止まらず一歩

何かをさがして
舞台を増やしたり変えたりしながら
それを残していこうと思います

さようなら2019

2019-12-31 15:48:24 | Weblog

 10月ころ、痰がからむようになり、咳をして出そうとすると胸(肺)が痛んだ。 今年、最後のゴルフもその頃だった。前半のハーフは何とか乗り切ったが後半の2~3ホール過ぎから怪しくなった。特に、バンカーで数を叩いてからグリーンに上がるのに足が動かず、そのまま後ろにひっくり返りそうだった。同伴者から心配されながら18ホールを回り終えたが散々だった。それでも暫くすると表むきの苦しさは回復するが、疲労は溜まったままだ。

 かかりつけの診療所で検査をするも特に肺気腫が進んだということはなかった・・・肺年齢って、いくつまであるのだろうか。

  ひと月近く経って、痰も出なくなったので誘われてカラオケに行ってみると、伸ばすところで声が途切れ、高いところで”かすれ”てしまう。点数も平均して5点は下がっていた。休みすぎたかと思うが、その後頑張っても結果は悪いままだ。

 かつて5年ごとの節目を意識したが、70を超えてからは毎年・・・いや年を待たず何かあるごとに変調を感ずるようになった。

一頃は年に900万も歩けたのに、年々落ちて今年は540万歩になった。ゴルフは回数が減るのに逆比例しスコアが高くなって110一歩前にいる。政府が老後2000万円の蓄えが必要だなどと言ったせいか、釣りの回数は落ちた。

 あとは気持の問題だ。アベ嫌いをエネルギーにしてボケの進行を止めようと思う年の瀬である。

皆さん、いい年をお迎えください


2020年はどんな年

2019-12-28 12:49:46 | Weblog

2020年の干支は庚子

 <十干>は太陽の運行を、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・葵に十等分したもので、2020年の『(こう)』は7番目になります。 季節でいえば秋の初め、生命サイクルでは結実や形成という変化転換を表します。 また「庚」という漢字は、杵を両手で持ち上げる象形と植物の成長が止まって新たな形に変化しようとする象形からできた文字で、「かわる」や「つぐ」という意味があるといいます。ここから、「庚」は結実の後に転身することを意します。

 <十二支>は月の満ち欠けを、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の十二等分にしたもので、2020年の『(し)』は1番目で、前年の「亥」で、土中へ埋まっていた種子が発芽し生命がスタートすることを意味します。 また「子」という漢字は、頭の大きな赤ん坊が両手を広げた象形文字ですが、子の元は「孳じ)」で、生む、繁殖にあり、十二禽でネズミを当てたのも多産のイメージからきています。

 そこから、2020年の庚子が表す意味は新たな芽吹きと繁栄の始まりになります

 <五行>の話をします。これは、世の中のすべては5種類の元素「木・火・土・金・水」に分類され、十干と十二支の組み合わせによって、互いを高めたり、打ち消し合ったりします。 2020年の干支「庚子」については、「庚は金」で、「子は水」、これは「金生水(こんじょうすい)」といわれる相生(そうじょう)関係になります。相生とは互いを生かす関係のことで、金は温かい空気を冷やして水を作り出し、溢れた水の流れが土中に眠る金を洗い出し、人の手元に運んでくるといわれています。

  ◆西洋占星術の水子玉子さんは、2020年について<未知のものと遭遇し、人々の意識が刷新されるような、大きな時代の曲がり角になる>といっています。

 干支も占星術もどこかでつながっているのか、「転換・繁栄」「時代の曲がり角」を示唆しています。たしかに、人の意識が進んで今の政権を変えることができれば、少しはマシな世の中になるような気がします。


政治資金でホテル代を捻出?進次郎大臣「人妻セクシー不倫」報道

2019-12-27 09:06:03 | Weblog

12/25(水) MAG2NEWS

 週刊文春が26日発売の最新号で、小泉進次郎環境相が「幽霊会社に高額発注で政治資金4300万円を支出していた」という疑惑と、「交際していた人妻実業家との不倫ホテル代を政治資金から支払っていた」という疑惑について報じている。

