忘却への扉

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お国ことばを聴くはずが

2012-06-04 | 共に
 毎日ミニ携帯ラジオでRCC・中国放送を聴いていたのに、電波が入らなくなって長い年月が経つ。以前広島で安物のちっぽけなラジオを買い、地元で聴こうとしたけど役立たず。
 家電店で買った中国製は見た目どおりのオモチャだった。今回の広島行きでは普段使い慣れたラジオでいつでも聴けるようにズボンのポケットに入れ持って行く。
 孫たちから運動会の応援に来てとの誘いにのった。1日目は孫娘の中学校だが今年も運動場は他校のを借りての開催となる。
 曇り空の運動会日和、でも会場では生徒や来場者に危険な気温と熱中症対策を呼びかけるマイク放送が度々あった。競技中に女子生徒が数人かに抱えられ運ばれもした。
 次第に各競技が終わり集団で競技場を出る時土煙が増してくる。遅く始まり早く終わる略式運動会。
 翌日は小学校と各地区町民との合同でみんな一緒の運動会、孫は親子競技に幾つか出る。各地区対抗戦などには目新しい競技もあり見物だけでも楽しかった。でも校庭を舞ったつむじ風で本部席テントなどが倒れかけたのには驚く。
 この運動会の応援にはもう1人の孫も両親と一緒初めて来た。夕方までの短い間を孫たちは遊び、隣り町でみんなで食事と買い物をして別々に帰宅する。
 結局広島でのラジオはポケットに入ったままで番組を聴くのは忘れてしまったが、にぎやかな地元広島弁はたくさん聞けた。