気が重いよ…伊那篇

落ちるところまで落ちた男の日記

嗚呼、御嶽海---

2022-09-20 19:13:22 | 鶴竜・御嶽海&大相撲
大相撲秋場所、御嶽海は初日(翠富士)・2日目(逸ノ城)と連勝し、これは今場所やってくれるぞ!と期待を抱かせてくれました。
しかし、3日目明生に押し出されて破れると、4日目翔猿に寄り切りで負け2勝2敗の5分に。
5日目宇良に勝って3-2になったときは、ここから巻き返してくれるだろうと思ったのです。
しかし、翌日から泥沼が始まります。
6日目琴ノ若、7日目霧馬山、中日若隆景、9日目大栄翔に力無く負け3-6になってしまいました。
今日は10日目。
対戦成績では圧倒的な強さを誇る玉鷲戦でしたが、解説の北の富士さんの言う通り対戦成績はまったくアテにならず、掬い投げを打たれ負けました。
優勝争いをしている8-1の37歳玉鷲と、大関カド番3-6の御嶽海の差が出てしまいましたね。





今年は、初場所13-2で優勝し大関昇進。
春場所大関昇進後も、11-4でこれは横綱も近いぞ!なんて思わせてくれましたよね。
ところが、翌 夏場所初日の高安戦で右肩を負傷し、そこからおかしくなりました。
それでも、その場所6-9で終えたのです。
勝った相撲は、叩きや引きが多かったのは確かです。
右肩に不安が残る名古屋場所、痛みに弱い御嶽海はまともに相撲が取れません。
6日目を終わって2-4。
カド番なので、負け越せば大関陥落です。
しかし、7日目出羽海部屋をコロナウィルスが襲います。
その日から休場し、2-5-8休で名古屋場所を終えました。
ご存知の様に名古屋場所はコロナが猛威を振るい、全力士の3割が休場。
奇跡的に御嶽海は番付据え置きとなりました。





そして、再び0からカド番スタートの秋場所が始まったのです。
御嶽海は、場所前のTVインタビューで「最低10勝、それ以上(優勝)も狙う!」と言っていました。
それなのに---。
北の富士さんも言っていましたが、御嶽海は甘く見過ぎ。
今の、関脇以下幕内上位の力は凄いですよ。
勝ち越しても、三役に上がれないんですから。
決して、大関陣に引けを取らない面々ばかり。
事実、横綱の照ノ富士5-4から休場。
大関の貴景勝6-4、正代1-9、御嶽海3-7と散々です。

明日から5連勝しない限り、大関陥落です。
仮に落ちても、九州場所で10勝挙げれば、大関に復帰出来ますが、今の御嶽海では難しいかも。
だから、今場所、あまりハードルが高く無い8勝で残留出来る訳ですから、例えば琴ノ若戦や今日の玉鷲戦等、押し込んで土俵際まで持って行った一番を、確実に勝ち切っておきたかったですね。
今場所、特に下半身がもろいです。
せっかく、押し込んでもどっしりしてないから、足が揃い、土俵際で逆転されてしまいます。
奇跡の5連勝なるか!
まずは、明日の佐田の海戦に注目です。

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