年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

高齢者を狙う詐欺師の言い訳

2022年08月29日 | 宅老のグチ
どこで下記の本が気になったのか忘れた。数年前の本だが今でも特殊詐欺の仕事の勧誘が行われている。高齢者を狙う電話から始まる詐欺師の養成システム。いかにビジネス組織となって、秘密を守ることによって詐欺組織を維持する。さらに稼いだ金の使い方指導もしていて、一種のビジネス書にも似ている。タダ露見すれば犯罪なのだ。
 高齢者の貯金という埋蔵金から氷河期に就職難で派遣で手取り16万程度で生活苦でのんびり老後を生活している人から引き出すのは義賊だと思わせる。汗水出さないで年金20万円は不当利得でこれは心を痛まない。このような洗脳を行っている。

老人喰い  -高齢者を狙う詐欺の正体-鈴木 大介著2015
 この組織に狙われたらおしまい感がある。著者が言うにはどんどん組織が変化し法律と警察の対応が遅れ、処罰が軽い初犯者・未成年者だけが監視カメラ網で捕まるという。それとアブク金で豪遊も犯罪が露見するきっかけとなる。彼らは使い捨ての組織網で荒稼ぎした後犯罪の休憩に入る様だ。

 この本を読んだ後どのような対策があるかというと紙幣の個別番号を認識する紙幣鑑別機が抑止力となりそうだ。現金の流通の多い日本はこの手の犯罪が無くなりそうもない。
 あとは金がない事。

 浜の真砂は尽きぬとも盗人の知恵は尽きぬ


コメント
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