HKT48 「HaKaTa百貨店」 第1回（総選挙分析ライター）

HKT48 「HaKaTa百貨店」 第1回（総選挙分析ライター）


10月7日（日）26:00より日テレで、HKT48 の関東での初冠番組「HaKaTa百貨店」の第1回目の放送があった。

番組はHKT48 の関東での知名度の低さを反映してのことだろうが低予算らしく、HKT48メンバーが東京に行っての収録ではなく、ゲストのAKB48柏木由紀が博多に出向いての収録だった。

普通ゲストと出演者には、初対面ということもありギクシャク感があるが、初回にもかかわらずその感覚がほとんど感じられないのは、指原が番組のMCを担当しているので、ゲストの柏木は安心感があるのか超リラックスして番組に望んでいて、ほぼ初対面のHKT48 の若手メンバーを前にしても余裕と自信に満ちていたからだろう。

指原がMCになってAKB48のゲスト（柏木）と番組に慣れないHKT48のメンバーの間を潤滑油のようにうまく廻していた。柏木に関わるいくつかの題材を柏木にひととおり講釈させてHKT48メンバーにうまく振り、彼女らにリアクションさせる。絶妙の運び。

そのせいか、初回放送にもかかわらず、ハラハラ感なく落ち着いて見ることができた。指原の本領発揮といったところだ。

HKT48のメンバーは、元気に満ちており、自分を売り込もうという積極的な姿勢が目を引いた。特に、激痛の足ツボ刺激を受けてそのリアクションを判定する企画では、5人の中で実際に足ツボ刺激を受けたのは1人なのだが2人は激痛で泣き出すし、オーバーアクションや反応なしの子も含めて、芸暦が浅いにもかかわらず5人の演技力の高さには舌を巻いた。“恐るべし”といったところ。（ここは見所）

番組に出ているHKT48のメンバーについては、ごく一部は事前に「週刊AKB」を見て知ってはいたが、ほとんどは今回見るのが初めてのメンバーなので、HKT48のメンバーを新たに知る機会としてはうってつけだ。昨年、NMB48の「なにわなでしこ」を見てNMBメンバーがどんな子がいるかを知ることができたように、この番組によって親しみの持てるメンバーを見つけることができるかもしれない。

さて、番組を見て感じたのはHKT48のメンバーは若いということ。21歳の柏木やもうすぐ20歳になる指原も十分若いが、HKTのメンバーと比べると2人は改めておとななのだとつくづく思った。

以上