内容はともかく・・・安倍晋三は忙しい。
年明け早々に英国・オランダに出かけ、間もなくモスクワに急行した。プーチンとの会談が終わるや記者の質問を避けるように東京に帰ることなくダボス(スイス)に飛んだ。
各国政財界のリーダーが揃うダボス会議は、日本の首相に講演の場が用意されていた。その場で安倍晋三は、 ●6月のG20サミットの議長として自由貿易の推進を訴えた。また●国際的なデーター流通を進めるため、データー管理を議論する枠組みの創設を呼びかけ、6月のG20サミットの議長として強調する考えを強調した。(1/24 FNN)
折しも日本では、厚労省の「毎月勤労統計」の不正調査が表面化大問題となりアベノミクスの評価にも疑問の声が上がっていた。厚労省の不祥事はこれだけではなかった。昨年の働き方関連法導入をめぐっても不適切なデーター処理があった。探せばもっとあるが、全ては安倍晋三から始まった公文書の廃棄・改竄に行き着く。
かつて私は、「春秋時代の史官に学べ」と題するブログを投稿(2018.03.26)し、紀元前548年、「斉」で起きた弑逆事件を取り上げ、史官は命を捨てて真の歴史を伝承した。と書いた。
翻って、現代のわが国では、国有地取引に破格な値引きが行われ、首相夫妻が関わっていた疑いが拭いきれていない。そこに絡んだ公務員は、誰かを忖度し、後世に残すべき取引記録を破棄し改竄し、国会で喚問されるや「記憶にない」を連発し、時がたてば好待遇で天下りしていった。公務員たちは国民を裏切り、特定の誰かの奉仕者になり下がった。 いらい、わが国では公務員の隠蔽・改竄・廃棄が日常化している(ような気がする)。そう疑われる原因をつくったのは安倍晋三であることを世界の知識人は知っている。その張本人が「データ管理を議論する枠組みの創設」を呼び掛けた。会場はさぞビックリしたに違いない。いったい日本という国は・・・
その国民は「安倍さんは疑惑に関係していなかった」にいきつくのかもしれない。
あれから70年、戦争の惨禍を知る人も減り、10年も経っていないのに原発事故の記憶も忘れられようとしている。まして、安倍晋三の嘘なんて・・・こういう国民あっての安倍政権である。
北方4島? せこいことを言うなよ。千島は占守島まで日本の領土だった。
取り戻そうロシアと戦争だ
これが安倍ニッポンだ。