つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

光州事件の映画

2020-06-04 | 講演会

 時間の余裕があり、先日、NHKBSで韓国映画「タクシー運転手 約束は海を越えて」を見ました。1980年の韓国光州事件をドラマ化したもの。ドイツ人ジャーナリストとタクシー運転手の実話です。事件から37年の後、ようやく映画化。当時の軍事の暴政が明らかになりました。日本では2年前に公開。以下はネットより。

 「史実においては全斗煥らによるクーデター金大中の逮捕を発端として、学生や市民を中心としたデモが戒厳軍との銃撃戦を伴う武装闘争へと拡大していった[12][13]。作中ではソウルのタクシー運転手キム・マンソプは、10万ウォンと言う高額な運賃が得られることを期待し、ドイツ人記者のピーターを乗せ光州へと車を走らせ、検問を掻い潜り光州へ入る。そこでピーターは軍による暴虐を目撃し、その事実を全世界に発信するため撮影記録を持ち帰ることを決意する。キムも、仲間や市民との出会い、そして無残にも次々に死んで行く彼らを見るうち、次第にピーターの使命を理解するようになり、クライマックスではピーターのカメラを没収しようとする政府の追手とカーチェイスしながらソウルに戻る。」

 中国の天安門事件と比較されますが、中国は今でも天安門事件に関する情報は厳しく公開が阻まれています。映画になるどころではありません。その点韓国の方が民主的と言えましょう。事件はドイツ人記者により、世界中に伝えられました。数々の賞を得て動員数も1200万というこの映画も、中国ではアーカイブから削除されています。

 ドイツ人記者は、韓国の運転手と再会を希望していたのですが、連絡の番号も曖昧にしていたため連絡不能。映画公開後、運転手の息子が明かした時は、事件4年後の1984年、すでに癌で亡くなっていました。ドイツ人記者は、2016年に亡くなり、二人は会えずじまいでした。親友以上であったのに・・・

http://japan.hani.co.kr/arti/politics/30571.html

 

先週よりヒナは少し大きくなりました

昨日も名鉄はガラガラ

昨日届いたアベノマスク

コメント (2)
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