カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

デリー初日は、空港で1泊

2008年07月29日 21時49分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA
 「地球の歩き方」の最初の方に書いてある。
デリー空港に深夜到着したら・・・・
市内に向わずに空港で夜を明かせ・・・と。
 その理由は、プリペイド・タクシーだからと信用して乗って、
知らないホテルや旅行会社に連れて行かれ、
金品を巻き上げられた・・そんな話が後を立たないからだ。

             

デリーから入国するのは4回目であるが、
空港で1泊するのは初めてだった。

いつもならば到着した日のホテルを予約しておき、
出迎えのタクシーを頼んでおく。
多少のお金はかかるが、
これが一番安全に市内に向う方法である。

しかし、今回は深夜23:45着で、
翌日13:00の国内線でジョードプルへ移動する。

デリー空港から市内までは片道約1時間、
往復の移動時間とホテル代を考えて、
空港で夜を明かす方を選択した。

空港の近所のホテルと言うと高級ホテルが多いのだが、
今回、数件の中級と思われるホテルを見かけたので、
後で調べてみようと思う。

               

OZ767便は、何故だか定刻より5分早く、
23:40にデリーのインデラ・ガンディー国際空港に到着した。
(仁川空港を15分遅れで離陸したにもかかわらず・・だ。

すんなりイミグレーション(入国審査)を終えて、
荷物をピックアップするためにターンテーブルへ。
 こう言う時間のある時に限って早く出てきたりする。
00:05、バッグを持って今日の椅子へ。

              

ターンテーブルの辺りに椅子がある。
今日の寝床はここである。

ありがたい事に冷房はガンガンに効いている。
冷え込んでるので、ショールを出して防寒対策。

乗客の人通りがなくなっても、
空港職員(これが危ない?)がウロウロしていた。
ほぼ1時間おきごとに各国の航空機が到着するので、
全く人がいなくなる事はなかった。

椅子は固い上にリクライニングしないので寝にくい。
完全なる仮眠である。

結局、夜明けまで一緒にいた乗客は私の他に4人だけ、
白人の老夫婦、白人の若い女性、白人の中年の男性だった。

他の国から来る友人と
空港で待ち合わせをしている様子の人もいた。

こうやって空港でも十分、
夜を明かす事ができる事を確認した。

 

トイレ(ペーパーもある)もあるし、
無料の水(ウォーターサーバー)も飲める。
インスタントだけどコーヒーは10Rs(約25円)。

7:20 早いけれど国内線の空港へ移動する事にした。
イスから立ち上がって税関へ行こうとすると、
その前に係員に呼び止められた。
 「ズッとココにいたようけど、誰かを待っていたのか?」
        (さすがだ。ちゃんと見ていたようだ。)
 「ええ。夜明けを待ってました。」

係員は微笑んで「行って良し」のジェスチャーをした。
我ながら気の利いた答えが出来たものだ。

 なお、銀行はターンテーブルの周りと税関を抜けた後にあるので、
両替の必要な人は忘れずに。

空港で夜を明かす・・・これは、あまりお勧めはしない。
若くてエネルギーが有り余っているならいいかもしれないが、
旅の本番を前に・・・疲れる・・・・・。

   
コメント (7)
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