェからご紹介。


カフェ つむぐり



オーナーさんの思いが伝わる、素敵なカフェでした。

まさに路地裏!



2階は使わない時間帯ということだったので、入口近くのこちらの席へ。
平日の14:00前。先客はおひとりだけ。





店内の撮影も快諾いただきました。

2階を見せていただいた時、ちょうどオーナーさんがいらして
いろいろお話を伺うことが出来ました。
築約70年の共同住宅を、オーナーさんとご友人で改装したそうです。
共同住宅はアパートとはちょっと違い、玄関はひとつでお手洗いなどが共同の「めぞん一刻」に出てくるような住宅。
まさにその名残が随所に残されていました。






階段を登ったところ。昭和の住宅の階段は、とても急です。
階段は構造上、ひとりずつのご利用です。


上から同僚が見えます(笑。




「つむぐり」はどんぐりの語源だそう。

『どんぐりは里山の恵み、冬眠を迎える動物にはとても大切な食糧源で、山の生態を循環させる、要となるものです。
皆さんにとって「どんぐり」のような役割を担える存在でありたい』
『まずはくつろぎの場として、心の栄養を摂って帰ってもらいたい』
※HPより抜粋(もっと続きます)






このあたりの壁(それぞれの部屋のドア部分など)をぶち抜くのが、とても難儀だったそうです。





テーブルなども素材の良さを活かしたものを。
オーナーご自身で表面を磨いたそう。


ここはお手洗いの名残。
タイルが昔ながらのいい味出してます!






1階に戻って、カウンター席。


飾ってあるヤカンがかわいいー
(メニューで使っているものかも)


おこもり的な席は、きっと押入れスペース。


隅っこのケージが気になったのでうかがったら、
柴犬のおこげちゃんが時々出勤するそうです!会いたい!

さて、オーダーしたものは、、、

ミルク甘酒、お猪口プリン、お猪口ホイップクリーム。
このお猪口サイズ嬉しい^^


季節のフルーツサンド(巨峰)
コチラのカフェのホイップは、砂糖は使わず甘酒で甘味をつけたもの。
ほんのり甘酒の味の生クリームで、とっても美味しいです!

甘酒や牛乳にこだわりがあり、
牛乳は最高金賞受賞の冨田ファームの「有機牛乳香(か)しずく」という低温殺菌の牛乳。
甘酒は静岡県北嶋糀店の糀とお米のみで作られたノンアルコールの生甘酒。
本来の風味や味わいを感じていただきたいのでホットの場合は、65度までしか温めないとのことです。

また出会えました!素材を大切にするカフェは、牛乳が少しぬるめです!
カフェオレは、少しぬるめが本来の美味しさだと思い知らされたのは、
千駄木の結構人ミルクホールさん(過去記事)※移転
東日本橋のCAFE415さんでした(過去記事)※閉店
「ミルクの甘み成分ラクトーゼがひき出される適温は65~70℃。
飲んだ時に少しぬるく感じるのが、実は一番美味しい」

つむぐりさんも、牛乳の本来の美味しさを大切にするカフェでした。
ミルク・甘酒・フルーツサンド・レトロ・古民家と、好きなものがいっぱい詰まったつむぐりさん。
通いたいけど、川崎・南武線沿線からは遠い・・


※2016年11月10日より、フルーツサンドは土日祝のみの提供となりました。営業時間・定休日も変更になっています。