”Scott Walkerに恋して”MadamSwallowのTeaSalon

スコット・ウォーカーをこよなく愛するSwallowとお茶をご一緒しましょう
自作のアップロードをお茶うけに・・・

ふたつの投稿から

2017-03-04 11:36:06 | We Love Scott Walker

先日来よりBridgeさん、Theclaさんおふた方からとても興味深い投稿をいただいたので更新記事で使わせていただきます。

まずBridgeさんのロッテルダムでのThe Cildhood of a Leaderのオーケストラと映像とのコラボレーション演奏の模様の動画を。

Bridgeさん:このコンサートは映画と同時進行で2時間にも渡って行われたらしい。
あの日、あの場にいた幸運な観客達は、映画のサウンドトラックの部分の31分を、Mark Warman の指揮する生演奏で聴きながら、同時に映画を見るという、全く新しい体験をしたのです。
要所要所、シンフォニーオーケストラの生演奏を聴きながら同時に画面を見る、と言うわけです。
すごいプロジェクトです。
Bravo! Rotterdam!
Markさん、死ぬかと思ったらしい。
このプロジェクトを承諾する前に、熟考し悩んだと言っています。
でも結果的には本当によかった、本当にやり甲斐があったと興奮してらっしゃいますね。

Peter Walshは、Markほど責任大きくないからルンルン🙃🙃🙃で、明日もう一度やりたいなーって冗談言ってました。
ほんとに素敵な音楽家達です。穏やかで清い人格が、全部お顔に出ている。
この素朴なお二人とも、イギリスの音楽界では最高のレベルのお偉い方達なのです。

嬉しいですね。こういうことからScottの音楽がさらに世界の注目を集めることを願ってやみません。

         


そしてもう御一方。Theclaさん

Angels of Ashesについて大変興味深い投稿をいただきました。

—最後の部分—

You can say that he laughed
And he walked like St. Francis
With love

they が突然 he になっているので、外国人の神父に聞いてみたら
angels は単数で受けても複数で受けても構わない、
"共に歩く天使" は「ダニエル書」「トビト記」のラファエルとのことでした。
天使は女性でも男性でも良いそうです。

ハイドン「トビアの帰還」でも、ラファエルは"彼"になっていますが
歌っているのはソプラノ女性です。
https://www.youtube.com/watch?v=TzI7j9izQqw

天使に羽根が生え出したのはギリシアの影響で、
イエスの時代には羽根が生えているのは悪魔だったと「中世思想」の授業で習いました。
ですから、トビト一家もラファエルが天使であることに最後に気付く訳です。

「トビト記」は不正確ということで、ユダヤ教とプロテスタントでは聖書から除外され
聖書外典になっています。

2013 年発行の Paul Woods の書籍では、1800 年代にバイエルンから米国に渡ったジョージ・エンゲル(スコットの曽祖父)はシオン・ルター派。
ですから、プロテスタントですが、
シオン・ルター派は旧約聖書を重視する派らしいので
ラファエルが出てきても不思議はありませんし、
St. Francis はアシジの聖フランシスでカトリックの聖人でしょうから
厳密な区別はないんでしょう。

初期の"Archangel" では she でした。

苗字の関係もあるのかも知れませんが、
天使について身近なイメージをお持ちだったんでしょうか?

 

 

いかがですか?美しく優しいメロデイと透き通るようなScottの歌声のこの曲にもこんな奥深い見解があったのですね。


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25 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ビックリしたなあ、モウ〜 (Erica)
2017-03-04 15:57:48
Swallow さん、PCの機嫌が戻ったそうで、ひと安心しましたが、何年お使いですの?アメリカあたりでは2〜3年で買い替えるそうですよ。日本人には、もったいない話です。とはいえ、そろそろ替え時かもしれませんね。
最新のは、チャッチャッと動いて便利だと兄が言っていました。

