忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

稚拙な権力者を持つ不孝

2017-07-19 | 共に

 【 地 軸 】 2017/7/14 地方紙1面下段コラムより

[ トランプ米大統領は多い忙し。先日はプロレスで場外乱闘し、今度は戦闘機を撃墜している…えっ!。
 ▲米CNNテレビのロゴマークが合成された戦闘機を、大統領が撃墜する動画がインターネット上に公開された。投稿者は長男のジュニア氏。映画「トップガン」を加工したとみられ、「今まで見た中で最高の映像の一つ」とご満悦とか。
 ▲少し前には大統領自ら、CNNのロゴを重ねた人物を殴る動画をツイッターに投稿している。品位を欠く振る舞いとメディアへのむき出しの敵意がひんしゅくを買ったばかりなのに、親子でそろいもそろって。
 ▲大国の為政者が批判に逆上し、幼稚な反撃で悦に入る姿は「おもしろうてやがて悲しき」というほかはない。だが日本でも、まさかの「いいね!3連発」が。遠い海の向こうの話を笑ってはいられない。
 ▲朝日新聞を「言論テロ」と批判した投稿に、首相のフェイスブックから「いいね!」。都議選の首相演説に「辞めろ」コールをした聴衆に、自民党衆院議員が「共謀罪」法で逮捕せよと求めた投稿に、自民党衆院議員が「いいね!」。さらに「活動家の妨害」とした別の投稿に首相夫人から「いいね!」。軽々しくも攻撃的な政治の本音が悲しい。
 ▲164年前のきょう、ペリー率いる「黒船」が来航、鎖国日本は太平の眠りから起こされた。現代の黒船は、電脳の海を渡って瞬時に到達する。米国の危うい攻撃手法によもや憧れ、まねることのないように。]

 ( 忘却への扉 ) 先日政治評論家が安倍首相と長時間の食事会で会話をしたと話していた。報道各社トップなどとの首相の積極的なお食事会。それが一つ上からの圧力ともなり、忖度が働き報道の自由と国民の知る権利を奪う結果につながるのも事実。
 トランプ米大統領の動画は見たが、これで米国の大統領かと呆れる行為で、安物お笑いタレントの演技を連想させる。先の大統領選に絡むロシアの後ろ盾疑惑から目をそらせる権力者の力を見せつけているつもりなのか。
 技術的に劣るのか、世襲の家訓か、タレント安倍首相のトランプ米大統領のモノマネはもっぱらお友だち付き合いていど。だが、日本国内で首相からの積極的お食事会へのお誘いというので、代金は首相の自前か自民党か内閣のお金が使われていると思っていた。ところが「首相との食事かいの代金を支払うのは、私たちですよ」と評論家が言うのを聞いて驚く。だったら、首相受けの発言をやめ、遠慮なく政権批判もできるはず。 6/16

 

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