ぶら・のび

自分のために何か楽しいことやってますか?

映画「SAYURI」を見て2

2019年06月30日 | Weblog

何とかあの方に近づきたいと思った”ちよ”は、その足で駆け出した・・・


そして近くの神社にお参りし あの方から頂いたお金 一ヶ月は有に食べていける全てをお賽銭として神様に差し出し、ハンカチだけは胸に入れ「もう一度あの方に会えますように」と念じて手を合わせた。


年月が過ぎ先に半玉(芸者の卵)になったのは”おかぼ”の方だった。

そして”初桃”と一緒に贔屓筋を周り一人前の芸者へとなって行ったが”ちよ”は未だ置屋の奉公を続ける日々が続いた。


そんな”ちよ”が15歳を迎えた頃、置屋「新田」へある人が訪ねて来た。

「しばらくご無沙汰いたしておりました」

「あら”豆葉”さんお忙しいのに何のご用かしら?」

「新田にはもうお婆様もお亡くなりになり もう女中はいらないんじゃないかと思って・・・」

「あら、そんな事を 気を使っていただいて もう少し早かったら”おかぼ”でも・・」

「いえその子じゃなくって・・」

「”おちよ”?  駄目駄目!あの子は手がかかり過ぎて何にもできないわ ”豆葉”さんに迷惑がかかるだけよ」

「でしたら・・あの子が見せ出しするまでの一切の費用は全部こちらで持たせて頂くという事では?」

「・・・・・・」

「そんな事をしたら”豆葉”さんが大損しちゃうわよ!」

「もし”ちよ”ちゃんが半年で見せ出しが出来なかったらその時は私がその倍をお支払いします」

どうしようか?と考えた新田のお母さんは「どうせ”ちよ”には無理」だろうと考えその条件をのんだ。


その後”ちよ”は”豆葉”の下で芸者になるための厳しい指導を受けみるみる成長して行くのだった。

そしてわずかな期間で芸者見習い、いわゆる半玉となり名前も”さゆり”と改め一人前の芸者へとなっていった。


ところが、それを妬ましく思う”初桃”は”豆葉・さゆり”が呼ばれる贔屓筋のお茶屋を付け回し”さゆり”の悪口を言いふらして行く

それを知った”豆葉”は絶対に邪魔させまいとある時相撲観戦に”さゆり”を連れて行った。

それには”豆葉”としての狙いがあり”さゆり”にある人物を会わせる目的のためだった。


そしてそこに居合わせたのは”のぶ”という堅物でとても相撲好きの社長と彼を命の恩人とした会長2人が升席で観戦をしていた。

「お招き頂き遅くなって申し訳ございません」

「今日新しく半玉となったこの子を紹介したく同席させて頂きました ご挨拶なさい」

”さゆり”は会長を見るなり・・あの時、橋のたもとで優しく声をかけてくださったあの方だと一瞬声を詰まらせながら

「”さゆり”と申します、よろしくお願いします」と芸者としての振る舞いの挨拶をした。

会長は気づいていたようだが差し障りなく「初めてだね?ここに来るのわ」

そして”豆葉”が”さゆり”に「”のぶ”さんの側にいって相撲を教えてもらいなさい」と小声で耳打ちをする

”さゆり”はできれば会長さんのもとに行きたかったが芸者としての仕事”豆葉”のいう通りに仕方なく社長のそばに移動した。

「”のぶ社長”私は相撲の事はよくわかりませの教えていただけますか?」

ぶっきら棒の”のぶ”は”さゆり”の顔をちょっと見た

”のぶ”は一瞬たじろいだが相撲について一生懸命語り出した

会長はその2人の会話を見て思いはあったが”のぶ”の今までにない表情に満足しながら冷めたおちょこの酒を喉に流した。

そこへ・・・どこで情報を得たのかまた”初桃”等が現れたので「じゃ〜この辺りで失礼します」と”豆葉”が2人に言った。

「なんだこれからがいいとこなんだ!この勝負が終わるまで待て!」と”のぶ”が2人を制した。

そして”のぶ”が応援していた力士が勝ち「”豆葉”またこの子を連れて来てもいいぞ」と顔を見ずぶっきら棒に言った。

これで”豆葉”の狙いは達成したのである。


つづく

 

