忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

寝物語りか

2008-04-01 | 日々
 わが家のほとんどの家族が揃ったうれしい数日の、最初の賑やかな夜の翌朝。まだ夢心地の中で、電話の呼ぶ音に目が覚めた。
 この時間なら多分私じゃない。まだぼお~っとした頭で考えるより先に、妻が電話口に出た。そして受話器が私に届く。
 「フログ?のことだって」私も布団の中で受け取り、ああブログかと話を始める。横に妻がいるので言葉を選ぶ。妻にもまだ黙っていたこと。
 この人にブログのこと話したかな。以前ホームページの話題で、私も似たようなのをしていると言ったがあれか。
 「探したけどわからないから教えて欲しい」でもそうすれば妻にもバレる。電話して来た知人には私の立場と状況は想定外で、聞こえている妻も「言ってあげたら」といらぬこと。
 知人には今度直接会う機会でもあれば伝えてもいいかと思うのだが、この電話口ではまだ早い。「探して偶然会えれば…」と言うしかなかった。
 その後深く追及もされず一眠りして、妻は先に起きた。子供たちに報告が済んでいた。ブログに関心がないようだが、そのうち妻に白状するかと思ってはいる。