小泉環境相、幽霊会社に政治資金を流用か

 記事によると、小泉進次郎環境相の資金管理団体「泉進会」および、小泉氏が代表をつとめる「自由民主党神奈川県第11選挙区支部」がエムズクリエ(以下エムズ社)に対し、 2012年から2018年まででポスター代や印刷代などの名目として約4300万円が支出されていたという。週刊文春が取材したところ、エムズ社の所在地とされる千葉県野田市の該当地へ出向いたが、エムズ社の表札などはなく、地方法務局に問い合わせても、エムズ社の法人登記はされておらず、実態のない幽霊会社ではないかと記事では伝えている。  実際にエムズ社の当事者とされる男性に話を聞いたところ、「法人登記というより、個人事業主として登録していて、税務申告も毎年している」とし、受注額が相場より高いのではという記者の質問に対しては、「選挙はキワモノなんです。高いか安いかは、お客さんの判断です」と答えたという。さらに「キックバックはしていないのか?」との問いに、「そういうことは一切していない」と語気を強めて答えたと伝えている。

 週刊文春が「実態のない会社に巨額の発注をするのか。キックバックはないのか」という質問状を送ったが、期限までに回答はなかったという。

小泉環境相に「セクシー不倫疑惑」

 また、週刊文春が記事の中で報じているのはこれだけではない。何と過去に不倫関係に陥り交際をしていたという人妻実業家との不倫ホテル代を政治資金から支払っていた疑惑があるというのだ。果たしてこの報道は真実なのか? そして小泉進次郎環境相はこの疑惑に対してどう説明するのか?

26日に発売される記事では、4度の衆院選で約3600万円の余剰金が消えている問題や、総額約8000万円となる小泉氏の政治資金に関する疑惑など6ページにわたり報じているという。

 

進二郎氏に"不倫三股"疑惑 文春報道では「人妻」「復興庁職員」「女子アナ」

 12/26(木) 東スポWeb

【~略】  26日発売の同誌(週刊文春)によると、女性実業家のさんとは各界の若手リーダーが集まる会合で知り合い、2015年ごろから親密な仲に発展。同年6月には長野・軽井沢に同行させ、夜は同じホテルで一夜を共にしたそうだ。
 問題なのはAさんが夫と子供のいる人妻だったこと。それを分かった上で逢瀬を重ねていたのだから、不倫になる。
 Aさんはその後、夫に離婚を切り出し、進次郎氏と生涯を共にしようと決意。しかしそれを「重い」と感じた進次郎氏は次第に距離を置くようになったという。

 また、同年7月下旬には同じく文春に復興庁元職員の女性と都内ホテルで密会する様子も激写されている。つまり進次郎氏は二股をかけていたのだ。

 それだけではない。本紙取材によれば、進次郎氏には交際中の別の女子アナさんがいたという。事情を知る関係者の証言。
「Xさんはフリーの女子アナで、少なくとも13年ごろから付き合っていました。その時も熱を上げていたのは彼女の方。Aさん同様、進次郎氏と結婚するために、当時出演していた番組を降板したほどです。しかし、それが重荷になったのか、しばらくして破局。その後、Xさんは超セレブ男性と結婚し、現在は海外で生活しています」

 時系列でみると、Xさんと破局するかしないかの時期に、進次郎氏はAさんや復興庁の女性に急接近している。

「進次郎氏は以前から自分の血筋から『(結婚相手は)誰でもいいというわけにはいかない。ジャニーズと同じだよ』と語っていた。しかし実際はホレさせておいて、重くなったら切るというやり方。振り回された女性の方が失うモノが大きい」とは政界関係者。
 しかも密会場所は決まって同じ系列の有名ホテルだ。文春ではこの時の宿泊費を、進次郎氏が政治資金で賄っていたと報じている。資金を目的外に使って“気持ちいいこと”をしていたのならば、許すまじ!だ。

