あなたの指のわざである天を見、
あなたが整えられた月や星を見ますのに、
人とは、何者なのでしょう。
あなたがこれを心に留められるとは。
人の子とは、何者なのでしょう。
あなたがこれを顧みられるとは。
あなたは、人を、神よりいくらか劣るものとし、
これに栄光と誉れの冠をかぶらせました。
あなたの御手の多くのわざを人に治めさせ、
万物を彼の足の下に置かれました。
すべて、羊も牛も、また、野の獣も、
空の鳥、海の魚、海路を通うものも。
私たちの主、主よ。
あなたの御名は全地にわたり、
なんと力強いことでしょう。
詩篇8編 3節~9節
ダビデの賛歌です。
一節にも、あなたの御名は全地にわたり、なんと力強いことでしょう・・と言っています。同じことばを二回繰り返しています。
ダビデはダビデ自身の生涯に於いて、主の力ある御業を体験し続けました。ダビデの人生は神に聞き、神の御心を行なう人生でした。そして、神が語られる言葉がその通りになることを体験し、創造の御業からも知っていましたし、神の言葉の成就に伴う御業を自分の人生の中で体験していました。
ですから、あなたの御名は全地にわたり、なんと力強いことでしょう・・・と二度も語らずにはいられなかったのです。
私たちの人生に於いても同じです。神の御心を知り、従うとき、神様はご自分の力ある業をもって成就されます。私たちも体験し、ダビデのように『あなたの御名は全地にわたり、なんと力強いことでしょう。』・・と、主を誉めたたえましょう。