山城めぐり(兄弟ブログ biglob)

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金井山城②

2017-07-12 18:55:48 | 山城ー信州
三の丸から本丸へ


大岩の堀切

大岩を登ると、この通路の岩の間を進み

三の丸



三の丸は岩に囲まれた上に一郭をなしています。

縄張り図は「信濃の山城と館2」更埴・長野編

本丸西下の大堀切

縄張り図では曲輪1を二段に分けていますが、これは二の丸ではないかと思います。

石垣の東上に本丸

本丸、草に覆われていますが、冬であれば全体が見られると思います。
次回 寺尾城


金井山城について
長野電鉄金井山駅の裏手、松代の東北に半島のように突き出た金井山山頂にある。長野市松代町柴。南北に2つの郭が並び、細長い山の背を利用した山城で、寺尾氏の家老だった金井氏の砦と伝わる。
 川中島合戦のころは、南側にある寺尾城とともに尼厳城の出城に利用され、海津城が築城されてからは、その東北を固める役割を果たした。かつては千曲川が金井山の先端部を巻くように流れ、南東には大室(おおむろ)から松代に通じる可候(そろべく)峠が通っていた。麓には金井池、牛池など旧流域の名残をとどめる池沼がある。
 昭和の初めには遊園地もあったという金井山公園の展望台からは、千曲川の流れと対岸に古戦場一帯が広がり、北信濃五岳(飯縄山、戸隠山、黒姫山、妙高山、斑尾山。諸説ある)などが見渡せる。手前の千曲川堤防には「山本勘助の墓」の場所も確認できる。幕末、公武合体派の開国論者・佐久間象山(さくま・ぞうざん、しょうざん)はこの地を訪れ、「萬景指顧にあり」とその眺望に感嘆し、立ち去ることをためらったという。平和観世音像、お不動さん、御岳神社の霊神碑などが建ち、大室古墳の遺跡などもある。 長野市「信州・風林火山」特設サイトより

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