天皇陛下の靖国神社御親拝を希望する会会長

日本人の歴史認識は間違っています。皇紀2675年こんなに続いた国は世界の何処を探しても日本しかありません。

分祀

2014-12-25 06:53:40 | 靖国
私は靖國論の冒頭に
『明らかに周囲の喧騒から隔絶された場であることを大鳥居の前に立ち感じる。
日本全国の神社仏閣の荘厳さとは完全に異にする威圧感だ』と表現しました。


今回は分祀に関してお話したいのですが、今更、知ってると声が聞こえて来るので端的に説明したところ不十分だ、まちがっているとの指摘を受けましたので差し替え、改定いたします。

まずこの『分祀』ですが古来からの神道には無い言葉です。

明らかに『合祀』に対してそれなりに異論を唱える、考える『何者』かが拵えた造語なのです。

ですから、分祀を説明するには何よりもまず『何者』の説明をしなければならないのです。

この様に靖國神社を考えるにはその浅い生い立ちより靖國に関わる周りの目に見えない『何者』の存在を見極めなければならないのです。

では『分祀』の言葉がいつ頃から使われる様になったのか?

それは昭和50年前後からなのです。

次に『合祀』ですがこれは歴とした神道の言葉で、
ある神社の祭神を、別の神社で合わせて祀ること(寄宮)。
または、一つの神社に複数の祭神が祀られている状態のこと(相殿)。 合祭(ごうさい)とも言う。

前者の合祀には、本殿で祭神を一緒に祀る本殿合祀と、神社の境内に元の神社を移転し境内社とする境内合祀、離れた飛地境内に移転し境外社とする飛地境内合祀の3種類があります。

靖國神社の合祀は後者のそれであり、その祭神は戦死者に比例して増えていきます。

昭和45年靖国神社の崇敬者総代会でA級戦犯の合祀が決定して、これに対して『分祀』の言葉が造られた事が解ります。

『何者』とはこの戦犯合祀、崇敬者、総代会とは相対する勢力であることが、確定します。

そして、『何者』はのちに明らかに政治的なスローガンを発します。

『A級戦犯を分祀せよ』です



ここで靖國神社が主張する分祀に関しての発表です。

「靖國神社は、二百四十六万六千余柱の神霊をお祀り申し上げておりますが、その中から一つの神霊を分霊したとしても元の神霊は存在しています。

このような神霊観念は、日本人の伝統信仰に基づくものであって、仏式においても本家・分家の仏壇に祀る位牌と遺骨の納められている墓での供養があることでもご理解願えると存じます。

神道における合祀祭はもっとも重儀な神事であり、一旦お祀り申し上げた個々の神霊の全神格をお遷しすることはありえません。」

靖國神社の神霊観念なのです
特殊性、威圧感なのです。



福岡県の戦没遺族会が戦犯14柱を分祀せよとの発表がありましたが

ナンセンス、不可能なのです

では判っていてわざとやっているとしたら?

無効であることが徐々に知られてきた東京裁判を肯定する意味で、

故意に論争を起こしていると見れば、
政治問題にして参拝させないか、別の慰霊施設を建設したいのか、隣国がらみの謀略か

の全てかどれかでしょう。答えは簡単です。

遺族会という直接的な被害者を利用し姑息な手段で

東條以下14柱を貶めているのです。

富田メモをシナリオにして。

戦争体験者が減る一方で
遺族会から戦争を知らない世代へと変遷していく前の

ラストチャンス、悪あがきなのです。

彼ら遺族会が終戦後に東條にその罪全てを被せ大合唱していた頃の様に。

ここで私は言いたい

東條を否定する事は
軍部を否定する事、
軍部を否定する事は
靖國を否定する事、
靖國を否定する事は
英霊を否定する事、
英霊を否定する事は
天皇陛下を否定する事、
天皇陛下を否定する事は
日本を否定する事、
日本を否定する事は
己を否定する事。

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