私達の家づくりでは、市販されているモノで殆どが満足する事が出来ます。
それは一般的な家づくりを行う事を前提にするからなのでしょう。
世間で建築されている住宅は、その市販されている部材を上手に組み合わせて行っています。
私は、昭和60年に家の中で使用する熱源の総てを電気で行う、今で言うところのオール電化住宅を創設しました。
電力会社で前例がないとして驚いていたので、おそらく日本では初めてなのでしょう。
それは、家の中の気温と湿度を一定化させるために止むえない事情があったからです。
平成元年に樹脂スプレー発泡断熱方式のファース工法を創り上げ、その家の断熱や気密性能に自分ながら驚いたものです。
ところが従来の基準外の断熱材のため、当時の住宅金融公庫の割り増し融資対象になりませんでした。
この断熱工法の公的認定(評定)を交付されたのが平成5年4月と5年の歳月が掛かりました。
今までにない工法は、既成概念や既得権を侵すことになり大きな抵抗勢力に遭遇します。
総てが住む人にいっそう住み心地が良くなることを前提の研究開発です。
ファース本部は常に、そして現在も将来も新技術の研究開発を実践して行きます。
写真は弊社の研究開発室でグラスウール300㎜に相当する断熱ガラス壁の試験を行っています。
この研究開発は、概念がなかっただけに既得権益を侵すことはないと思われます。
ハウジング事業部の小泉常務と久保田主任が何度も繰り返しスペック確認を行っていました。
このガラスの断熱壁が出来ると、今までに想定できなかった家づくりが可能になりそうです。
さて、今日は研究開発やご来社された来客対応などの時間を過ごしました。
毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新