tyokutaka

タイトルは、私の名前の音読みで、小さい頃、ある方が見事に間違って発音したところからいただきました。

中国はもはや立派な資本主義国である

2005年04月10日 13時50分27秒 | Weblog
もう出来損ないの共産主義国家とは思えない。
ただ、
あえて民主主義国家とも言わない。
北京で反日デモがあった。大使館を攻撃するならまだしも、民間の日本料理店まで攻撃したらしい。しかも治安部隊は静観していた模様。確かに、民主運動を鎮圧しただけで欧米の「人権弾圧」批判を受ける国だから、そんな態度にもなるだろう。こんなデモが起こっているのは北京だけだ。中国全土ではない。これだけをみて中国人を批判することは避けたい。でも、若い人を中心にしてこのような暴動が起こるのは、本当にその主張(靖国参拝批判や常任理事国入り反対)を行うためなのか?
単に暴動を起こしたい、不満を持った人々も多いかもしれない。この種の暴動はいつもそうだ。
またこのような暴動をみて、静観している中国政府が、政治的な戦術というよりは、大衆をコントロールできないということをみとめているようなもので、それすなわち資本主義的な発想でもあると思う。
ちなみに、資本主義とは国家が大衆をコントロールするのではなく、資本が大衆をコントロールすることである。歴史的にみて、真に大衆が自身をコントロールできた、ためしはない。

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