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映画「SAYURI」を見て1

2019年06月27日 | Weblog

だいぶんに以前見た映画『SAYURI」を再び鑑賞

なかなか面白かったので見てない方の為に改めて紹介します。

監督はあの映画「シカゴ」ロブ・マーシャルやスティーブン・スピルバーグも参加

SAYURI役はチャン・ツィイー 

渡辺健・役所広司・工藤夕貴他出演


ストーリー

この物語は貧しい漁師町では貧困にあえぐ家庭が生活のために女の子を売って金に換えるという。

男の子は仕事の役に立つが女の子は役に立たないと、そんな理不尽なところから始まる物語です。


あると日、男が依頼を受けて訪ねて来る、父親は娘2人を差し出しそして金を受け取る。

娘2人は何事か?と恐怖を抱きながらもうんも付かせず車に乗せ、その後男は汽車の駅まで連れて行く、そこでまた別の男性へと引渡し見返りの金を受け取る。

長い時間電車に揺られ2人の娘を必要としているいろんな店を売り歩く。

この娘、姉は「たつ」といい、妹は「ちよ」という。


男はまず芸者の置屋へ2人を連れて行った。

すると、手伝いの古株の女は「じゃ〜この子はもらっとくが、そっちはいらないね」と、”ちよ”を取った。

そして”たつ”はその後女郎屋へと引き取られていったのだ。


置屋「新田」に引き取られた”ちよ”を女主人(お母さん:桃井かおり)が顔お見て「あんた珍しい目をしてるじゃないか」とここで奉公人として置く事を決めた。

ここには”ちよ”より先に”おこぼ”という女の子が既に働いており、自分もはじめはそうだったと寂しい思いをしている”ちよ”を慰める。

そして”ちよ”と”おこぼ”は芸者になるための稽古と置屋の仕事の日々が続くのだ。


 

数ヶ月が経ち”おかぼ”と”ちよ”も生活に慣れ共に芸者修行にも励む! 

 

そんな中でも”ちよ”は離された姉”たつ”の事を探し回るのだった。


この置屋「新田」には”初桃”という超売れっ子芸者がおりこの置屋の稼ぎ頭で新田の看板となっていた。

だがその為、わがままでプライドも高くお母さんも”初桃”のする事は大目に見ていた。

”初桃”は芸者として二十歳になるまでに自分の借金を全部返した伝説の芸者とまで言われた。

そんな”初桃”に”ちよ”は嫌われ色々嫌がらせを受ける事になるのだった。


ある日、”初桃”が自分のライバルとなる同じ売れっ子の”豆葉”の着物を盗み、それに墨汁の墨を付け”ちよ”に”豆葉”のところへ持って行けばあんたの姉”たつ”の居所を教えてあげるからと”ちよ”に言われ、どうしても姉に会いた”ちよ”はその指図通り”豆葉”のところへ返しに行くのだった。

当然”豆葉”から新田へ連絡が入り、”初桃”の嘘をそのまま間に受けたお母さんはひどく激怒し”ちよ”を棒で叩く

結局、着物の弁償は全て”ちよ”の借金として上乗せされたのだ。

そして”ちよ”は”初桃”に「お姉さん!約束よ”たつ”はどこ?」とか細い声で聞いた。

「確か?辰野って店だったかな?」


しばらく痛みは消えなかったが数日後”ちよ”は何軒かの店を周りながらやっと辰野と書いてある女郎屋を探し当て、やっと”たつ”に会う事ができ一緒に逃げようと話す

でも「今は駄目、お金が無いから、今日仕事が終わったらなんとかするから明日、眼鏡橋のたもとで待っているからね!きっとよ!」

ところが当日、いつも新田はきっちり戸締りをするので出られない、その為”ちよ”は屋根を伝って逃げようと雨の降った後の足元の悪い屋根伝いを一生懸命に進んだ

やがて眼鏡橋が見える位置まで来たその矢先に足を滑らし”ちよ”は地面に落ちたのだ。

気づいた時には新田に連れ戻され「嗚呼しょうがないね、これでまたあんたの借金が増えちまうよ!一生かかっても払えないかもね」

その後、もう”たつ”に会う事はなくなり芸者見習いも辞めさせられこれから借金返済のための奉公人として過ごすしかなくなったのだ。


そんなある日”ちよ”は呆然と橋の上でしゃがみこんで川の流れを涙流しながら見ていた時だった

ある紳士の男性が「こんないい日和に泣いちゃもったいないな」と声をかけられた。

「どうしたの? 転んだのかい? 怖がらなっくてもいいんだよ」と優しくいい、そして近くに出している露天のかき氷屋で好きなイチゴの氷を買ってもらった。

”ちよ”の目を見た男は「不思議な目をしてるね」といい、白いイニシャルの入ったハンカチにコイン(お金)を挟み「これで美味しいものでも買って食べなさい」と渡され、待たせていた芸者達と去って行った。


