おじぃの独り言

セミリタイアして第二の人生をエンジョイするおじぃの備忘録です。

今に伝える現代の三線名工『沖縄三線製作組合』@那覇安里

2017-04-08 06:22:47 | 旅行
おじぃは沖縄にはまり、泡盛、三線を少々楽しみます。三線は手造りで手間と時間がかかる楽器なので選ぶのが難しく、どこどこの誰が造った三線がどうのこうの世界があり、調べていくうちに三線の名工の集まりの『三線製作組合』にあたりました。



『三線製作組合』には、名工による一丁数十万円する三線がたくさん置かれており、自由に触れて自分の耳で音色を聴けます。三線専門店の話だと、10万円以上もする三線はお店に置いておらず、オーダーメイドとなりどんな音色になるか造ってみないと分かりません。『三線製作組合』で自分の気に入った音色を見つけて、オーダーメイドするときにお願いします。もちろんこちらでも購入できます。ありがたい事にこれだけの数の三線があるお店は他にはないですねぇ。



三線の良し悪しの一つに棹の材質があります。硬い材質の木が良いとされ、ここではいろいろな原木が展示されていて目で見て手で触れて知る事ができて よくわかりました。



琉球王国時代の名器『開鐘(ケージョー)』にまつわる興味深いエピソードが残されています。ある時、首里王府の別邸だった御茶屋御殿(ウチャヤウドゥン)で名工・真壁里之子(マカビサトゥヌシ)の作った三線を集めて弾きくらべをしました。大抵の物は夜が更けるにつれ音色が悪くなっていったが、その一方で暁を告げる開静鐘(ケージョーガニ)の音が響きわたる時間になっても、ますます美しい音を奏でた三線が五挺残りました。この五挺は真壁作の優秀なものとし、『五開鐘』と呼ばれるようになりました。五開鐘の中でも筆頭とされるのが王家所有の盛嶋開鐘です。



三線の世界も奥が深く、ますます興味を持ったおじぃでした。


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