もう全部収穫したっていい時期なんだ。でも、時間がない。まだまだ公演続くから。今年は白菜もまずまずの出来、数十個を切り取って小屋に持ち込むのは、ちょっと無理。でも、少しずつ冬の備えもしなくっちゃ、ってことで、取りあえず3個だけ収穫、お日様に当てて、少し乾かす。
これ、キムチ用。大量に作って終わる頃には酸っぱくなるより、手間はかかっても、少量を何度も漬けた方が常に美味しいものが食べられる。すでに、唐辛子もアミの塩辛も水あめも手に入れてある。ここで白菜の準備をしておけば、公演終了とともに漬け込みできるだろう。半年間待ちに待った自家製キムチ、もう目の前だ。
それが終われば、次は青菜漬け、もうとっくに適期を過ぎて、外葉はやや黄色くなってきている。うーん、早く早くと気ばかり焦る。冬の到来までにやらねばならぬ仕事は山積み。
でも、まずは目の前の舞台をしっかり仕上げること。すべてはそれからだ。