 ちなみに、進次郎氏は復興庁の元部下女性に「ボス」と呼ばせていたが「夜の方はドM。外で気を張っている分、甘えたいようだ」(事情通)という。

 次期総裁選に出馬の意欲を見せる進次郎氏だが、まずは醜聞に対する説明責任を果たすべきだろう。


北方領土問題で首相会見「終止符を打つため全力を尽くす」

2019-12-26 08:49:57 | Weblog

12/24(火)  毎日新聞

 安倍晋三首相は24日の内外記者会見で、北方領土問題を含む日露の平和条約締結交渉について「先頭に立ってこの問題の解決を目指すとの決意には全く変わりない」と述べた。

 首相は「私とプーチン大統領の間で、領土問題を次の世代に先送りすることなく、必ず自らの手で終止符を打つとの強い意志を共有している」と強調。そのうえで「難しい問題だが、この問題を前進させる、あるいは終止符を打つために全力を尽くす義務が私にある」と述べた。(了)

 

 ◆成果ゼロの「安倍外交」ロシアが返すわけがない/12/20 FLASH

 外交関係の予定が目白押しの、安倍晋三内閣総理大臣(65)。目玉は、12月23日~25日の訪中だ。「桜を見る会」をめぐる問題が紛糾するなか、“得意” の外交で、失地回復を狙っているのだろうが、じつはこれまで、安倍外交は成果らしい成果を挙げていない。

 今回は、ロシアとの外交がうまくいっていない理由を、イタル・タス通信東京支局長のワシリー・ゴロヴニン氏に解説してもらった。

「安倍首相とプーチン大統領は、これまでに27回も会談して “親しさ” を演出していますが、そのことと、北方領土問題が進展するかどうかは、話がまったく別です。『安倍さんは、北方領土交渉のアプローチを間違えた』と思いますね。

 問題は北方領土、ロシア風にいえば『南クリル』ですが、『その島々を日露でどう分けるか』ということではない。歯舞と色丹の『2島先行返還』を言いだしたのは安倍さんですが、ロシアからすれば、『2島なら返還できる』という問題ではない。
 北方領土は、『第2次世界大戦に勝利した』という、ロシア国民にとって誇りのシンボルなんです。それを脅かすことは、プーチンには、けっしてできない。その意味で、返還はあり得ません。

 安倍さんは、そこを完全に見誤っています。返還に固執すればするほど、打開策を見出せなくなるはずです。たとえばですが、『北方領土をロシア領として認める代わりに、日本人が自由に出入りできる、経済的な特権をもらえる特区を認めてもらう』など、発想の転換が必要だと思います」(週刊FLASH 2019年12月31日号)


【桜を見る会】アベ首相枠は5千人以上 国立公文書館で共産宮本議員が資料発見

2019-12-25 10:20:43 | Weblog

2019年12月24日  田中龍作ジャーナル

 「桜を見る会」招待状の60番台が安倍首相枠であると巷間言われてきたが、それが決定的になった。 共産党の宮本徹議員が、2005年桜を見る会の内閣府の決裁文書を国立公文書館で発見した。


―《写真》2005.4.9開催・桜を見る会「分野別招待者数」》―

2005年は小泉政権時だが、60番台が総理枠、61番台が自民党枠、62番台が公明党枠、63番台が官房長官枠だった。

決裁権者が総理大臣となっていることは今も変わらない。だからこそ、政府は、書類はシュレッダーにかけた、電磁データもないと言い張っているのだ。

60番台が首相枠であることが決定的になったことにより、2019年桜を見る会の安倍首相枠は、5千人以上にのぼることが確実となった。マスコミを賑わした逮捕歴もある半グレの招待状番号が60番台の「4908」だからだ。
  ジャパンライフ山口隆祥会長の招待状番号は、60番台の「2357」だった。山口会長を招いたのが安倍首相だったのは動かぬ事実となった。
  安倍首相からの招待状は、ジャパンライフのセールストークに使われた。ある被害男性は「『安倍総理がついているから大丈夫ですよ』と言われたので、信じてしまった」と唇をかみしめる。
  史上最大の被害額となった悪徳商法事件は、安倍首相の招待状なくしてはあり得なかった。
  安倍首相が自らの選挙と政権基盤拡大のために招待した5千人以上。費用はすべて国民の税金によるものである。~終わり~

