tyokutaka

タイトルは、私の名前の音読みで、小さい頃、ある方が見事に間違って発音したところからいただきました。

改正銃刀法とは何であったのか(2)

2012年02月24日 22時29分35秒 | エアーガン/実銃
1)規制値を超えるエアーガンは改修するか廃棄

一年の期限で規制値を超えるエアーガンをどうするかが迫られたのがこの法律の成立時の特徴。業界の自主規制値はとうの昔に有名無実になっていた。この時点でエアーガンメーカーがあれば、文句の一つも言えた。

実際、メーカの多くは改修を行うことを公表。メーカに送れば、改修費用は向こう持ちだった。私の場合、数社の製品が対象になったので、送ったが、こちらから送るときの送料は負担した。しかし返送時の送料はメーカ持ちだった。しかし、中には腹を立てて、着払いかなんかで送った人がいてもおかしくない。その結果、しっかり改修されて帰ってきたので、何も言うことは無い。

しかし考えてみれば、これもメーカの体力を下げる原因にはなったと思う。

ただ、規制値は科学的とはいえ、エアーガンメーカの無いところで作られた数値である。実際、根拠はこの数値を超えると人体に被害を及ぼすというもの。

だが、このときの改正銃刀法によって、大量のコレクションを売りにくる客がいると、あるショップの店員が答えていた。そりゃあそうだろう。買ったときは違法になるとは考えられなかったし、善良な市民なら手放したくもなるはずだ。

この時、一定量のファンを失ったことは想像に難くない。

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