止まらず一歩

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それを残していこうと思います

火星が接近

2018-08-01 15:13:46 | Weblog
暑い朝、黙々と歩いた。
「火星が大接近・・・」イャーホン越しに女子アナの声を聞いた。
昨夜もラジオでそんなことを聞き、ベランダに出て空を仰いだ。
南東の方角に、やや大きめの光があった。
火星は地球の外側を687日かけて太陽を回り、その軌道が楕円状になっているため地球との距離は遠くなったり近づいたりするらしい。
太陽から見て地球と火星が一直線に並んだときが、地球と火星の最接近になり今回の距離は5,759万Kmということだ。
太陽までの距離は15000万Kmで太陽光が地球に届くのに8分かかるというから、目に届いている火星の光は3分チョット前のものになる。
因みに次の接近は11年後で、いちばん遠のいたときの距離は約4億Kmになるという。

六月末、信州行きのバスツアーに参加した。
ホテルの近くに、日本一の星空観測地点があった。
木星と月が接近しておりツアー参加者は交互に天体望遠鏡を覗いた。
星だけを睨んでいて気が付かなかったが、先生が「あれが月暈(げつうん)」と指をさした。足元の感覚で1メートルくらいの大きさで月を囲む薄い光の輪があった。月が透けて見えるような薄雲に覆われているとき
この雲に含まれる小さな氷の粒がプリズムのような役割をする。らしい。
「滅多に観られない」と言うので、ときどき空を見上げるが、あれいらい月暈を見ることはない。
月と地球の距離は36~40万Kmで、毎年3センチくらいずつ遠のいているという。
しだいに月が遠ざかっていくと地球にどんな影響があるのだろう・・・

      (写真=地球と火星)

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