Bridge さんが月光仮面で、Sarah さんがハリマオでっか。ワテはハリマオ組ですわ。ウチはビンボーでしたから、テレビが入るのが遅くて月光仮面には間に合いませんでした。

「ロッテルダムの夜」と聞いて、うさぎさんの「ドヒャマンテ」を思い出していました。「イヨマンテの夜」の曲を歌っていた男性歌手をテレビで観た記憶があります。昭和あるある話は、尽きませんね。😊
返信する
Making-of: IFFR 2016 Closing Night (The Bridge)
2017-03-04 22:07:31

Making-of: IFFR 2016 Closing Night with The Childhood of a Leader and Codarts Symphony Orchestra

https://youtu.be/Nua-bs77BK0


0:30
Mark Warman :Well the idea for this concert is to try and do live、 a film score that Scott Walker
wrote for a film Brady Corbet has written and directed called A Childhood of a Leader.

このコンサートのアイディアは、Brady Corbetが書いて監督した映画、Childhood of a Leaderの為に
SWが書いたスコアの、ライブ演奏を試みる、というものです。

1:10
MW: It was never ever envisaged that we would do it live ,so when I was rung up and asked,
Is it possible?, I had to think long and hard before saying yes.

(CHOLのスコアを)ライブで演奏するなどという可能性は、全く予想されていなかったことなので、
このプロジェクトの依頼の電話を受けた私は、承諾する前に長い間、熟考せねばなりませんでした。

1:30
 MW: The entire production has to be played at the right time with picture .
We don't have the luxury of being in a recording studio ,recording a snippet of music and then putting
it to the right place against the picture .
The picture will not wait for us, it will not stop for us .

全てが、映像に合わせて同時に演奏されなければならない。
レコーディングスタジオの中で先ず音楽の断片を録音し、次に画像に合わせて配置するなどと言う
贅沢は赦されないのです。
画像は待ってはくれないし、止まってもくれません。

2:00
MW: The time for mistakes is over now .
Prepare to run the film from the beginning.

間違いが許される時はもう終わった。
映像を最初から流す準備をしてください。

2:20
Peter Walsh: It's very exciting for me to normally sat in the studio, you know,,very closed
environment and so it's great for me to be out here ,and in a live, on a live stage and in control of
so many faders, you know.

いつもスタジオの中の閉鎖的環境の中で仕事をする私にとって、こういうところに出てきて、
このようなライブステージで、たくさんのフェーダー (fader:調節装置)をコントロールするってのは、
すごくエキサイティングなことです。

4:20
MW: I've been really impressed by both the professional attitude and the enthusiasm of the students
at Codarts .
They have come to this project in the middle of a timetable which really didn't allow any room for
this to happen.

Codartsの生徒たちのプロフェッショナルな態度と熱意には,本当に感銘を受けました。
彼らは時間的にほとんど実現が不可能とされたこのプロジェクトに望んだのです。

4:40
MW: The students have always arrived with a freshness and smiles on their faces.
They understand it's a crazy very difficult project ,and they have really thrown themselves into it.
 
学生たちはいつも溌剌として、笑顔でやって来ました。
彼らだってこのプロジェクトがいかにクレイジーで困難であるものなのかは、よく理解していたにも
関わらず、本当に身を投じて頑張ってくれました。

5:10
MW: I'm thrilled。 It was everything I hoped it was going to be.
It was exhilarating , it was so tiring.
I had no idea that concentrating for two hours through the long silences before the music comes in.
Really took it out of me.

興奮状態です。全て望んだとおりに実現しました。
くたびれ果てましたが、喜びでもありました。2時間の間、長い静寂の中で、次の音楽が入る瞬間を
待って集中するのがこれほど消耗的だとは全く知りませんでした。

5:30
Liam Cunningham : It’s just been one of the most extraordinary cinematic experiences I've ever had
and I’m in the movie. I’m really lucky to be in the movie.

これほど並外れた映画体験をしたことはありません。
それに私はこの映画に出演しているのですよ!
この映画に出られて本当にラッキーです!

