たかしの啄木歌碑礼賛

啄木の歌碑並びにぶらり旅等を掲載いたします

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盛岡の旧町名(三戸町)

2011-09-29 | ぶらり盛岡
(24)三戸町(さんのへちょう)

本町・八日町方面からまっすぐに北の方に進んでいくと、この案内板のある三戸町に直行する。三戸町を右折して進むとJR山田線の上盛岡駅、左折して進むと盛岡駅方面です。












近世初頭の慶長期(1600年前後)に南部氏が城下を三戸から盛岡へ移すにあたり,盛岡城造営や城下町建設の工事に従事したのは三戸から来た武士や町人でした。この三戸出身の人々が集住したことから、三戸町の町名の由来です。
その範囲は,当初,内丸の日影御門の外に位置する広い地域を指したようですが、盛岡城下が整備されるに伴い,侍町と町人町が区分されると,赤川を堀とする外堀の外側の町人町を指すようになった。田町(たまち)と呼ばれた時もあった。
このように三戸町は盛岡城下最初の町人町で,城下最初の市日が立てられたのも,この町であった。市は,月に6度の六斎市(ろくさいいち),年1度の歳市の馬市も,当初この町で開かれていた。また,城下の雫石街道・鹿角街道の往還路にあたり,材木町とともに商業地として繁昌したところでした。



三戸町

まっすぐ進み、奥州街道(上田通り)を横切って進むと上盛岡駅がある





この町に隣接する外堀の土手の上に鐘楼が立てられ,「三戸町の時鐘」と呼ばれた。鐘は,現在,内丸の鶴ケ池の側へ移され,市指定文化財になっている。




三戸町の時鐘(現在岩手日報前の亀ケ池前に移転されている)







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啄木の盛岡中学時代の歌

  彫りし花は光うつらぬ古壁なりき、まぼろし 雲の影黒うちる
 
≪盛岡中学校校友会雑誌 第3号(明治35年12月)≫ 「白蘋」名で9首 (その3)

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渋民「姫神ホール」の啄木の詩

2011-09-25 | 啄木歌碑

平成7年6月、玉山文化会館(愛称・姫神ホール)が開館し、その正面玄関に女性像「風」が建立された。その台座に啄木の『あこがれ』に収められた詩のうち「杜に立ちて」の一節が刻まれている。姫神ホールは啄木記念館からすぐです。







 



ああ今、来りて抱けよ、恋知る人。
流転の大浪すぎ行く虚の路、
そよげる木の葉ぞ幽かに落ちてむせぶ。──
驕楽かくこそ沈まめ。──見よ、緑の
薫風いづこへ吹きしか。 胸燃えたる
束の間、げにこれたふとき愛の栄光。

啄木







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盛岡の旧町名(八日町、四ツ家町)

2011-09-22 | ぶらり盛岡
本町から続くのが八日町で、続いて四ツ家町になる。


(22)八日町(ようかちょう)

八日町は,文化9(1812)年に本町と改名された京町の西隣りで,本町は毎月28日,八日町は8日が市日であったことに由来する。











(23) 四ツ家町(よつやちょう)

八日町の北に四ツ家町があり,上田への出口,赤川橋の手前に,外堀にかかる四ツ家御門があり,盛岡城下を通る奥州街道の北の玄関口に当たっていた。またこの付近には,北に入る袋丁があり,谷小路という侍町があった。四ツ家町の由来は,町割に際し4軒の家を初めに建てたことによるという。また、四ツ家御門に至る通りを大四ツ家ともいった。




















「田中の地蔵さん」の名で親しまれている四ツ家の地蔵尊は,5代藩主南部行信の母堂の遺骸を荼毘(だび)に付した火屋(ほや)の跡に建てられたもので,以前は東禅寺門前の田圃の中にあったことに由来する。現在地に遷座されたのは,大正元年(1912)年である。




四ツ家教会



四ツ家教会に向かって左隣は白百合女子高等学校があったが、高校は移転し、跡地は盛岡中央郵便局になっている。また、教会の右隣は四ツ家交番で、その脇に狭い道があり、まっすぐ進むと岩手大学工学部の同袍寮まで続いていた。この狭い道路は昭和45年の岩手国体の時に拡張され、下の写真のように本町通りからまっすぐな道路になっている。






