平ねぎ数理工学研究所ブログ

意志は固く頭は柔らかく

新型コロナはただの風邪(33)

2020-09-28 17:47:58 | 新型コロナウイルス

新型コロナはただの風邪とあからさまに言うと腹を立てる人が相当数いて、非国民のレッテルを貼られそうなので、
ガリレオ風にこっそり言いますが、それでも新型コロナはただの風邪です。
菅野完という文筆家がいます。彼に「新型コロナはただの風邪だ」というと、彼はこう言います。
「新型コロナはただの風邪という奴は心が弱い」「そういうことは医者になってから言え
新型コロナのリスクを評価することと心と何の関係があるのでしょうか
また、「医者になってから言え」の理屈は、そのままブーメランのように菅野氏に返ってきて、
政治家でもないのに政治評論で飯を食っているのはどうなんだ、ということになりますよ。
菅野氏についてはひとまず措き、私が新型コロナをただの風邪だと決めつける真意を説明します。
世の中には様々なリスクがあります。そのリスクは削減すべきリスクなのか、保有できるリスクなのかを、
対策に必要な社会コストと被害規模の観点から、統計データ等を用いた科学的な根拠に基いて区別する必要があります。
厚生労働省が公開している統計データを分析すると、新型コロナは保有できるリスクであると結論されたので、
「新型コロナはただの風邪」と比喩的に表現しました。まあそういうことです。

つぎに、10月4日までの統計データを用いて調べてみましょう。
以下のグラフは、厚生労働省オープンデータPCR検査実施人数陽性者数死亡者数)をもとに作成しました。


上図は、10月4日までの、国内の、新規PCR検査数、新規陽性者数、新規死亡者数の推移です。
数値の大きさが違うので、見やすくするために、新規陽性者数は10倍、新規死亡者数は100倍しています。

新型コロナ関連死亡者数は10月4日現在1598人です。
2019年1月の季節性インフルエンザの死亡者は1685人です。
新型コロナは、季節性インフルエンザと比べても、ぜんぜんたいしたことないですね。
こう言うと、「人の命をなんだと思ってるんだ新型コロナで亡くなった人の家族の前でそれを言えるか
と、怒鳴る人がいますが、違うんです。論点はそこじゃないのです。
人の命の軽重ではなく社会リスクの大小を論じているのです。

保健所は土日が休みなので7日ごとにデータの谷間ができます。
その谷間を埋めるために7日で移動平均します。
そうするとつぎのようになります。

6月14日を境に、2つの山があります。
前半を第1波、後半を第2波と呼ぶことにします。
このグラフからわかることは、
①  第1波は、陽性者は少ないが死亡者は多い。
②  第2波は、陽性者は多いが死亡者は少ない。
③  陽性者数のピークから2~3週間遅れて死亡者数のピークが現れる。

④  第2波の死亡率は低い。
感染研は、若者の感染者が増えたから、と説明しているが、
そうであるなら、第1波ではなぜ若者の感染者が少なかったのだろうか。

 


新型コロナはただの風邪(32)

2020-09-24 10:52:43 | 新型コロナウイルス

PCRの真実を知る者の勝利か?
ベルギーはPCR検査をウイルス感染拡大の判断基準にしないことを発表した。
見かけ上の感染者増にかかわらず、マスクはもはや屋外では義務付けられない。

これらのデータを見れば無理もない。

(注記)青字:翻訳

陽性者は増えているが、死亡者は増えていない。
日本と同じ傾向だ。

追記 2020.09.25

同感。
医者は人間を見ろ。数値遊びをするな。


ケーブル系橋梁の疲労破壊

2020-09-23 07:47:09 | 建設一般

橋崩落で負傷者、不明者多数 台風や地震が影響か(19/10/01)


疲労によるケーブルの破断が事故の原因だと思います。風や地震は関係ないです。
設計者は活荷重による応力の繰り返しを軽視していたのではないでしょうかね。
このような橋は日本にはごまんとあるので決して余所事ではないです。

 

追記

アーチリブの剛性が足りない。


藤井

2020-09-22 19:44:40 | 将棋

藤井は大学に進学した方が良い。
二冠を獲得した時がピークで今は急勾配の下り坂を下っている。
加藤一二三は藤井聡太を努力型の天才と称した。
的確な評価だ。藤井は読む能力が優れている。
逆に言えば読めなくなったら並みの棋士以下になる。
棋士人生は短いと思う。


いまさら地球温暖化(5)

2020-09-21 19:42:19 | 地球温暖化

追記  2020.09.21

6年前の記事に追記しました。

柴田一成


ミニ氷河期の前駆現象として、雨量が多くなるといわれています。
今年揚子江流域が水浸しだったのはミニ氷河期の前兆かもしれません。
ただし、温暖化理論がそうであるように寒冷化理論も仮説です。
これからどちらが正しいかだんだんわかってくるでしょう。
でも、人類に及ぼす影響は温暖化よりも寒冷化のほうがはるかに深刻です。

