Oceangreenの思索

主に、古神道、チベット仏教、心理学等に基づく日本精神文化の分析…だったはずなんだけど!

女神たちの選択

2010-01-31 | 日本人の意識と社会
縄文人はモンゴロイドですが、
中国や朝鮮半島の人々とは、また違う容姿でした。

もしも弥生人たちがインダスの末裔だとしても、
混血により、黒い肌の色は薄まったでしょうが、

東アジア的な美意識を満たし、
彼らによる差別を避けるには、充分ではなかったでしょう。

美しい精神性と繊細な気を持つ女たちは、
獣のような大陸からの侵略者たちに
身を任せる選択をしました。

可愛らしく、高貴でありながら、
縮れ毛だったり、目や顔が丸かったりして、
渡来人たちの美意識に沿わない女性たち。

男権的な男たちに侮蔑され、奴隷のような扱いを受けても。
彼女たちは、セックスを求めました。

愛すれば、少しは変わるかと、進んで機嫌を取りもしたでしょう。
そうすれば尚更、自分が魅力的なのだと
うぬぼれるようなバカな男にも。

獣のような男どもは、自分等の強い性が好きな、
好き者の女たちだとでも
思ったのでしょう。

もちろん、彼女たちは、
ただ、屈辱に耐え、神示に従っていたのです。

インダスの血を少しでも多く残すために。
その子供たちが、保護色のように、東アジアの容姿を得るために。

男達は伴侶を失い、むなしく残りの生涯を
奴隷のように底辺で
送ったのかもしれません。

包容的で、あたたかい、
インダスの血を引く男たち。
神示を恨めしくさえ、思ったことでしょう。

女たちの屈辱的な扱いに、立て分けの神、国常立は、
搾取者たちを殺し兼ねない思いを、したのかもしれません。

殺さないために、引退させられた。

黒い容姿の人々では、その先の
強いもの勝ちの長い時代を、
生き延びることが出来ないから。

ただ、底辺で呻吟しながら生き延びようとする、
愛する民の末裔たちが
餓えや病で死なないように、陰で支えていることしか
できなかったのでしょう。

***

屈辱の時代はようやく終わりを告げました。

国常立はよみがえり、
女性たちが、本当に愛する男性を
選ぶことのできる時代がやってきたのです!

獣のような搾取者の血に操られる
男たちはもはや、選ばれないでしょう。

女たちは、愛する男たちの許に
戻るのです。

女たちの屈辱と、男たちの哀しみの上に
わたしたちは立ち
ようやく、自由を手にいれました。

感謝します。

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