5:50
Mara(ビオラ奏者): This really felt like you were inside of the story。
Those are great feelings to have, really intense.

本当に映画のストーリーの中に入り込んでいるように感じました。
強烈ですばらしい感覚を味わいました.

6:00
Brady Corbet: It was particularly amazing for me to see the way that they were able to make
something analog out of something which was very produced .

僕が特に驚いたのは、いかにもプロデュースされたものの中から、音楽家達が、何かアナログなものを
作り出すことが出来、そのやり方を目撃したことです。

注:Brady Corbet監督は、お若いわりにはとても古臭いアナログ人間なのです。
だから自分の映画のサウンドトラックにも全制作費の3分の1も投じて、豪華オーケストラを使った
original sound trackを、自分のヒーローでもある、もう1人のアナログ人間、SWに依頼したのでしょう。
映画のフィナーレ部分でも、CG(Computer Graphic)を使わずに、2,000人のエキストラを使ったそう
です。SWと同じ、大昔の映画がお好きだし、全く古臭くじじむさい若者ですよ!
そこんとこが又いいんですけどね。

6:20
LC: I've talked to a couple of the young students there, and they just said it was just amazing to
do it, and I said、well ,it was absolutely amazing to watch it, and amazing to listen to.

学生たちと話をする機会がありましたけど、彼らは、ただもう素晴らしい経験だったと言っていま
したね。 私もこれは、観るのも聴くのも、全く驚くべき体験だったと彼らに言って上げました。

6:30
MW: The orchestra played superbly, those young players are quite amazing.
They are focused and just the intensity of their playing, it was quite humbling to be in front of.

オーケストラの演奏は見事でした。若い演奏家達は驚異的でしたよ。
彼らは集中していたし、演奏の強烈さと言ったらもう、彼らを前にしているだけで、 頭が垂れる
思いがしました。

6:00
PW: In fact, I wish we were doing another night tomorrow night, you know.

実はねえ、明日の夜、もう一度やりたいなぁーなんて思ってるんですよ〜。


ダダダダダダダダ

ドッカーン


さて、肝心の我が巨匠は一体どこにいたのだろうか?
わたくし思うに、ミキシングルームのPeter Walshの隣に座っていたのだけど、ビデオ撮りに撮影
スタッフが入ってきた途端にどっかに(カーテンとかドアの後ろとかに)御隠れになったのでは
ないかと思っているのですが。

*****

3月生まれのSwallowさん、うさぎさん、そしてもう過ぎてしまったけど、この動画がアップされた
同じ日がお誕生日だったSarahさんのプレゼント代わりに訳しました。
次回は絶対3行だからね!
Sarahさん、若者達の言っていることも訳してって言ってたけど、黒服の🅱大天使にオランダ語が
ワカルわけないじゃん!
返信する
胸がいっぱいです (湘南うさぎ)
2017-03-05 00:57:17
この動画を見て以来、過去と現在の感動がないまぜになってしまってとても言葉にできなくて沈黙していました。
それじゃだめ!上手な文章でなくてもよい。感動をしめさなくては。

Bridgeさん、最高の誕生日プレゼントです。訳してくださったおかげでより感動が深くなりました。
ありがとうございます。

ロッテルダムの若者たちには(多分音大生も含まれていると思います)「こんな素晴らしい時間を体験できて本当に幸せでしたね。将来の宝物になりますよ」と言いたいです。

私事ですが、昔、娘が第二楽器にビオラをとっていて、自分たちでオペラを書きあげすべてを自分たちでなしとげオーケストラで演奏をしたことがあります。
演奏が終わったときは皆、抱き合っておお泣き!客席も総立ちで拍手でした。
比較にもなりませんで大変な失礼ですがこの動画をみるとその時の感動がどうしてもその時の娘たちとロッテルダムの若者たちとだぶるのです。
Scottもきっとどこかで若者たちに拍手してたんじゃないかなきっと。