 

【一歩】2019.11.27のブログに書いたことだが

「(山口県の高級クラブ)美人ママの受付表は60-4661だった」。

この美人ママを招待したのが安倍事務所以外ということは考えられず、安倍枠が4661人以上になることは容易に想像できた。 それでも、菅官房長官は「首相枠は1000人」と嘘をいい、内閣府の役人は「書類はない」を繰り返す。

今年の漢字「令」は白々しい。

 われわれの不幸は「嘘だらけ」の仕組みの中で生きていることで、その発信源の安倍人気が下がったとはいえなお40%近くあるという「ウソ」がまた平然と流されることである。 11月末に締め切られたYahoo!意識調査には168.380人も参加し、安倍内閣支持率は25%だった。これでもまだ高すぎると思っていたら5%だというFacebook調査もあった・・・そうでなければ日本人のバカは救いがたい。


 


詩織さんレイプ裁判勝訴 海外メディアは“安倍事件”の扱い

2019-12-21 11:31:39 | Weblog

(2019/12/20 日刊ゲンダイ) 
 

 ジャーナリスト・伊藤詩織さんが元TBS記者・山口敬之氏からのレイプ被害を訴えた民事訴訟。詩織さん勝訴の判決が18日出たことを受け、19日、山口氏が外国特派員協会で会見を開いた。

 会場では外国人記者から厳しい質問が続出。米メディア「デーリー・ビースト」のJ・アデルシュタイン記者は「(山口氏に)逮捕状が出たのに執行されず、起訴もされなかったのは『上級国民』だからではないか?総理大臣の力を借りたのではないか?」と鋭く追及した。
 この裁判はレイプ行為があったかどうかが争点だったが、法廷外では山口氏と安倍首相の関係に疑いの目が向けられた。詩織さんが告訴状を出したにもかかわらず山口氏は逮捕を免れ、検察審査会でも「不起訴相当」となった。その背景に首相官邸の指示があったのではないかとの疑惑が報じられてきたのだ。山口氏が著書「総理」を出版するほど、安倍首相と深い関係にあったからである。

 実際、判決後の海外メディアはこの点を突いている。
「山口氏は、安倍晋三首相とも近しい関係にあるとされている」(BBC放送)
「(詩織さんによると)山口氏と彼が伝記を書いた安倍晋三首相の関係ゆえに刑事告訴が退けられた」(ル・モンド)
「山口氏が安倍首相と近しかったから、特別扱いされたのではないかという疑問が出た」(アルジャジーラ)

 これに対して日本のメディアは遠慮がち。山口氏と安倍首相の関係に触れた大手紙は朝日新聞と東京新聞だけ。他紙は判決内容を報じるにとどまった。
 会見に出たジャーナリストの神保哲生氏が言う。
「日本のメディアが山口氏と首相官邸の報道に及び腰なのは、本当に介入があったという裏付けが取れないからでしょう。ただ、メディアが裏付け取材にどこまで本気だったのかという疑問は残ります。官邸関係者が介入を認めないまでも、取材をすれば関連の新情報が出てきたかもしれない。もし官邸への忖度で取材の努力を怠ったのなら大問題。首相官邸とガチンコでぶつかれる記者がいないということです」
 山口氏は控訴の意向を示している。日本のメディアが奮起する日は来るのか。


米国産牛肉を輸入禁止にしたEUの勇気ある対応と安全意識 トランプに握られた日本人の胃袋

2019-12-19 14:05:52 | Weblog

(2019/12/18 日刊ゲンダイ)
 

 来月から日本にドッと入ってくる安い米国産牛肉。ところが欧州各国は、だいぶ以前から、この米国産牛肉の輸入を禁止にしている。百八十度違う対応だ。どうしてなのか。これは、食の安全を考える日本人にとって重要な問題だ。

