豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

目指せQ1「熱損失係数1.0w」住宅を…北斗市

2017-12-04 17:34:06 | ファース本部

家の床面、壁面、天井面、窓などの開口部、換気や隙間から逃げる総ての熱を総熱損失量と云い、それを述べ床面積で割った数値が「Q値(熱損失係数)」です。
北海道エリアでは「Q1仕様」のファースの家が多く建築されています。

「Q1」<キューワン>とは、1.0w/㎡K(Kは内外温度差、㎡は床面積)と言う事です。
内外の温度差1℃の時に家から逃げる熱量が1w。
この家は、外気温0℃の時、33坪(100㎡)の住宅で、家全体の内部気温を20℃にキープするために必要な熱量は1.0×100×(20-0)=2,000w(2kw)となります。

この家で4人家族の場合は、4人の人体熱、電化製品等の生活発生が600w程度となります。
窓から入る日射熱量(ファースの家は太陽熱を入れて熱を逃がさない専用特注ガラスを使用し、その熱を空気循環で床下等に蓄熱)1,000wの合計が1,600wとなります。

つまり外気温0℃時には、家の全体を20℃で保つための暖房熱量が600w(100w電球6個分)で済む計算となります。(これは一日平均の1時間当たりの数値です)
2020年省エネ義務化を控え住宅業界の多くは、この「Q1」住宅を目指して奮起しています。

地域ごとに断熱基準が出来ており、1・2地域の北海道、3地域の青森県、岩手県、秋田県、4地域の宮城県、山形県、福島県、栃木県、新潟県、長野県、九州の宮崎県、鹿児島県が7地域で残りの東京等が5・6地域、沖縄県は8地域です。

1地域1.6w、2地域1.9w、3地域2.40w、4地域以南2.70w以下等となっています。
ちなみにファースの家のQ値は、北海道標準仕様1.4w、北海道以外の標準仕様1.6wです。
ファース工法専用の断熱材エアクララを厚くして、トリプルガラスのサッシを採用することでのQ1仕様のファースの家(写真は床下部分)が多く建築されています。
これに太陽光発電パネルを乗せたのがZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)です。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする