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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

「鬼平犯科帳 盗賊婚礼」25年前の怖い鬼平に遭遇!

2017-01-15 12:06:57 | 日記
今年一番の寒気ということ。確かに寒い。そんな訳で、昨日は夕方には、自宅に戻り、まずはテレビ桟敷で相撲観戦。稀勢の里良いですね。白鵬とのマッチレース。このところの天敵·栃ノ心 ライバル日馬富士も休場。風は吹いていると思いますが···
さて、その後は、録画しておいた「鬼平犯科帳 盗賊婚礼」楽しみました。92年の作品とのこと。吉右衛門、まだ50の坂を越えたばかりで若い。私、当時は見ていませんでしたから、「鬼」の一面を見せる長谷川平蔵 新鮮でした。
薬種問屋へ盗賊が入ります。翌朝まで、店の者が誰も気付かない見事な手口。彦十(猫八)など感心しきりですが、鬼平に一喝されます。現場に残してあった千社札から一文字の弥太郎(三ツ木清隆)の仕業と分かります。一方、おまさ(梶芽衣子)は、長島の久五郎(中村橋之助=現芝翫)の姿を見かけます。鬼平は、おまさに久五郎に密着するように命じます。ここで、おまさ、久五郎に正体が暴露そうになるのですが、ここでも、鬼平は一喝。その迫力は凄い。
結局、この久五郎の線から、彼のお頭·鳴海の繁蔵(寺田農)が、自分の妹と弥太郎を、親同志の約束事だと夫婦にしようとし、そこから江戸でお勤めをしようとする繁蔵の策略が明らかになります。久五郎の一言から、弥太郎の婚礼の場に踏み込むことに成功した鬼平。盗賊どもをお縄にします。
とにかく、まだ若い吉右衛門の迫力ある鬼平のカッコいいこと。ただただ、見とれてしまいました。