平ねぎ数理工学研究所ブログ

意志は固く頭は柔らかく

鉛筆の削りカス

2008-12-28 15:24:00 | 雑談
私 「高校の同級生が、国土交通省中国地方整備局○○事務所の所長になってたよ」
妻 「その所長とかいうのはえらいの?」
私 「そうとうにえらい、うちの社長よりえらい」
妻 「その人が鉛筆だとすると、お父さんは鉛筆の削りカスじゃね」
私 「フッ、鉛筆の削りカスでも、火をつければ燃えるど」

何か質問ある?

悪夢

2008-12-27 09:21:44 | 雑談
深夜、

私 「(ウトウト)」
妻 「ギャーっ」
私 「(ガバッ)どうした?」
妻 「いま誰かに、頭から砂をかけられた。怖かった~」
私 「…」

娘達よ、私らはこんな調子だ。
年々ぼけている。
親をあてにせず、しっかりしなければいけない。

それにしても、妻よ、
私らは50年以上も生きてきたのだから、
悪夢にうなされるにしても、
もう少し高尚な悪夢を見ようじゃないか。

心療内科のDr.と私の会話

2008-12-26 00:41:51 | 雑談
私 「最近、気分の落ち込みが激しいんです」
Dr 「( ´_ゝ`)フーン」
私 「さあ頑張ろうというハイな気持ちが湧いてくる瞬間もあるんですが…」
Dr 「( ´_ゝ`)フーン」
私 「でも、しばらくすると落ち込むんですよね」
Dr 「変動が大きいのはよくないね」
私 「それと、私は会社では理性的に振舞っていて不満を抑えているんですが、最近、腹が立ってどうにもならなくなるときがあるんです」
Dr 「では、どうにもならなくなるのを抑える薬を出しておきましょう」
私 「エッ」
Dr 「腹がたってどうにもならなくなったら、半錠服用してください」
私 「ハァ」
Dr 「これで様子をみて、今度こられるとき効果を教えてください」

幸いにも、いまのところ「どうにもならなくなる」ことはないので、一度も飲んでいませんが、飲むとどうなるのでしょう。
キリストさんや、お釈迦さんのような寛容な気持ちになるのでしょうか。

Dull Boy

2008-12-25 06:52:35 | 雑談
All work and no play makes Jack a dull boy.

妻 「お父さん、ダルってなに?(新聞を見ながら)」
私 「ダルビッシュだろ」
妻 「違うよ、ディー、ユー、エル、エルよ」
私 「ああ、dullね、鈍いとか不活発な、という意味だろ?」
妻 「仕事ばっかりで遊びがなかったらジャックはダルボーイになるってことか、なるほど、なるほど」
妻 「てことは、お父さんそのまんまじゃない」
私 「…」

妻に指摘されて初めて気づいたのですが、私は遊びを知らないんです。
何をしても面白くないんです。
私は、既にdull boy になってしまっているのでしょうか。

天皇誕生日

2008-12-23 09:32:00 | 天皇

私 「実は、書くネタがなくて困っている」
妻 「…」
私 「ブログも何かとたいへんなんだよね」
妻 「…」
私 「…」
妻 「ところで、今日は、何の日なん ( ゜д゜) ?」
私 「∠( ゜д゜)エェー、天皇誕生日じゃないか、知らんかったんか」
妻 「なーんだ、そうか。クリスマスイブの前の日かと思った」
私 「なんというたわけたことを。よいか、よく聴きなさい。天皇は日本国の象徴である。象徴とは抽象概念を形で表すためのもので、旗とか、花とか…、天皇は、例えが悪いがマネキンのようなものだ。今上陛下におかれては、日本国憲法第一条を正しく理解され立派にお役目をはたしておられる。天皇は即ち日本国だ。したがって、ご誕生の日を寿ぐことは、日本国の弥栄を祈念することなのだ」
妻 「それをブログに書けばいいじゃない」
私 「そうか!」

というわけで、こんな日記になってしまいました。


狐につままれる

2008-12-21 23:33:25 | 雑談
狐にばかされる。また、意外ななりゆきに訳がわからなくなり、茫然とする。
【大辞林|三省堂】

ちかごろは、狐にばかされたという話を聞かなくなりましたが、昔はよく耳にしたものです。
現代の狐は人をばかさなくなったのか?それとも、狐が人をばかすという話は迷信なのか?
とんでもない、迷信ではありません。狐は人をばかすのです、今でも。
実際に被害にあった人の話をしましょう。


