市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

「在宅医療対応薬局」リスト配布でお知らせ

2017-05-08 | くすり
今日は、市原市薬剤師会で2年前に作成した「在宅医療対応薬局リスト」の改訂版が出来上がったので、ほやほやのリストを抱えて市内各施設を回りました。

これがそのリストです。


皆さんは、足が不自由だったり認知症などで薬局まで通うことが出来ない方を対象に、医師の指示があれば、薬局の薬剤師が薬を自宅まで届け、服薬の相談を受けたり残薬を管理するなど、薬物治療について全面的にサポートする制度があることを知っていますか?
市原市内には、市薬剤師会に登録している薬局が約100件あるのですが、うち現在約40件がこうしたサービスに対応できるんです。
リストにはその薬局名の一覧と、「麻薬を扱っているか」「無菌調剤に対応できるか」といった情報も載せてあります。

今日持参した施設のひとつ、千葉労災病院

県内に10カ所指定されている「認知症疾患治療センター」の一つが、ここ労災病院になります。

センター長の小沢先生。リハビリテーション科で物忘れ外来も担当されています。
僭越ながら、「W小沢」のツーショット(^^ゞ。


先生は、認知症を含めた在宅医療の充実を図るため、薬剤師による訪問支援の普及については以前からとても関心を寄せて下さっています。
医師の間でもまだあまり知られていないこの制度。まず院内の医師に向けて周知を徹底させたいと仰って下さいました。
小沢先生とはこの他にも、道路交通法改正による認知症の受検者数の変化、医療情報のネットワーク化、認知症疾患治療センターの現状、認知症初期集中支援チームの進捗状況など、短い時間ながら中身の濃い情報交換ができました。

今日はこのほか、発達支援センター、辰巳病院、地域包括支援センターたつみなどを回りました。
訪問支援に対応できる市内の薬局の件数は、ここ数年で確実に増えています。利用者数が増えれば、それに応ずる薬局側の体制もさらに充実するでしょう。
市民が安心して在宅で医療や介護を受けるためにも、まずはこの制度を知ってもらうこと。
これから薬剤師会の在宅研究会のメンバーで手分けして、他の施設へも順次配布していきます(^^)/

皆さんの応援が励みになっています


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