今日は、健康省エネ住宅国民会議北海道協議会主催の「健康長寿の実現を考えるセミナー」を開催いたしました。写真は会長の牧康昌さんです。
牧さんは、ラジオパーソナリティーの仕事をしておりますが、「言葉は日溜りより温かい」を持論にし、毎日マイクに向かっているそうです。
牧さんは「命の電話」のボランティア活動を行っており、生命の在り方と苦悩する人々の声を聴く機会が多いと言います。
「私達は今生きて此処にいる。昨日亡くなった人はこの場面を見たくとも見られない。」
つまり、今日の日を、この時間を生きている事の意義に気付くことを促しているのです。
メイン講師の栗山町の社会福祉協議会事務局長の吉田義人さんは、「高齢化社会の到来」との言い方が極めてネガティブである。「長寿社会の到来」と言い直しが必須だと解きます。
高齢者社会とは、若い人が高齢者をケアーすることが前提で言われている。
長寿社会とは、健康で長生きすることで死ぬ寸前まで自立して社会活動の出来る仕組みづくりこそ重要だと言うことです。老々支援、場合によっては老若支援も在り得るのです。
少子高齢化とは、まさに年寄りを若者が支えなければいけない状態を前提に聞こえます。
長寿社会とは、老若男女のそれぞれが相互支援の出来る街づくりを前提にします。
その中で語られるのが、私達の地域密着型工務店の存在です。
地域コミュニティの中心的役割を果たすのは、その地域密着の工務店なのだと言う事です。
今日のセミナーには、北斗市議会議長の池田達雄さんが来賓でスピーチして戴きました。
来賓挨拶後、次の会合に移動するわけでしたが、レジメを読んで予定会合をすべてキャンセルし、最後まで傾聴して戴きました。セミナー内容に感銘する事が多かったと言います。
今日のセミナーは社会福祉の充実を地域で担って行こうとの内容です。
高性能住宅の研究開発と、その家を、地域工務店供給を目指す私達には、社会福祉との関わりや貢献度を図り得る大きな動機付けとなったようです。これから反省会に参加です。
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