【被害者1(平ねぎの父)】
父が青年のころの話。
山仕事を終え、峠道の脇の石に腰をおろして休んでいたときのこと、
峠を下ってくる二人連れの女性の姿がぼんやり見える。
こんなに遅い時間(夜中の8時前後)に誰だろう?と思って目を凝らすと、
白い手ぬぐいを姉さんかぶりに被っているのが何となくわかる。
何やらワヤワヤ言っているが、はっきりとは聞き取れない。
「これは狐に違いない」と瞬時に悟った父は、「おのれ狐め」と手にしていた鉈を振り上げた。
すると、二人連れは、煙が消えるように消えていなくなった。

【被害者2(平ねぎ本人)】
忘年会二次会でのできごと。危うく凍死するところだった。
http://blog.goo.ne.jp/tnnt_1571/e/de1541a6323cf452123788a073ee1084 (人生の落し穴)

【被害者3(平ねぎの友人K)】
忘年会に参加したKは、広島市最大の歓楽街「流川」で楽しく呑んでいた。
飛切りの美女が彼の横に腰掛けた。
色白でやさしくて、彼はすっかり虜になった…。
そのあとのことは何も覚えていない。
気づいたときは、広島駅の裏にある二葉の里の山中にいた。
これも狐の仕業だろう。

【被害者4(平ねぎの友人S)】
同じく、忘年会でのこと。Sは呑める口ではない。
つまらなさそうに呑んでいると、美しい女性が隣に…。
舞上がったSは勧められるままに呑む。
そのあとのことは何も覚えていない。
翌日、自室のベッドで目覚める。
耳に違和感があったので、手をやると血がべっとり…。
近くの耳鼻科に行くと、大学病院の脳外科を紹介される。
大学病院での精密検査の結果、脳波に異常が見つかる。
以後、しばらく耳鳴りに悩まされる羽目に。
これも狐の仕業に違いない。

このように、昔も今も狐は人をばかすのです。
特に、忘年会シーズンに頻繁に出没するようです。
気をつけましょう。

人生の落し穴

2008-12-15 08:29:52 | 雑談
5年前の忘年会でのことです。
二次会のスナックでこんなことがありました。

飲めや歌えやの大騒ぎをして、さあ帰ろうというときに、
入り口付近で飲んでいた若い女性が、潤んだ目で私を見つめるのです。

「どうしたの?」という感じで見つめ返すと、
彼女は私の胸に飛び込んでくるではありませんか。

突然のことなのでびっくりしました。
事情がよく分からなかったけれど、しっかり抱きしめてあげました。
長く生きているとたまにはいいことがあります。

私はすっかりうれしくなり、余韻を楽しむために歩いて帰ることにしました。

それから後のことはよく覚えていません。
気がついたときには広島駅の前を歩いていました。
方向を間違えたのです。私の家は広島駅の逆の方向にあるのです。

そこからタクシーで帰るのは悔しいので、歩いて引き返すことにしました。
まずは百米道路へでてそれから西へ歩けばいい、と見当をつけました。
私はしたたか酔っていたので、歩いても歩いても百米道路は見つかりません。

これはひょっとすると遭難するかも、という不安が脳裏をよぎりました。
しかし、いまさら悔やんでも始まりません。とにかく歩くしかないのです。

三十分ばかりウロウロして、ようやく百米道路らしき道にたどり着きました。
あれがワシントンホテル、これが三井ガーデン、全日空も見えてきました。
間違いありません。私は、百米道路を西に歩いています。

店をでてから、約3時間余。なんとか帰宅できました。
後で考えると危ないところだったと思うのです。
歩き疲れてベンチで横になったりしていたら、凍死していたでしょう。

人生いいことがあった後には、落し穴が待っているものです。
気をつけなければなりません。

こんな夢を見た

2008-12-07 12:11:12 | 雑談
大学4年生になった。それまでぼんやり過ごしてきたが、そろそろ就職活動をしなければならない。私は真面目な学生ではなかったのでうまく就職できるか心配になってきた。そこに麻生さんが現れた。彼は私の指導教官だ。彼は次のように言った。

おまえはのぅ、卒業できんでぇ。単位を調べてみいや、半分も取っとらんじゃろうが。特に教養が足らん。4年生になってから教養をとるのぁ、無理じゃ。卒業は諦めて退学せぇ。まともに卒業しよう思うたら、あと2年はかかる。おまえぁ、はぁ60歳になったんで。はょ、就職せにゃ。残された時間はえっとなぁんで。わりぃこたぁ言わん。退学して就職せぇ。

彼は、口を醜く曲げながら強い芸北訛で矢継ぎ早に喋り、そのまま去って行った。私は卒業できないことと、社会に出る前に60歳になっていたこと、に初めて気づき呆然と立ち尽くした…。

怖い夢でした。