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啄木の盛岡中学時代の歌

  雲をよびて落つる光に袖、かさむ、甲斐なく秘めし我花冷ゆる
 
≪盛岡中学校校友会雑誌第3号 明治35年12月≫ 「白蘋」名で9首 (その2)

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花巻の啄木歌碑

2011-09-18 | 啄木歌碑
花巻といえば宮澤賢治ですが、花巻市東和町の釜石線「土沢駅」隣の菊忠印刷の前に啄木歌碑があります。あまり知られていない歌碑かも知れません。建立した菊池忠七さんのお話では、大学の恩師である金田一京助先生に、この歌は「軍人の・・・・」とあるので、歌碑などを建立する人は誰もいないと思うので、お前が建立するようにと言われており、菊忠印刷操業85周年記念として、平成16年10月に建立した、ということでした。









軍人になると言ひ出して、
父母に
苦労させたる昔の我かな。

啄木



この歌は、啄木の歌ノート「一握の砂以後」(明治43年11月末より)にあり、創作(明治44年3月号)に発表、悲し玩具に掲載されている。



石川啄木が学んでいた当時(明治31年~明治35年)の盛岡中学校は、立志の気風にあふれ、軍人志望の学生が多かった。啄木もまたその風潮に刺激された一人で、体操の時間には小隊長となって得意がったという。その頃、三歳年上で、上級生の及川古志郎が、海軍兵学校の目指して勉強中であることを知った啄木は、軍人になるための指導を仰ぐために及川を訪ねた。しかし、僧侶の父、寺と関わり深く過ごした母が、たった一人の息子の軍人志望を知った時の驚きはいかばかりであったろうか。一方、及川は厚意ある指導を惜しまなかったが、啄木の小柄な体格は軍人に向いていないと判断し、それとなく啄木を諭したという。その交友がきっかけとなり、大の読書家であり、文学にも精通していた及川が、啄木に文学への興味を抱かせることとなる。やがて、啄木は詩人の道を歩み、及川は海軍士官の夢を実現させ、後年、海軍大臣の要職についた。大きな志を抱いて羽ばたいた二人の魂は、今も人々の心の中で生き続けている。(平成16年10月 菊忠印刷操業85周年記念 石川啄木記念館学芸員 山本玲子)



高村光太郎ゆかりの地









山静

太古

光太郎



芸術家高村光太郎が花巻にて過ごしたのは、太平洋戦争も終わりに近い昭和20年5月からの7年間になります。疎開先の宮沢家も戦災を受けたため、転々とした後10月に岩手県稗貫郡太田村山口の小屋に移り、農耕自炊の生活を始めました。現在の高村山荘です。
その間、東和町の小桜家(料亭)に食事に来た時、食事したテーブルに文字を刻んだ。そのテーブルは現在、大きなガラスケースに入れ、床の間に飾っている。




土沢まつり








土沢まつりは9月17日~18日です。また、19日は東和町の三熊野神社の泣き相撲(みくまのじんじゃのなきずもう)です。












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盛岡秋祭り

2011-09-17 | ぶらり盛岡
盛岡秋祭りが9月14日~16日に行われました。盛岡八幡宮祭り の山車行事は1709年(宝永6年)9月14日、南部藩の街造りが完成したのを祝い、全町の若衆がそれぞれ趣向をこらして3日間城下目抜き通りを練り歩いたのが始まりと伝えられています。現在、盛岡市の無形民俗文化財に指定されている。




盛岡の秋祭り



祭りの間、神社周辺の町内には次々と山車が通り、太鼓やおはやしの声で華やいでいます。祭りの日程は、毎年9月14日午後1時から八幡下り、15日午後6時から山車大絵巻パレードで、各町内の山車が勢ぞろいする、祭りの見どころです。












16日は八幡宮境内で古式ゆかしい流鏑馬(やぶさめ)です。今年は天気も良く、多くの人でいっぱいでした。




3人の射手が参加し、土煙を上げ、400mの馬場を駆けていく。「エイ」「ヤー」「オー」と弓を構え、引き、矢を射っていきます。



的に命中です。




射手が去った後、馬に乗った介添奉行が「よういたりや」と大声で射手を褒めたたえ、馬場を駆け抜けた。




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啄木の盛岡中学時代の歌

  旅は君、胸のわかきにふさはずよ、みだれて雲の北にとき夢。
 
≪盛岡中学校校友会雑誌第3号 明治35年12月≫ 「白蘋」名で9首 (その1)

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