 まず、ざっとした経緯から書こう。1980年代、イタリアとプエルトリコで幼い女の子の乳房が膨らんだり、初潮が始まるという奇怪な事件が発生した。調べたところ、米国産牛肉の合成ホルモンが原因物質ではないかと推定された。
 これをきっかけに、欧州各国でホルモン剤の使用に抗議する運動が起き、そして1988年、EC(現在のEU)は、家畜にホルモン剤を使用することを禁止した。さらに翌年には、米国産牛肉に残留する成長促進剤ホルモンであるエストラジオールに関して 「完全な発がん物質とみなす証拠がある」 と発表し、ホルモン剤使用の米国産牛肉の輸入を禁止したのである。

 発がん物質とは穏やかじゃないし、超大国アメリカを相手に、勇気ある対応だ。もちろん、米国だって黙ってはいない。「ホルモン剤を使用しても残留ホルモンは著しく低く、人体に影響はない」と反論。輸入禁止は不当として、ECの農産物に追加関税をかけたりして応酬。いまの米国と中国のようなものである。その後、この争いは裁判となり、ECは敗訴したが、かたくなに禁輸措置を解かなかった。たとえ敗訴しても、健康に疑いのあるものは国民にひと口たりとも食べさせない、というポリシーがあるからだ。

日本はどうする?
 食の安全に関して、基本的に科学的なエビデンスというものはない。薬の治験のように、人間に食わせて病気になるかどうか、試すことができないからだ。だから欧州は環境や生命に重大な影響があると疑われるものを禁止する「予防原則」の立場を取っている。もちろん輸入食品も同じだ。
 しかし日本は逆だ。「絶対に危ない」ことが明確でないかぎり、大抵は輸入が許される。今回、トランプと安倍首相ががっちり握手した農産物分野の貿易協定妥結というのは、食の安全の基準を、低い方に合わせるということだ。
 そんな経緯があって、欧州で禁止されている米国産の牛肉が、来年1月から日本へ大量に入ってくるのである。しかし、「絶対に危なくはない」からといって、欧州が禁止する牛肉を緩~い基準に合わせてどんどん引き受けていいものなのか。これはかなり怖いことだという話を続けたい。(了)

奥野修司(ノンフィクション作家) 1948年、大阪府生まれ。「ナツコ 沖縄密貿易の女王」で講談社ノンフィクション賞(05年)、大宅壮一ノンフィクション賞(06年)を受賞。食べ物と健康に関しても精力的に取材を続け、近著に「怖い中国食品、不気味なアメリカ食品」(講談社文庫)がある。


希望者は桜を見る会出席 前日に地方議員研修会 昨年4月「私物化」浮き彫りに

2019-12-15 13:52:35 | Weblog

 2019年12月13日毎日新聞

 自民党が総裁選を5カ月後に控えた昨年4月、都道府県会議員を対象にした研修会を東京都内で開催し、希望者を翌日の「桜を見る会」に出席させていたことが、関係者などへの取材で判明した。毎日新聞が自民党都道府県連などに確認した調査では、少なくとも大阪や岐阜で「研修会に出席すれば『見る会』に出られた」との回答があった。党内から「総裁選に向けた党員票固めだ」との指摘もあったといい、安倍晋三首相の桜を見る会の「私物化」が、改めて浮き彫りになった。

