忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

招待状への案内

2009-06-19 | 平和を
 登録していない番号からケータイに掛かって来た。後の方に同じ数字が並んでいたので、まず大丈夫だけど名乗らずに出た。あちらが私の名字を言って尋ねてから、自分の所属と名前を言った。だったら知っているけど要件はなんだろうかと、言葉を聞く前に悩んでいる。
 山なのでケータイの受信情況のせいか話がはっきり通じなかったが、招待状が必要かどうかのことらしい。でもなにの?
 被爆都市広島が毎年8月6日に開催する広島市平和記念式典への招待状が、届いて出席欠席を選べるのではなく出席する人だけに送付する方法?
 初めての二度とない機会に出席したい気持は強いが、即答は苦手で結局欠席になってしまった。平和公園にはよく行っているが、原爆が投下された同じ日の時間にあの場所に立ったことは無い。
 8月6日は若くして亡くなった友人の命日でもあり、毎年墓参りを兼ねて平和を祈り続けている。以前、非核平和を願う市民からの平和記念日にみんなで平和公園にと誘いもあったがあきらめた。
 家に帰り広島市の電話への返事を伝えると「もったいない。出席すればいいのに、どうして」と批難された。出席を勧められたのが意外で嬉しかった。
 式典には参加できなくても、非核・非戦の平和な社会を守る気持は変わらない。平和は儀式や武力では存続できない。平和憲法の重要な価値を再認識する。