onodekitaとその信者が、7年前に福岡市で起きた飲酒運転による死亡事故についてツイートしています。加害者は飲酒運転の上逃走しているのですから弁解の余地はありません。しかし、onodekitaは、3人の子供の命を奪った加害者を擁護しながら被害者を誹謗中傷しているのです。onodekitaはつぎのように書いています。
普通の車ならガードレールで止まりますよ。パジェロか何かで、人を簡単にひき殺すカンガルーバンパーをつけていたんでしょう(アレは、オーストラリアで道に飛び出してくるカンガルーをはねのけるため)。BMWなどは全部はわざわざ柔らかくしています。
よくもこんなことを書きますね。被害者に何の恨みがあるのでしょうか。
>普通の車ならガードレールで止まりますよ。
これは間違いです。あの防護柵では止まりません。
車両用防護柵ではなく、歩行者自転車用柵だからです。
車両用と歩行者用では耐力が全然違います。
事故後にまとめられた「車両用防護柵に関する検討委員会報告書」から引用します。
事故は平成18年8月25日(金)22時50分頃に、福岡市東区の臨港道路、海の中道大橋のほぼ中央付近で発生した。当該道路は、福岡市港湾局が補助事業で設置した臨港道路であり、管理も同部局が行っている。
新聞報道等によると、飲酒運転の加害者の乗用車が親子5人の乗るSUVに追突し、被害者の車は縁石、歩道を乗り越え、さらに防護柵を突破して約15m下の博多湾に転落した。当時、水深は6m程度あり、転落車両に乗車していた子供3名が死亡(水死)した。
事故の起きた海の中道大橋は、福岡の中心部よりやや北側にあり、海の中道と人工島のアイランドシティを結ぶ橋である。追突されたSUV、追突した乗用車とも北側(海の中道)から南側(アイランドシティ)に向かって進行しており、SUVは道路左側の博多湾に転落した。
加害者は9月14日に送検されて16日に危険運転致死傷罪で起訴されている。事故が発生した海の中道大橋は、平成14年10月に供用された比較的新しい橋梁であり、橋長約750mの見通しのよい直線道路である。横断構成は、車道部が2車線対面交通で、路肩も含めて7.5mである。東側には幅4mの歩道が設置されており、20cmの高さでマウントアップされている。道路規格として、4種1級、設計速度60km/h、規制速度50km/hとなっている。
当該橋梁の東側(車両が転落した側)には、歩車道境界に防護柵はなく、歩道の外側に歩行者自転車用柵(種別SP)が設置されている。高さは1.1mで鋼製(支柱はダクタイル鋳鉄製)である。橋梁の西側(反対側)は歩道がなく、車道端に設計速度60km/hに対応した橋梁用車両用防護柵(種別B)が設置されている。
当該橋梁は、港湾法に基づく臨港道路の一部であり、福岡市港湾局によると、道路は、「港湾の施設の技術上の基準」(運輸省令)により設計されたもので、欄干(防護柵)については具体的には「防護柵の設置基準・同解説」を参考にしている。
それにしても、onodekitaの被害者に対する誹謗中傷は常軌を逸しています。
被害者を鞭打つことにサディスティックな快感を覚えているのでしょうか。
明治の政治家「田中正造」は、最後の日記につぎのような言葉を書き残しています。
悪魔を退くる力なきものゝ行為の半ハ其身モ亦悪魔なれバなり。已ニ業ニ其身悪魔の行為ありて悪魔を退けんハ難シ。茲ニ於てざんげ洗礼を要す。ざんげ洗礼ハ已往の悪事ヲ洗浄するものなれバなり。
onodekitaは悪魔に魅入られた者なのでしょう。だからあのような無慈悲な言葉を平気で発することができるのだと思います。
【参考文献】
(1)車両用防護柵設置に関する検討委員会:車両用防護柵に関する検討委員会報告書、平成19年4月
(2)田中正造全集、第十三巻、岩波書店