この日を境に”ちよ”には目的が生まれ なんとか自分も芸者になってもう一度あの方の住む世界に近づきたいと駆け出したのだ・・・・

つづく


 

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今年初のタコ釣り

2019年06月26日 | Weblog

今年初めてのタコ釣りへ行って来ました(^^v

昼過ぎまでは曇り時々晴れでそう暑くもなくいい一日でした。

ダメだったの釣果! これは後ほど・・・・・

今の時期の出船は午前5時ですが、今日は4時半に出港しました。

私が行ったの4時10分、余裕で到着と思えばほぼ満席状態でした。

いつもなら誰かが遅れて5時過ぎの出船となるのに今日はビックリ!

恐らくタコ釣りホームページを掲載している各所の釣船屋の釣果を見ての事だと思う。

竿頭が30や40匹釣り上げたなったら悪く見積もっても半分?いや10匹以上は釣れるじゃないかな?と

私もその1人です(^^;

 

42〜3席ある全てが埋まってます。

午前4時半過ぎの日の出です。

未だ私はこの時も10引き以上は釣れるだろう?

もしかしたらキロ級が釣れるかも?と勝手な夢を見ていました(^^v


さてその釣果・・・・キロ級は7〜8人いましたが私には釣れませんでした。

結局釣れたのは小さい小さいタコ7匹でした(;;)

だから初めに書いたようにホームページに騙されて・・・・・

今まではそう思ってましたがそれは飛んだ私の勘違い!

私の隣、船先に座っていた常連さが30匹ぐらい釣ってたんです(@@;

しかもその中にキロ級も1匹!

人によっては場所だね!って言う人もいます。

確かにそれも一部あると思いますが、やはり腕ですよ!

だからプロって呼ばれるんでしょうね(^^)

しかも一生懸命釣りに打ち込んでいるが、私はダレちゃって適当に竿を出しているだけ

だから最近、釣り始めてしばらく釣れなかったら「嗚呼、今日もダメだろうな〜」って思うマイナス思考!

次のタコ釣りは1週間後・・・・なんか今からでも釣れないような気がします。

お〜神様

そういえば今日の星座占い最下位だった(;;)

お〜神様

明日から梅雨入り、しかも凄い雨が降るとか・・・

お〜神様

ズビズバ〜 助けてけれ〜神様



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家庭菜園

2019年06月19日 | Weblog

猫の額ほどの畑というには小さ過ぎる

どちらかというと顔にできるハタケって感じ(^^?

やっと収穫らしき時期がやって来た!

去年はキュウリがよくできましたが、今年は茄子がえ〜感じです(^^v

 



トマトはちょっとできがイマイチ!

去年植えた位置とあまり変わらないからかな?

同じ土壌を根は嫌うって言うしな(・・?


去年植えたアスパラが芽を出したのでこのまま放置し、来年から収穫です。

後ろの枯れ枝は去年咲いたアスパラの木? 枝? です。

毎日「早く大きくなあれ!」って水をやってます(^^v

自給自足って訳にはいきませんが採れたては美味っすよ!


 

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梅雨?

2019年06月09日 | Weblog

関東・東海地方はすでに梅雨に突入!

でも関西は未だですが今日の東京はひんやりして雨が降ったりしているそうですね。

月曜から関西も曇りがちとか? 梅雨はジメジメし それが7月後半まで続くんですね(・・)

そんな今日はめっちゃえ〜天気(^^vだったのでいつものようにウォーキングに出かけました。


梅雨は未だでも自然界はすでに梅雨入りです!

ほら!こんな綺麗な紫陽花が咲いていましたよ(^^)

 

一つ一つの名前は知りませんがあまりに綺麗だったので写真(携帯)を撮りました。

また日曜日の今日はあちこちで田植えをやっていましたよ!

