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九州の旅 12(最終回) 門司港レトロ

2024年05月13日 | 撮影旅行

 

九州の旅最終日の4月25日は、河内藤園で藤の撮影後に門司へ14時前にやってきました。

門司港駅周辺は門司港レトロと呼ばれ、外国貿易で栄えた時代の建造物を中心に、ホテル・商業施設などを大正レトロ調に整備した観光スポットです。

フェリーの乗船時刻は17時30分、それまで門司港レトロの街並みや、JR門司港駅の構内を散策しました。

 

 

 

門司港レトロ展望室

31階、103メートルの高さから関門海峡を一望できるそうですが、今回は上っていません。

下に見える赤煉瓦の建物は旧門司税関です。

 

JR門司港駅(1914年完成)重要文化財

関門トンネルが開通するまで九州の鉄道の玄関口であり、対岸の下関との間に就航した関門連絡線との連絡中継駅として賑わった。

現役の駅舎で重要文化財に指定されているのは、当駅と東京駅丸の内駅舎のみです。

 

 

駅構内もホームもレトロな雰囲気で、人気の撮影スポットです。

 

 

 

「CT」ロゴは、「Commuter Train」を略したものです。

 

誰もいないこのホームでのポートレート撮影が人気のようです。

 

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腕木式信号と0哩(マイル)標

明治24年4月1日、この門司港駅 (当時の門司駅) から玉名駅 (当時の高瀬駅) まで鉄道が開通しました。このとき門司港駅に0哩標が建設され、九州の産業と文化は、ここを起点として延びる鉄路とともに栄えてきました。その後、駅舎の移転により0哩標は撤去されましたが、鉄道開業100周年を記念し再び0哩標が建立されました。
昭和47年10月14日 日本国有鉄道九州総局 と刻まれています。

 

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古いレールを柱に使っています。

京阪電車京津線の大谷駅〜追分間の架線柱にも1910年(明治43年)京阪線創業当時の廃レールが使われています。

京都市地下鉄への乗り入れ前の旧大谷駅のホームにも同じ廃レールが使われてました。

 

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関門橋

 

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関門橋の下を大型客船が通ります。

 

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旧大阪商船

門司港駅前目前の港町に建つ旧大阪商船は、かつては国際的な港のターミナルとして門司港と国外とを結んだ、国内有数の重要拠点でした。大正期の建築技法が光る建物は、名建築としても有名です。

 

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和風レストラン 三井倶楽部

 

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正面に見える煉瓦造りは「大連友好記念館」

北九州市と中国・大連市の友好都市締結15周年を記念して1994年に建てられた、門司と大連の両港を結ぶ長い交易の歴史を象徴する施設です。
大連市に建築された鉄道汽船会社の建物がモデルになっています。

 

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お天気も良くて門司港レトロの散策も楽しかったです。

 

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少し遅めの昼食は瓦そば

 

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iphoneで撮影

 

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瓦そばと明太子茶漬け

 

長い間綴ってきました九州紀行は今回で終わりです。

次回から先日に行った古知谷阿弥陀寺や、4月から何度も通っている湖西の里山の風景などをアップしようと思います。

 

撮影日 2024年4月25日

撮影地 門司港レトロ(福岡県北九州市門司区港町)

機 材 Nikon Z9

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S