28日で66歳になります。
思い返すに生まれ月は体調が一番悪くなりますが今回はしっかりのりきれそうです。

Swallowさん、Bridgeさん、私たちScottを愛する者たちに、本当によいものをプレゼントしてくださってありがとうございました。
返信する
最高の誕生日プレゼント×2!! (Sarah)
2017-03-05 12:26:54
嬉しい、嬉しい!!
Swallowさん、PCが回復し記事の更新をありがとうございまーす。
そして、Bridge さん、こんなにも早くに記事を訳して頂けるなんて夢みたいでーす。
Swallowさん、うさぎさん、ワテへの最高の誕生日プレゼントをありがとうございます!!

やはり、素晴らしい訳のお蔭で微妙なニイアンスもわかりました。また、細かく時間も書いて下さって助かりました。
Markさん、監督のあまりにも過酷で半ば実現不可能に近いプロジェクトの最高責任者としての重圧は大変な事でしたね。
それゆえに、終了後の、あの笑顔がたまりません。
今どきの学生達の真摯な練習風景にも、心うたれました。
Peterさんって、良い意味でのカンフル剤役目をしていますね。
Liamさんの役者冥利につきる発言にも、おおいに頷きました。
アナログ人間Scottと監督の勝利のコンサートでもありましたね。

うさぎさんのお嬢さんのエピソードにも感動しました。音楽の才能のある方ならではのご経験、Scottと重ねられて羨ましい限りです。

ワテも、ScottはPeterの隣にいたと思います。コンサートが大成功に終わり、安堵と成功の喜びを噛みしめたことでしょう。

PS
Bridge さん、3行以内の鉄則を破って図々しい、お願いをしてメンゴーでござりました。しかも、夜なべまでされて・・、
学生たちのオランダ語・・、これも、メンゴーでごじゃりました。
でも、Bridgeさんだったら、何語でも訳すことができそうに思っちゃいますデスよん。
オランダは、Scottが若からし頃に暮らしていたので、第3の母校なのでしょうか?
(あっ、デンマークもありましたです~。)

ロバー賞で、監督が当初の4位から2位になれたお礼を申しあげるのを、すっかり忘れておりました。
まっ、今でもよくわからない賞なんですが、74 歳のScottと 28歳の監督を同等に考えちゃったらいけませんですね。やっぱ、その年月の積み重ねを考えたら隔たりは大きいですもの。
この度は、ご協力をありがとうございました。
返信する
間違えました。😰 (Sarah)
2017-03-05 16:30:11
すみません😣💦⤵母校じゃなくて、母国でした。🙏それから、うさぎさんの体調がよくて安心しました。🙆Swallow さん、サングラスScott の事なのですが、auにもあるのですか?🐹😍
返信する
歳はとりたくないけれど (swallow)
2017-03-06 10:54:45
Bridgeさん、Theclaさんお二人の見識と語学力のおかげでこのサロンもぐっとレベルが高くなったような気がします。おほん
いやいや奥が深くなったというべきですね。
うさぎさん、思いも他のプレゼントでしょ?
嬉しいですねー。3月生まれのみんなオメデトー❣
そしてSarahさんにも素敵なプレゼントでしたね。
コメントを読んでいるとなんとなくみなさんの母性愛を感じてしまう。
うさぎさんは娘さんが楽器演奏のお勉強をなさってその当時をオーケストラの学生にダブらせて涙しているし、Sarahさんはコーベット監督のもうおっかさんみたいに「うちのこにとうひょうしてくださってほんとにありがとうござんした」って頭下げてるし。みんないい人たちだなぁ。
TheclaさんのAngels of Ashesについてもご意見ご感想よせてくださいね。
私はすごい面白いと思いました。
返信する
leper (Thecla)
2017-03-06 11:43:14
Bridgeさんは翻訳がとてもお上手ですね。Swallow さんのブログはまだ所々しか読んでいませんが、”癩病患者”という単語が出てきていたと思います。お読みになった方もいらっしゃるかも知れませんが、イヴリン・ウォー「回想のブライズヘッド」で、主人公の友人は WWI で欧州に入ったきり英国に戻らず愛人と暮らしている自分の父親のことを「social leper」と評し、小野寺健はこれを「社交界の嫌われ者」と訳しています。