 関係者の証言や調査などによると、研修会が開かれたのは昨年4月20日。「党の改憲案を地方に浸透させる」との名目で都内のホテルで催され、地方議員約800人が招待された。当時の大阪府議全24人には、安倍首相名で桜を見る会の案内状が届いた。見る会は研修会の翌日で「二階俊博幹事長が研修会のついでに呼ぶ」と説明された府議もいた。
 岐阜県連も研修会の案内があったことを認め、「桜を見る会に出席したい人はどうぞということ(で招待を受けた)」と回答。岐阜県連からは17人が研修会に参加した。実際に見る会に出席した人数は、大阪府連、岐阜県連とも把握していないという。
 参加した議員らによると、研修会では総裁選に関する直接の言及はなかったものの、当時、国会で追及されていた森友・加計学園問題を巡る報道を非難する書籍などが配られ、「研修会を党総裁選の地ならしに使っているのでは」との疑問の声も出たという。
 さらに「希望すれば見る会に出席できる」「奥様も一緒に」と呼び掛けていたともいい、3選を目指す安倍首相の陣営が、党員票に直接働きかけることができる地元議員らを「招待」したとみる関係者もいた。

 桜を見る会については例年、大部分の自民党都道府県連の幹事長ら幹部に招待状が届いていたが、昨年は少なくとも京都(28人)、福島(29人)、滋賀(22人)の3府県連所属のほぼ全府県会議員が招待されていたことも、調査で判明した。関係者によると他県の全県会議員にも招待状が届いていた可能性があるという。都道府県連の多くは「個人に直接届いている場合もあり、把握していない」などと回答した。

 安倍首相は研修会で講演し、その後の懇親会にも出席した。当時の状況を知る自民中堅議員は「事実上、研修会と見る会がセットになっていて『安倍首相の陣営が総裁選対策に利用した』との声もあった」と語った。【まとめ・南茂芽育】


 


安倍首相補佐官と厚労省女性幹部が公費で「京都不倫出張」

2019-12-12 10:13:09 | Weblog

12/11(水) 16:00配信 文春オンライン 

 安倍政権で官邸主導を牽引する和泉洋人首相補佐官(66)と、不倫関係にある厚生労働省大臣官房審議官(兼内閣官房健康・医療戦略室次長)の大坪寛子氏(52)が、京都に出張した際、ハイヤーを借りて私的な観光を楽しんでいたことが、「週刊文春」の取材でわかった。交通費は公費から支出されているだけに、「公私混同」との批判も出そうだ。
<写真=菅長官の“懐刀”とも呼ばれる和泉補佐官>
<写真=大坪審議官>
 8月9日に、二人は京都大学iPS細胞研究所(CiRA)の山中伸弥所長に面会するため京都に出張。午前中に山中氏との面会をすませると、ハイヤーに乗り、観光客で賑わう河原町へ。老舗の甘味処でかき氷を注文すると、和泉氏は自分のスプーンで大坪氏に食べさせるなど、親密な様子を見せた。その後、ハイヤーで40分ほどかけて京都市北部の山奥にある貴船神社へも立ち寄った。古くから「恋愛成就を祈る社」として知られる同神社でも、大坪氏が和泉氏にお賽銭を渡したり、腕をからめて参道を歩くなど、終始仲睦まじい様子だった。
<写真=二人並んで参拝>
<写真=お参りを終え、腕を組んで階段を降りる2人>

 国土交通省出身の和泉氏は、安倍政権発足当初から首相補佐官を務め、長期政権で強まる「官邸主導」を牽引する「官邸官僚」の中心人物として知られる。中でも菅義偉官房長官の信頼は厚く、沖縄の米軍基地移設問題や新国立競技場建設、米軍機訓練候補地である鹿児島県馬毛島の買収など、安倍政権が注力する重要課題の対応にあたってきた。加計学園の獣医学部新設問題では「総理は自分の口からは言えないから、私が代わりに言う」と前川喜平・文部科学省事務次官(当時)に発言したとされる問題(和泉氏は発言を否定)を巡り、国会に招致されたこともある。

 和泉氏に経緯を聞くと、公務で京都に行ったことは認めた上で、次のように説明した。
「(貴船神社には)行きました。彼女はもともと、午後は休暇を取っているから。僕は休暇ではなく、出張です。僕の場合は特別職なので、勤務時間がないのですが」
<写真>
 また、交際については「ないです」と否定。ハイヤー代は「ポケットマネーで支払った」と答えた。
 一方の大坪氏は、往復の新幹線代の支払いについて、「内閣官房で行なっています」と公費だったことを認めた上で、午前中は公務だが、午後は半休をとったと説明した。
<写真>
 和泉氏との関係については、「補佐官から『医学用語が分からないから一緒についてきて通訳してくれないか』と言われた」などと説明し、交際について問う記者に「男女って……(和泉氏は)だいぶおじいちゃんですよね。いくつだと思う?」と回答した。