記  2014.09.22



柴田一成:太陽の科学、NHKブックス、2010年1月、より引用

本章の最後に、地球の温暖化について考えていきたいと思います。
温暖化の原因は二酸化炭素であるといい切って本当によいのでしょうか?
少なくとも地球の長い歴史をひもとくと、黒点の多かった時代と地球の温暖化とは関連することが明らかです。
一方、最近一〇〇年間くらいの地球の平均気温と二酸化炭素の変動をみると、確かに二酸化炭素と気温の変動が重なる部分もあるけれども、最近は少しずれています。
ですから慎重な人は、温暖化と二酸化炭素の関係性には否定的です。
気象学者も自信をもって主張しているわけではなく、あくまで「可能性が高い」といっているだけです。
私は最近、「温暖化の原因は太陽である可能性もあるかもしれない。
少なくとも二酸化炭素と決めつけるのは危険」と考えています。
二〇〇八年に「地球惑星科学連合にという地球科学の大きな学会が開かれ、そこで地球温暖化の真相についてのセッションがありました。
「地球温暖化の原因は二酸化炭素」ということは政治的には決まっているが、はたして本当だろうか、という観点からさまざまな分野の科学者が集まって議論しました。
このセッションに出るまでは、「温暖化太陽原因説」の可能性を人前で議論するのは、政治や世論と衝突するので相当勇気のいることでした。
ところが、セッションに出てみると多くの地球科学者、物理学者、天文学者たちが、二酸化炭素以外の可能性を大胆に論じているのです。
その中で太陽の可能性も論じられていましたし、それ以外の地球環境のさまざまな要因-海流、火山なども論じられていました。
もちろん二酸化炭素説がただちに否定されるとか、二酸化炭素削滅に反対するとかそういうことではありません。
二酸化炭素と気温の関係いかんにかかわらず、炭素資源の節約やクリーンエネルギーの開発は大事なことです。
しかし、「温暖化二酸化炭素説」が確立しているかのような議論がまん延する世の中の状況を、われわれ科学者はだまって見ていていいのか、というのが大方の議論でした。
私もこの議論に全面的に同意します。
というのも、地球が寒冷化すると相当大変なことになります。
凍結した領域では人は生存できなくなりますし、エネルギーが足りなくなります
(暖房用のエネルギー、食科を作るためのエネルギー、そしてもちろん、文明を維持するためのエネルギーも足りなくなります)。
しかし、いまの黒点の状況をみていると、近々地球は寒冷化する恐れがあると予想されます。
本来ならば、二〇〇八年に新しい周期に入り、黒点がわっと増えてしかるべきだったのが、全然出てきていません。
これほど少ない期問が続くことは、最近八〇年間近くなかったのです(一九三三年くらいまでさかのぼると、いまと同じくらい少ないこともありました)。


引用終り

4~5年前までは、学者がCO2温暖化説はおかしいというとトンデモ学者の烙印を押されていました。
槌田敦さんや東工大の丸山茂徳教授などごく少数の勇気ある学者を除いた多くの学者は、烙印を押されるのが怖いので、
「王様の耳はロバの耳」の寓話のように、土に穴を掘って「CO2温暖化説はおかしい」とこっそりつぶやいていたのです。
でも、最近になって柴田氏をはじめとする太陽研究者が堂々とCO2温暖化説に疑問を投げかけるようになりました。
封印は解けたのです。本当のことを言ってもよくなったのです。
良い時代になりましたね。CO2温暖化は政治の世界だけの問題になってしまいました。


靖国に参拝する馬鹿議員

2020-09-19 16:06:41 | 政治問題

追記  2020.09.20

日本は情けない国になってしまったと書きましたが、証拠を見せましょう。
アジア大学ランキングTOP20です

韓国は5校ランクインしています。
日本は2校だけです。
なお、韓国の人口は日本の人口の40%です。


追記  2020.09.19



安倍が参拝したらしい。
現職のときは行かないが辞めたら直ちに行く、節操のなさはいかにも安倍らしいね。
菅だろうと麻生だろうと誰だろうと、行きたけりゃ行きゃいいよ。
中国も韓国も、もう文句を言わないはずだよ。
中国は言うまでもなく韓国も、国力は日本より上なので。
日本は相手にされてない、というか相手にする価値もない。
そのような情けない国になってしまっている。

記  2018.04.20

靖国神社の前身は東京招魂社である。
招魂社は長州テロリストの一人高杉晋作が1863年に下関に設置したのが最初だ。
東京招魂社は4年後の1867年に建立された。
その後明治天皇の命を受けて東京招魂社を靖国神社と改称し今に至っている。

靖国神社は国民を安心して戦死させるための施設である。
太平洋戦争時には無茶な作戦によって多くの若者が戦死させられた。
「靖国で会おう」は軍部が作った合言葉であり、安心して必ず死ねという意味だ。

太平洋戦争で多くの兵士を戦死させたのは政治が機能していなかったからだ。
その反省もなしに、「国のために命を捧げた方々」など、馬鹿も休み休み言うがよい。
国のために命を捧げたのではない。
天皇のために殺されたのだ。

政治家がどうしても靖国神社に参拝したいのなら、
政治の失敗により尊い命を奪ったことを謝罪し、
二度と同じ過ちを繰返さないことを戦死者に誓うべきなのだ。

追記 2018.04.21



総理大臣は言うまでもなく大馬鹿だけど、衆参議長まで馬鹿だったとは 
行政府も立法府も腐り果てとる、クソだ 

追記 2018.04.21



水木しげる氏の傑作漫画。