この小説のテレビドラマ化は非常に評価が高く、主人公とその友人がベネチアに「social leper」という父親(ローレンス・オリビエ)を訪問する箇所です。
https://www.youtube.com/watch?v=Nnc9aJ7hFp4

余談ですが・・・十数年後、主人公は画家と成功しています。成功の理由は妻の敏腕ぶりにあるとも評されています。
https://www.youtube.com/watch?v=zmkaGgyGI28
この妻役の金髪の女性はジェーン・アッシャーですよ。

スコットには関係ない話で御免なさい。
返信する
Unknown (The Bridge)
2017-03-06 16:03:44

St. Theclaさんが、又いらして下さいました。
皆さん、本物の聖女さんですよ!
Theclaさんは、お名前からしてもう敬虔な信徒であられ、宗教哲学が御専門という印象を受けました
が、英文学の方でらっしゃいましたか?

このサロンのメンバー達は皆さんエーゴが苦手だ、エーゴが苦手だといつもしつこくおっしゃるんで、
私なんかが無理やり翻訳天使にされちゃって、ドサクサでやってるだけで、本当は翻訳なんて私と
関係無いんですけどね。
エヘヘヘヘヘ  😬😬😬
ただこちらで翻訳するときに心がけているのは、内容をちゃんと把握した上で、平易な言葉で、
出来るだけ客観的に、話し手の意図をわかりやすく正確に伝えるというとだけです。
いい加減な情報や誤訳、レベルの低い昔の翻訳本などのの弊害は、私自身、身に染みてよく知ってい
ますから。

「Brideshead Revisited」

いつだったかこのサロンに昔来ていらした先輩達が再訪された時、せっかく’revisit’なさったのだから
また来てくださいと、お願いした覚えがあります。あの時に、私の頭の中にあった単語がまさに
このBrideshead Revisited から連想したものでした。

Jeremy Ironsは好きな俳優で、何となく貧相な小男ですけれど、あの声と雰囲気がいいんですね。
Emma Thompsonも出てた映画版Bridesheadもよかったな。 
Ironsは、The Missionと言うすごい映画にも出てました。Theclaさん、ご覧になったでしょうね。
あの映画は音楽もすごかったと記憶しています。OSCAR音楽賞もらったんじゃなかったかな。
Liam Cunninghamも、Irish アクセントが強いけど、素晴らしい声してますよね。
昔々その昔、Peter O'Tooleのバリトンのスピーキングボイスも最高でした。
最近注目されている、 Eddie Redmayneも素晴らしい声してますね。
'The Danish Girl'には本当に参りました。Wally Stottさんじゃなかった、Angela Morleyさん
思い出しました。
こういう声の素晴らしい俳優たちは、殆どがShakespereとか劇団出身ですね。
映画や文学の話をし出すとキリがない! 
さて私は何が言いたかったのか!
そう、私は素敵な声に弱いのです。

そして世にも稀に、姿かたちもその「声」も、そして、その心と精神と魂まで美しいなんてお方が
現れたりすることもある。

Leperは、Ms.Sharpとの、BBC Interviewで癩病患者と訳した覚えがあります。
彼の場合は、レコードが全然売れなかったので誰も触りたがらない、商業的に癩病患者みたいな
扱いを受けたと解釈し、訳しました。
あの頃の話をするときの彼は、まだ悲しそうに見えます。


