平ねぎ数理工学研究所ブログ

意志は固く頭は柔らかく

9手詰め(3)

2018-11-29 08:37:05 | 将棋

作者  柴田昭彦
ヒント 捨て駒のコンビネーション

これも実戦形の良問 
わからんよ~ 
詰めパラ作品は難しい 

追記 2018.11.29

▲2二金打、△同馬、▲3一金打、△同馬、▲4三金打、△同銀、▲2二飛成、△同玉、▲2三金打までの9手詰なら簡単なのですが、
▲3一金打には△同玉があるんですよね。そのあとが続かない… 

追記 2018.11.29

やっと解けました
初手は▲4二金打です。
変化が複雑で難しかった。

▲4二金打、△同銀、▲3一金打、△同銀、▲4三金打、△同銀、▲2二飛成、△同玉、▲2三金打までの9手詰が正解。

変化手順

①▲4二金打、△同玉、▲5三金打、△3一玉、▲4二金打、△同銀、▲4一金打、△同玉、▲2一飛成まで、9手詰
②▲4二金打、△同玉、▲5三金打、△3二玉、▲2二金打、△同馬、▲4三飛成、△3一玉、▲4一龍まで、9手詰
③▲4二金打、△同銀、▲3一金打、△同玉、▲2一飛成、△同玉、▲3二金打、△1二玉、▲1三金打まで、9手詰


茨城県南部の地震

2018-11-27 09:23:07 | 地震

K-NET今市(TCG009)の揺れを見てみましょう。

■ 最大加速度

NS   96.2 gal
EW  170.8 gal
UD    73.7 gal
3成分合成 172.0 gal

■ 震度

計測震度=  4.13  震度4 

■ 加速度波形

■ 加速度応答スペクトル(h=0.05)

たいした地震じゃないけれど、少し気持ち悪いですね。


竜王戦第四局

2018-11-26 08:38:31 | 将棋

三連休明けの月曜日。
地獄に行くような気持ちで出勤し、ようやく諦めの境地に達しました。
今週も長いですが、なんとかやっていくしかないですね。
さて、仕事に取り掛かる前に昨日の竜王戦を振り返ってみましょう。
評価値曲線が示すとおりの悲しい結末になりました。
第4コーナーを曲がったとことでは羽生竜王が20馬身引き離し圧倒的優位を形成しました。
このまま逃げ切りかと思いきや、ゴール手前で悪手疑問手を連発し、広瀬八段にあっという間に差し切られてしまいました。
第三局も同じような将棋でしたね。羽生竜王は「羽生マジック」と称されるように、もともと終盤での逆転を得意としていました。
いまは、往年の面影はなく、「逆羽生マジック」を食らっています。観戦していて切なくなりました。
羽生竜王の今朝の気分は最悪でしょうね。可哀相だなぁ。
それに比べると、私の今朝の気分の悪さは物の数ではない。
よし、今週も頑張るぞ


灘中学の入試問題

2018-11-23 13:56:26 | 数学

灘中にしては超簡単問題
2分でできた 

追記 2018.11.23

たいへん良い問題。小学校の算数を超える知識は必要ない。
分数計算と四則演算がきちんと学習できていれば塾のない田舎の児童にでも解ける。

 

追記 2018.11.25



私は老人なので2分もかかったが、12歳の児童なら20秒で解くだろう。


 

追記 2018.11.28

左辺を強引に通分してみましょう。

少し遠回りですが12歳の児童ならあまり時間はかからないはず。
算盤の得意な児童は暗算で瞬時に計算するでしょう。
でも、私は計算が苦手なのでこのやり方はダメ。
2行目の分子の計算と4行目の素因数分解にはエクセルを使いました。
×やら+がたくさんある式を見るとめまいがして気持ちが悪くなるんです。

 

追記 2020.10.03

かける数とかけられる数をたたきこまれた子には永遠に解けないだろうな。


うっかり

2018-11-23 10:27:25 | 将棋

▲2三桂打の狙いは、▲1一桂成△同玉▲2一と△1二玉▲3四馬△同歩▲1一金であるが、3三が空いているので、ここで△7七馬とすれば▲1一の金を取ることができるのだ。
山崎八段は▲1一金が抜かれるのをうっかりした。山崎八段は「うっかり」が多い棋士だが順位戦でのこの「うっかり」はあまりにも痛い。

この局面で山崎の投了となった。先手玉に受けはなく、後手玉に寄りはない。 
まさかの大逆転での結末。山崎は投了後、脇息に顔をうずめたまましばらく微動だにしなかった。 
やがて山崎が顔を上げ、木村が駒箱に駒を片付けると、感想戦は行われることなく一礼が交わされた。

木村九段が感想戦を提案しなかったのは山崎八段への思いやりもあるだろうが、自分自身も不出来な内容だったので棋譜を並べなおすのが嫌だったのだろう。

【蛇足】

「うっかり」が多い山崎八段
 


美談は泣きながら疑え

2018-11-22 08:27:04 | その他

東京新聞コラム「筆洗」より、

路上で子どもがしくしく泣いている。通りがかった男が声を掛ける。「どうした、えっ、おとっつあんが病気なのにお金がなくて故郷に帰ることができないんだって…」
気の毒な話に人が集まってくる。男が子どもの持つ大量のカミソリに気がつく。聞けば売り物をつい持ち出してしまったという。
男が集まった人に提案する。「かわいそうだよ。みんなでこれを買って汽車賃をこさえてやろうよ。いい品だよ」
これが実は真っ赤なウソ。かつての「泣(な)き売(ばい)」というやつである。人情に付け込んで、商品を売るとは悲しいではないか。
今なら誰も買うまいが、小欄、「泣き売」に一杯食った。米国でのこんな話である。
車のガソリン切れで立ち往生した女性。現金がなくて困っているとホームレスの男性がなけなしの二十ドルをはたき、ガソリンを買ってくれた。
感激した女性がネットで話を広め、男性への寄付を呼びかけると短期間に約四千万円集まった…。
昨年十一月二十七日付の当欄で紹介したが、これがウソだった。女性とホームレス役の男性は知り合いで、ガソリン切れも二十ドルも全部作り話。
二人は最近、逮捕されたが、手の込んだ現代版「泣き売」とは油断ができぬ。
人情噺(ばなし)「文七元結(ぶんしちもっとい)」まで引き、よい話として紹介したのがお恥ずかしい。
谷川俊太郎さんの詩の一節が浮かぶ。「美談は泣きながら疑うことを誓う」

新聞社がデマを撒いちゃいけません 
東京新聞のコラムニストはよほど書くネタがなかったのでしょうね。
ブログでも毎日更新するのはけっこう辛いのです。ネタがなくて。
だから今日はこんな記事になりました