忘却への扉

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自由が無くなる

2008-04-14 | 平和を
 新聞の数面に太字の見出しが[自衛隊宿舎立ち入り【反戦ビラ配布 有罪】最高裁上告棄却 表現の自由反せず]
 ビラを新聞受けに入れたと逮捕され有罪となる日本。「自衛隊のイラク派兵反対!」のビラ配布に宿舎に入ったと住居侵入容疑で逮捕・起訴。
 75日間拘置に、人権団体のアムネスティ・インターナショナルは3人を思想信条を理由に拘禁された「良心の囚人」に日本で初認定した。
 市民の自由が裁判で守られない[「表現手段奪われた」 反戦ビラ配布有罪 被告ら憤りあらわ 不当性訴え 今後も] [市民活動は萎縮傾向]
 社説も[反戦ビラ有罪確定 表現の自由がおびやかされる]と一審地裁の「住居侵入罪に当たる」としても「憲法が保障した政治的表現活動。被害程度も極めて軽い」と全員無罪が正当と支持する。
 御国の側で裁くのか。法の番人は、権力など強いものに厳しく弱いものを守ると信じていた。市民には厳しい制限付きの表現の自由か。思想信条等の自由が逆に自衛隊や警察現場でさてどれだけ満ちている。
 今回は理由は変えても「戦争反対」でなければで逮捕されず有罪とならない事件。わが家にもビラは入る。無駄が多いが、関心の無いのは処分するだけ。