市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

便利さと引き換えに

2019-12-01 | 日々のあれこれ
早いもので、今日から師走。
そして、今日から改正道路交通法が施行され、スマホなどによる「ながら運転」の罰則が厳しくなりました。
カーナビも目安として2秒以上凝視するのはアウトらしいですね。チラチラと小刻みに見るのも何だかせわしないけど、仕方ない。

ながら運転と同様に近年社会問題になっているのが、高齢ドライバーによる事故。
免許返納と言っても、車を運転しないと生活が成り立たなくなる方も大勢いて、一筋縄ではいかない問題です。

これが自動運転で解決するかと言えば、そうでもないらしい。
今日の新聞のコラムで山梨大の伊藤教授はこう答えています。

(千葉日報より抜粋)

「高速道路以外で自動運転ができるかという問題がある。日本の道路は歩道と車道の分離があまりにできていない。
1960~70年代に、全国の道路を一気に自動車中心に変えたためだ」

「自動車は日本の基幹産業だからといって、車依存度を高めるような政策が状況を悪化させている。かつての原発推進政策と一緒だ。
自動運転開発に拠出するお金の2~3割でも、歩道と車道の分離や危険な交差点対策に振り向けるべきだ」

「自動運転の導入で、更に運転は楽になる。だが、とっさの危険回避能力は一層退化するのではないか」


技術の進歩は人間を退化させる。これはもう避けられない運命なんでしょうかね。

余談ですが、実は私、先日交通事故に会ったばかりなんです。
交差点で、こちらは青なのに横から突っ込まれてしまいまして・・・。
相手はかなりご高齢でした。お互い怪我が無くて何よりでした。

写真はヒューケラ。花に負けないほど鮮やかなカラーリーフに魅かれています。

"レッドライトニング"(赤い稲妻)という品種です。


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