Theclaさんがお読みになったPaul Woodsの本は、実は私も以前、20パーセントセールだぞ!何か買わ
ないと大変だぞ!って、楽天が私をメール攻めにするものだから、楽天Koboの電子版を衝動買いした
のはいいのですけど、ちょいと飛ばし読みしただけで興味を失ってしまい、大きな声じゃ言えないけど
、Sarahさんみたいにほったらかしてあるんですよ。
それに電子本って、画面に引っ張り出さないと目に見えないから、存在することすら忘れてしまうの
ですね。Theclaさんは真面目に最後までお読みになったご様子。
何か実のあることとか、面白おかしいこととかが書いてあるなら、又引っ張り出しますけど。

本日は、Brideshead Revisited に触発されて、学生時代に帰ったらノリで、つい話が偏り過ぎてしまい
ました。
長話はいつもの事だけど。
他の皆さんが退屈されそう。😴😴😴
ではこれまで。

返信する
恋(The Go-Between) (Thecla)
2017-03-07 07:57:47
Bridge さま、お返事ありがとうございます。私も長文です。Swallow さん、皆さま、御免なさい。

真面目なキリスト教徒ではないんですよ。カトリック教会の入門講座のシスターが素敵な方で、その気になって洗礼を受けただけ。

メーカーの研究員でした。通信関係の仕事がしたくて自由業に転業。翻訳もしましたよ。特許、規格、プレゼンテーション、マニュアル。職種はエンジニアになります。

イヴリン・ウォーは若い頃から好きです。ドラッブル、マードック、フォースター、ヘンリー・ジェームズなんかも好きでした。「POLA X」の原作「Pierre; or, The Ambiguities」 は読みかけです。難し過ぎ。プルーストが好きで朗読 CD もゲットしてありますが、これも難し過ぎ。トーマス・マンも好きです。

映画は古いものがほとんど。欧州のものばかりかな?昨年、最近の映画を見て良かったのが「ブルックリン」。時代設定は 1951 ~ 1952 年でしたし、主にアイルランドの話でした。

ヴィスコンティは合わないけれど、ブレッソンやベルイマンは好きです。

再上映して欲しいのが、スコットが主題歌を歌っているジョゼフ・ロージーの「恋」(The Go-Between)。映画も見たし、原作も読みましたが、素晴らしかった。脚本はハロルド・ピンター。ロージーには日本未公開の “The Hireling” もあります。ロバート・ショウ(「ロシアより愛をこめて」「スティング」)が一番好きだと言っていたという映画です。

「恋」の主題歌をスコットが歌っていたとはずっと知りませんでした。

ただ、あの主題歌の歌詞は変だと思います。映画の内容と違い過ぎます。
主人公の少年レオは階級の違う友人のカントリーハウスに滞在することになり、気まずい思いをしますが、友人の姉マリアンは優しく、レオは彼女に恋心に似た憧れを持ちます。しかし、マリアンは実際は冷酷で欺瞞的な女性で、レオを道ならぬ情事の取り持ち役に利用しただけ。事の真相を知り、大きな心の痛手を受けた少年レオは、記憶を圧殺し、他者との関わりを持たぬ不毛の人生を送ることになります。しかし、初老になったレオの元に、年老いたマリアンから再び取り持ち役の依頼が・・・
(最近、BBC で再テレビドラマ化され、悪評サクサク・・・)

この映画の主題歌の作詞は難しいのではないでしょうか?

“If I could have a chance again” って、レオに再度チャンスがあったら、そそくさとマリアンの家から帰宅していると思います。それに greenness というのは良くない意味で、レオが幼な過ぎ、世間知らずであることをからかっている言葉だと思います。

全く切り離して別のラブ・ソングだと思えば良いのでしょうか。

ジェレミー・アイアンズはフォルカー・シュレンドルフ監督、ハロルド・ピンター脚本の「スワンの恋」にスワン役で出演しており、この映画はテレビでも放送されました。配役・音楽etc. 酷評されていましたが、プルースト作品の映画化はヴィスコンティもできなかったくらいで、難しい。最近の仏映画「見出された時」はかなり頑張っていると思いましたが。