昔と違って今は便利な機械があるので植えるの刈るのも早くできるようになりましたね(^^)




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急がば回れ

2019年06月08日 | Weblog

昨日電車に乗る前にトイレに行ったんです。

長い時間乗るものだから途中でもよおして途中下車なんて嫌だから必ず乗る前にはトイレに行くんです(^^;

トイレの入り口に一番近くにあるのは障害者用或いは幼児を抱いた人が入る専用トイレになっている。

当然男子用だから男が使用する! ところがそのトイレから70過ぎのおばちゃんがズボンを上げながら急いで出てきて超ビックリ!!(@@)

なんで? もしかして僕が間違えたのかなって?思い振り返ると確かに男子トイレのマークがある。

まさか男とおばちゃんを見違いするほど目が悪くなったとも思えない!

確かにおばちゃんでした!

そして用をたしながら「女子トイレは男子トイレに比べよく混むからな~」とふと思った。

たまたま、というより男子トイレは以外に空いていたからおばちゃんたまらず男子トイレに駆け込んだんだろう?

でもこの逆パターンはなかんかできないよね(^^)

歳をとれば恥も外聞もなくなるっていうけど漏らしてしまうこと思えば藁にもすがるっていうか?そうなってしまうんだろうな(^^;

以前、冬にバス旅行をした時の事です。

楽しいバスの中ではお菓子やジュース、またビールを飲んだりしますよね!だから

目的地に着くまでに必ず途中で休憩或いはトイレタイムがあります!そんな時の事です。

サービスエリアには目的のバスが何台も来てみるみるうちにトイレは渋滞!

男子用はスムーズに回転しますが女子用は大渋滞!

小さな子供は「ママ漏れそう!」「もう少しだから我慢してね」と

中には見かねてお父さんが娘を連れて男子トイレに入る人も

そんな中おばちゃん達は勇ましいというか?1人のおばちゃんが「男子トイレなら空いてるみたいよ!」って号を発したらおばちゃん達が我先と恥を捨てて一目散!

用を済ませて出てきた時には「ね!空いてたでしょ? あ~すっきりした(^^)」なんて、そして「旅の恥はかき捨てっていうでしょ?アハハハ~(^^)」と

いづれにいてもおばちゃん達は群れをなしたら最強ですね(^^v



 

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ふくまる通り57

2019年06月07日 | Weblog

この前「おは朝」で紹介されてたので早速行ってきました。

場所は大阪福島区の阪急オアシスとJR高架に挟まれた約200mぐらいに飲食店やバルが集まったところです。

右側が新しくできたバルです。

夜はサラリーマンでいっぱいになるそうですよ(^^)

たまたま行ったのが昼過ぎだったのでゆっくりできました。

高架下の店は以前からあってオープンは夕方の5時や6時、ガッツり食べて飲む方にはこちらの方がいいかもね(^^)

味は良かったが、プライスは量の割にはちょっとお高い感じです(;;)

出来て間もないんでテレビ局の取材や若い女性たちも来ていましたがどうでしょう?

今度は夜にもう一度来てみたいものですね・・・・



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若おかみは小学生!

2019年06月02日 | Weblog

なかなかいいDVDですよ(^^)

小学生から大人まで楽しめます。

始まりは親子3人が高速道路で事故に遭い全員死亡かと思われたが女の子だけが助かる(助けてもらう・・・)

そして女の子はお父さんの実家(旅館)で暮らすことになり若おかみとして奮闘して行く内容。

そんな女の子を励まし見守ったのがこの絵の男の子だ!

彼はここ春の屋の隣に住んでいたが屋根から落ちて死んでしまった幽霊で、女将(おばあちゃん)の仲の良かった幼馴染。

彼は女の子に年齢と共に老けて行く女将のため、そして春の屋の後継に「命の恩人からの頼みや、なんとかなって欲しい!」と頼まれ半ば渋々引き受けることになり、旅館の従業員やおかみに支えられながら一歩一歩若おかみらしくなっていく。

個性ある宿泊客に対しても春の屋としてのおもてなしの心で持って惜しまず一生懸命お世話(対応)する姿にも感動場面がある。

最後、この絵にいる体の一部が透明になっている男の子・女の子、そして鬼と別れる事になりまた1人ぼっちに・・・

そして思いがけない宿泊客とのまさかの出会い・・・

でも春の屋の若おかみとして凛とした態度で切り抜ける

ここが一番のシーンです(;;)








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