<写真>
 ただ、「週刊文春」では、この日以外にも、和泉氏がハイヤーで仕事帰りに大坪氏を自宅まで送り届けたり、都内で手つなぎデートやエスカレーターでハグする様子など、上司と部下を超えた関係であることを複数回確認している。
<写真=銀座をデートする二人><写真=手をつなぎ寄り添いながら老舗バーへ>

 内閣官房の健康・医療戦略室のナンバー2である大坪氏は、山中教授が中心になって進めているiPS細胞の備蓄事業について、国費投入の削減を突如打ち出し、「日本の医療戦略を混乱させている」(厚労省関係者)との批判があがっている。官邸・霞が関に大きな影響力を持ち、健康・医療戦略室の室長である和泉補佐官が、部下の大坪氏との不倫関係によって、公平であるべき行政を歪め、「私物化」していないのか、今後、説明が求められそうだ。

 12月12日(木)発売の「週刊文春」では、二人が京都で山中教授に要求したiPS細胞研究の予算削減案、大坪氏が和泉氏の威を借りて関係各所の人事や予算に介入した疑惑、そして山中教授が「週刊文春」の直撃に語った「オープンな場で健康・医療政策の意思決定を行うべき」などについて6ページにわたって特集している。

(週刊文春 2019年12月19日号)

 

【一歩】

どこかの和泉さんが 「安倍さんに比べたら俺たちの楽しみは蚤の屁みたいなもんだ」。たぶん・・・役人社会には大勢いそうだ。

『魚は頭から腐る』

腐敗は、安倍晋三にはじまり役人にまで伝播しているようだ。 <反社勢力の定義はない>というなら、国を食い物にする彼らも<反社>だと国民が言い始めてもあながち間違いではないような気がするのだが

 


桜見る会「調査する考えない」 廃棄データの有無で菅官房長官

2019-12-11 09:59:48 | Weblog

12/10(火) 12:34配信 共同通信

 菅義偉官房長官は10日の記者会見で「桜を見る会」の招待者名簿を巡り、廃棄された電子データが政府内に残っていないかどうかを改めて調査することはしないと説明した。「紙も電子データも全て削除していると報告を受けており、新たな調査を行うことは考えていない」と述べた。
 招待者に関し、安倍晋三首相や自身の推薦枠が確保されていた点について「反省している」と言明。今後、招待基準の明確化や予算規模を見直す考えを重ねて強調し「国民に納得してもらえる形にしたい」と語った。(了)

 

【一歩】 今は昔、同じこの人が自身の著書『政治家の覚悟(2012年=文藝春秋)』の中で、東日本大震災時の会議議事録が残っていなかったことについて「政府があらゆる記録を克明に残すのは当然で、議事録は最も基本的な資料。その作成を怠ったことは国民への背信行為」と民主党政権を厳しく批判していた。全うのことだ。

そして今回廃棄された<招待者名簿>は、さほどスペースをとるものでもなく、次年の実施段階で活用に回される参考資料になるはずのものである。さらにいえば良し悪しにかかわらず、これも歴史の一部である。廃棄する理由などあろうはずがない。なんのため(誰のため)に廃棄したかの納得のゆく説明を求めたい。

 それにしても、全うなことを言っていた菅義偉さんが、今回は一転して廃棄を容認するような発言である。上が腐ると自分も腐らなければ身が持たない(保身)のかもしれないが・・・政治家の言辞がもっともあてにならないという現れがここにある。

知識人面をして「いつまで桜をやっているんだ」という安倍一派の評論家や物書きは言うが、一般人までが安倍晋三のウソと誤魔化しに慣れてはならないのである。