たかしの啄木歌碑礼賛

啄木の歌碑並びにぶらり旅等を掲載いたします

札幌大通公園の啄木歌碑

2012-05-22 | 啄木歌碑
19日の土曜日に札幌での用事のため、花巻空港から新千歳空港に向かった。盛岡から花巻空港までは高速道路を使うと40分ほどで着きます。花巻空港―新千歳空港間は50人乗りで小さく観光バスのようです。15時からの会議なので、札幌のホテルに寄り、美味しいカレーライスがあるというので、そこまで歩いて行き、昼食をとって、啄木歌碑がある大通公園に出かけました。啄木は、明治40年、函館から札幌に来て2週間はど過ごし、小樽へと旅立ちましたが、この歌碑は石川啄木の没後70年を記念して建てられました。建立日は、昭和56年9月14日、啄木が初めて札幌の地に足を踏み入れた日となっています。








しんとして幅廣き街の
秋の夜の
玉蜀黍の焼くるにほひよ
  


           

この歌は、一握の砂「忘れがたき人人(1)」に掲載されている。


歌碑側面には『「秋風記」より「札幌は寔に美しき北の都なり。初めて見たる我が喜びは何にか例へむ。アカシヤの並木を騒がせ、ポプラの葉を裏返して吹く風の冷たさ。札幌は秋風の国なり、木立の市なり。おほらかに静かにして、人の香よりは、樹の香こそ勝りたれ。大なる田舎町なり、しめやかなる恋の多くありさうなる郷なり、詩人の住むべき都会なり。  明治四十年作 」』  とある。







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