山城めぐり(兄弟ブログ biglob)

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釈尊寺西城②

2017-05-21 19:17:36 | 山城ー信州
第一大堀切から主郭部へ

ほとんど垂直に切り落としています。

大堀切を見下ろしています。

北から第一曲輪の城壁を見返しています。

第一曲輪(この曲輪は南尾根から迫ってきた敵に対して強力な防衛拠点です。

縄張り図は「戦国武田の城」より、釈尊寺から西尾根にあります。大堀切を確認してください。この釈尊寺西城は薫風山荘から北尾根、鞍部、そしてこの尾根を登ったほうが攻めやすいと思います。左手の宅地に見える曲輪群は堀之内城です。近日紹介します。この堀之内城も今回西尾根二つ新たに遺構を見つけることができています。迂闊でしたが釈尊寺から南に曲輪群の尾根が描かれています。また釈尊寺から歩かねばと思っています。この楽厳寺城は基本的に薫風山荘の北の曲輪、楽厳寺城の曲輪を基点に三つの北尾根に詰め丸を配し、中央の釈尊寺の大きな曲輪を基点に南尾根に曲輪群を配していることになります。

これほどの大きな規模の山城群であれば楽厳寺雅方について記事①で引用していますが、村上義清の家臣の中で有力な人物であったことが想像されます。

尾根を下り

二つ目の橋頭堡

第二曲輪

三つめの橋頭堡

第三曲輪、中心に大岩があり帯曲輪で岩を囲んでいます。縄張り図で、この岩を囲んだ曲輪から北に尾根が伸びています。

帯曲輪の北側

北尾根の北曲輪

小諸市街(徳川軍が真田の上田城を攻めたとき、あるいは北条氏直軍が徳川軍と対峙した時など、この楽厳寺城が使用されたのではないかと想像される景色です。

次回 釈尊寺西城の本丸へ




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