人間の声はあまり変わらないですね。デヴィッド・ボウイ制作のドキュメンタリーでのスコット、面立ちは変わっていましたが、話す声は変わっていないように感じました。再結成ウォーカーブラザーズの時は、No Regrets、Nite flights では唱法を変えていますが、We're All Alone ではテノールの高音域で普通の唱法。わざわざ書くまでもありませんが、凄い歌唱技術です。
返信する
どういたしまして、デス。 (The Bridge)
2017-03-07 12:38:55

Swallowさん、うさぎさん、Sarahさん、

お誕生日のプレゼント、あんなので体操(たいそう)喜んで下さって、私こそ恐縮です。
特にうさぎさんが感動されたご様子には、ちょっとオーバーやありまへんか、
ほんまかいなって当惑してしまいましたよ。
いつぞやか、うさぎさんったら、永遠の時の流れの中で、Scottのいる同じ時に生まれた幸せ
とかなんとか、おっそろしいこと書かれたのを読んで、びっくりして腰抜かしたことあったけど、
スコットのこととなると、みんなとんでもないアホ過敏少女に戻っちゃうんだから。
これって一体なんでしょうね?
「魔力」としか言いようがない。
Swallowさんならこれを、愛と呼ぶ。😍😍😍

Sarahさんもまたぴょんぴょんぴょん。
そしてまた出た勘違い。

Sarah: Bridge さん、3行以内の鉄則を破って図々しい、お願いをしてメンゴーで
ござりました。しかも、夜なべまでされて

B: 3行以内の鉄則なんてもん、これまでに守られたことありましたっけ?
夜なべなんて、やってま支援 。(やってましぇーん)
そんなこと毛滴増井俺⁉️ ( もう出来ましぇーん)
昼間にやりました場合。(やりましたばい)

B:毛滴増井俺 👀👀👀⁉️
なんだこりゃロボちゃん❗️
こんなんじゃもうクビだよ❗️

🤖: うろたえる 、😞😞😞
号泣し、😭😭😭
鼻をかみ 🤧🤧🤧
いじける 😒😠

B: ああ、うるさいめんどくさい。クビにはしないから静かにしておくれ。

🤖: 泣き笑いしながらやたらと喜ぶ
 😂😂😂  🤣🤣🤣


**********

ところで、私達はいいとして、あさやんさんみたいにまだお若い方達は、なんでまた好き好んで、
あんなカミナリ爺様に(sumimaseeeen!) 心奪われているのだろうか?
同世代で、もっと若くていいのが一人くらい見つからないのかとか、余計な心配したりしちゃうの
ですね。
最近は若い変人男達がやたらと彼に心酔しているようだし、本当に全く罪なお方ですよ、😎は。


**********

昨日のコメントでJeremy Ironsが貧相な小男だなんて言っちゃって勘違いでした。
最近の印象だけで語ってしまいました。
先ほど、本当に久しぶりにBridesheadの映像を見たら、若い頃は、なかなかノーブルですらりとした
いい男でしたね。
最近は本当に縮んで劣化しちゃったお姿しか見てないんで、お若い頃のJeremyさあ〜ん、
sumimaseeeen!でした。

現在はすっごい御面相になっちゃったけど、お声はいまも相変わらず素敵ですよ。
このお方も、😎とは種類は違うけど、一種のカミナリ系であることに間違いは無いっすね。
それにこのお方は、お顔に似合わず、随分と口数の多い男っすね。知らんかった。

https://youtu.be/jg21P6w0Gig

ところで今、私はなんでJeremy Ironsの貼り付けなんかやってるのでしょうか?
Sarahさんの貼り付け中毒症が感染したのに間違いありません。

Jeremy Ironsなんて、だあれも(私本人ですらそれ程)興味無いっつーのに!

👎😖👎 👎😖👎 👎😖👎


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